約 969,114 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10065.html
前話 次話 京太郎インタビューその9 本日はインターハイBブロック準決勝。 あと二、三時間もすれば試合開始ですが、その前にSK君に恒例のインタビューをしていこうと思う。 今回は特別にゲストの方が来ています。 本日はお二方、よろしくお願いします。 京太郎「よろしくお願いします」 由暉子「よろしくお願いします」 はい。SK君へのインタビューで初となるゲストは、有珠山高校の副将、真屋由暉子選手です。 由暉子「ご紹介に預かりました、真屋由暉子です。突然で驚きの方も多いと思いますが、以後お見知り置きを」 先程S君が真屋選手を連れてきて、インタビューに参加させてほしいと言われた時は驚きました。 京太郎「俺も驚きましたよ。さっき一人で歩いてたらいきなり有珠山の人達に出くわして「ユキをインタビューに参加させてくんない!?」ですもの」 彼と交渉してこの席を手に入れた訳ですか。 由暉子「はい。先輩が「頼むよ! なんでもするから! ユキが!」と言って、快く引き受けてもらいました」 京太郎「それあの人が勝手に言ってただけで、俺がそれを受け入れた訳じゃないからね?」 まぁ我々としては話題になるので、ゲスト参加は望む所ですが……、真屋選手は何故このインタビューに参加をご希望されたのでしょうか? 由暉子「目立てるからだそうです」 ハッキリ言いますね。 由暉子「現在この動画は指数関数的に視聴率を伸ばし、今やインターハイに参加、観戦、その他関係者の方々で見ていない人はいないと言われる程です。打倒はやりんを掲げる私達がこれに参加し、話題を掻っ攫わない手は無い。あと面白そうだから、一波乱起こしてやれ、との事でした」 京太郎「もう全部言うじゃん……」 打倒はやりんと言いますが、瑞原はやり選手を敵視しているのですか? 由暉子「敵視ではなく、尊敬しているが故に、ですね」 というと? 由暉子「はやりんはアイドル雀士として、アイドル活動に真摯に取り組みながら、プロ雀士としても第一線で活躍する方です。どちらかだけでも容易く叶えられる事ではない以上、そのどちらも叶えているはやりんは、普通の人には考えられないような、並々ならぬ研鑽を積んできたと思います」 確かにそうですね。 由暉子「そのはやりんをリスペクトするからこそ、打倒はやりんを掲げ、はやりんを超えたい。その意思を胸に、私は頑張っていたいと思っています」 成程。有珠山高校はそのようなお考えで打倒はやりん、と。 由暉子「いえ、先輩方はどうか知りませんが」 そこは嘘でもそうだと言いましょうよ……。 由暉子「根が正直なもので」 由暉子「ですが、動機がどうであれ私を含め先輩方も、打倒はやりんとこの大会に本気で打ち込んでいます」 そうですね。そうでなければ、インターハイ準決勝のここまで、コマを進めることなど出来なかったでしょう。 由暉子「この衣装も揺杏先輩の手作りなんです。どうでしょうか?」 大変可愛らしいかと。S君はどうですか? 京太郎「そうですね。元の素材が良いのもありますが、それを活かしたこの衣装は細かい所にまで手が行き届いていて、職人技が光っていると言えます」 由暉子「ピカピカですか?」 京太郎「ピカピカだな」 由暉子「ありがとうございます。とても嬉しいです。自分の事のように」ニコ あ、今の笑顔すごく良かったですね。 京太郎「おー……」 S君も見惚れちゃいますか? 京太郎「あ、はい。あんまり表情動かない子だと思ってたので、こんな顔もするんだなって」 S君と視聴者のハートをガッチリ掴む、強烈なスマイルでしたね。 さて、今回はどのようにお話を進めていきましょうか。有珠山高校の選手としては度々インタビューをされたでしょうし。 京太郎「そうですねー。この所立て続けだったので、その後印象的な事って言われても困りますし……」 由暉子「そんなこともあろうかと、私達の方でこんなものを用意しました」トン ……カンペ? 由暉子「本来ならパネルを用意したかった所ですが、予算と手間の諸々でこのようなものに」 京太郎「それでどうするんだ?」 由暉子「これは私とS君でこんな話題を話し合えば面白いんじゃないかと、先輩方と一緒に作り上げたテーマ集です」 つまり、話のお題をそれで出していって、それを二人で話し合うと。 由暉子「そういうことです」 京太郎「へぇー。なんだか番組めいてきたな。一昔前のバラエティ感あるけど」 由暉子「それでは早速見ていきましょう。最初のお題はこちら」ペラ 「そこでボケて!」 京太郎「出オチ!」 由暉子「あ、間違えました。これは突然アドリブを振られた時の練習用に使ったカンペですね」 京太郎「ボケてが1ページ目に来る時点で完全にネタ用じゃねーか!」 由暉子「S君は、同年代の人にはそんな感じなんですか?」 京太郎「え? あー……喋り方の事か? まぁ年上の人相手に話してる時は敬語だけど、タメだとこんな感じ」 由暉子「そうなんですね。動画や雑誌だと基本的に敬語だったので、知りませんでした」 京太郎「あんまり馴れ馴れしいのが好かないなら、控えるけど」 由暉子「いえ。ふと気になっただけですので、お構いなく」 京太郎「逆に真屋の方はもっと崩してもいいと思うけどな」 由暉子「私は誰に対してもこんな感じですから」 京太郎「そっか。それじゃあ、気を取り直してお題の方を」 由暉子「はい。えー、これですね。改めて、最初のお題はこちらになります」ペラ 「今日の成香はくまさんパンツを履いている。○か×か」 京太郎「隙を生じぬ二段出オチ!」 由暉子「あ、間違えました。これは爽先輩が暇潰しに作って部内で回答した○×クイズ集でしたね」 京太郎「なんでそんなもん大会の遠征に持ってきてんだよ! しかもクイズに出るってことは、普段はそのパンツを履いてるっていう羞恥プレイじゃねーか!」 お二人の掛け合いで口を挟む余地がない……。 由暉子「それではまた改めて」 京太郎「大丈夫か? 3段ネタは銀○でもそうそうやらないぞ?」 由暉子「今度は大丈夫です。最初のお題はこちらです」 「家族構成は?」 良かった、今度はまともだ……。 京太郎「家族構成って、一緒の家に住んでる家族って考えでいいのか?」 由暉子「はい。私はマンション暮らしの一人っ子で、両親は共働きですね。S君はどうでしょうか?」 京太郎「俺も一人っ子なんだけど、うちって一つの家にじいちゃんから下の親戚が集まってる感じだからなぁ。兄弟姉妹はいないけど、一緒に暮らしてる従兄弟とかは多いってとこ」 どれくらいの人数で暮らしてるんですか? 京太郎「親世代が四人兄弟で八人いて、その下が俺含めて九人なんで、十九人いますね」 そんなに人数がいたら家が手狭になりませんか? 京太郎「うちの家は広々としてるんで、他の親戚が集まって一人一部屋使っても若干余るくらいなんですよねー」 ……もしかしてS君の家って、わりとお金持ちでは。 京太郎「んー。昔は地方の豪族だったとかなんちゃらで大きい家があるってだけです。龍門渕さんとかみたいに今でも大富豪って訳ではないですよ」 それにしてもその人数で生活するのは大変な費用では? 京太郎「あんまり気にしたことありませんが、親世代が結構稼げてるんで、家庭でお金に困ったことは無いですかねぇ」 由暉子「成程成程……」 由暉子「では、次のお題です」 「ペットは飼ってる?」 ペットですか。 由暉子「私は飼っていませんし、先輩方もそうだと思いますが、S君はどうでしょうか」 京太郎「ペットか。飼ってるよ、家に一匹。カピーっていうんだけど」 カピー? 京太郎「カピバラのカピーです」 カピバラ……というと、確かあの毛のある、大きなネズミみたいな。 京太郎「多分それですね」 由暉子「カピバラって飼えるものなんですか?」 京太郎「犬猫よりは準備とか色々必要になると思うけど、まぁうちは広いし、水場も池があるから1から全部って訳じゃあなかったな」 家に池とかあるんですか。 京太郎「はい。動物園だとカピバラは温水プールとか使ってますけど、温まる用なら温まる用でお湯を張った桶を用意するので、普段の水場はそうなります。冬場は小さい池を温められるようにしてますね」 一般家庭にはあまり馴染みのない家庭事情ですね……。 京太郎「手間やらなんやら色々大変ですけど、そこは当番制にしてますから。それにそれだけ愛着もわきますしね」 由暉子「3つ目のお題です」ペラ 「好きな衣装は?」 京太郎「一気に毛色が変わったな……」 由暉子「先輩方から一人一つお題を出してもらう形ですから」 京太郎「好きなって、他人が着てるのを見る分にはってことか? それとも自分で着る分には?」 由暉子「どちらも聞きたいですが、どちらかと言えば見る方ですね」 京太郎「見る方かー……」 由暉子「私は男性の衣装ですと、スーツのようなパリッとした格好が好きですね。カッコいいですから」 京太郎「それは同意するけど、手足が長くないと中々カッコよくならないから、平均的に短足が多い日本人男性だと難しいんだよなぁ」 由暉子「S君は長い方だと思いますが?」 京太郎「俺の男友達もこれくらいはあるけど、みんな背の順で並ぶと最後の方になるからなぁ」 基準にはなりそうにないですね。 京太郎「見る分で好きなのは、やっぱこう、女の子してる落ち着いた感じかなー。白いワンピースとか」 童貞っぽいですね。 京太郎「黙らっしゃい」 由暉子「男の人は肌面積の多い過激な衣装が好きだと聞きましたが?」 京太郎「まぁ大多数はそうだし、俺も好きだけど。個人的にはあえて主張しようとせず、清楚な雰囲気を醸し出してて、それでも尚隠し切れない身体の凹凸の存在感とかにグッと来るんだよ。ちょっとフェチっぽいけどさ」 由暉子「清楚な雰囲気と、隠し切れない凹凸の存在感、ですか」ムニムニ 京太郎「バッチリくっきり存在感出してるから、持ち上げて揺らすのは止めなさい」 由暉子「それでは最後の質問です」ペラ 「アイドルの恋愛について」 京太郎「めっちゃデリケートな質問来た!」 これ動画にして大丈夫なんでしょうか……? 由暉子「私はアイドルは恋愛御法度だと言われているので、そういうものだと思っているだけですが、S君はどうお考えでしょうか?」 京太郎「うーん……。俺は正直ファンって言える程アイドルに打ち込んだ事ないし、あまりアイドルが恋愛する事にアレルギー反応みたいなの起こす人の気持ちが分かんないかなー」 好きな人が実は彼氏がいたとか、嫌じゃないですか? 京太郎「そりゃあ嫌ですしショックですけど、一般的な恋愛とアイドルのそれは話が別だと思うんですよね。そもそもアイドルは歌やダンス、見た目の良さをエンタメとして提供する仕事であって、ファンがお金を出すのはそのエンタメに対しての筈ですよね? なのにファンがアイドルに求めているのはもれなく聖女みたいな感じで、いまいち共感を得られないというか」 まぁ、確かにそうですが……イメージというのもありますし。 京太郎「イメージで言うなら、逆に男性経験豊富なアイドルってのもキャラクターとしてはアリだと思うんですよね。俺に刺さるかどうかは別としても、需要はあるんじゃないかと」 ファンがアイドルに処女性を求めるのは間違っていると? 京太郎「間違っているとまでは言いませんけど、仮にアイドルが恋愛をしてたとして、それが真剣な気持ちならファンとしても応援してあげるべきだと思いますし、イメージと違ったからとファンを辞めるなら勝手ですけど、そのアイドルを非難するのは正直器が小さいんじゃないかなーって」 ファンになった経験無いとの事ですが、結構語りますね……。 京太郎「まぁーマンガとか読んでるだけでもそういう重めの話題とか出来事について考えさせられる機会はありますからね」 由暉子「S君としては、アイドルは恋愛をしてもいいだろうというスタンスですか?」 京太郎「ちょっと違くて、恋愛をするのは悪くないけど、自衛の為にはしないでいた方がいいって感じか?」 由暉子「? 自衛、ですか?」 京太郎「女の子は夜に一人で出歩くなって言われるだろ?」 由暉子「はい。言われますね」 京太郎「これは危ない人に襲われる危険があるから、女の子は出歩かないでおけっていう忠告なんだと思うけど。じゃあ夜出歩いてしまって、危ない人に襲われたとして、悪いのは出歩いてた女の子の方か?」 由暉子「いえ。その危ない人ですね」 京太郎「まぁ女の子も無防備だったのは否めないけどさ、そもそも夜出歩いてただけで女の子に襲いかかるような人間がいる事自体が問題なわけじゃん?」 由暉子「はい」 京太郎「けどその危ない人や心無い人は言うんだよ。「こんな夜中に出歩いてたのが悪い」って」 由暉子「ひどいですね」 京太郎「騙したのは自分の癖に「騙される方が悪い」とか言い出す人間の言い草なわけだよ。 アイドルだって恋愛禁止かどうかは事務所が決めるもので、ファンがどうこう言うのはイメージの押し付けじゃないかと思う。けど世間にはそれが正しいと信じてて、中にはイメージ裏切られたらアイドルを平気でバッシングしたり直接危害を加える人もいるもんだからな。 そういう人達から身も心も守る為に、そもそも恋愛しないってのが一番安全だと思う」 由暉子「成程……」 京太郎「色々言っちゃいましたけど、これ動画で流して良かったんですかね?」 どうでしょう。そのまま使うかは私だけでは判断出来ないので、こちらで相談して決めますね。 由暉子「一般的に正しいか正しくないかは私には分かりませんが、考えさせられる意見でした。ありがとうございます」 京太郎「真屋には今好きな人とかいたりするのか?」 由暉子「いいえ。今の所そういう対象はいないですね」 京太郎「まーアイドルともなれば言い寄ってくる男は多いと思うけど、アイドルの事情も考慮して誠実に付き合えるやつが見つかるといいな」 由暉子「どうでしょうか。恋愛そのものに憧れが全く無いわけではありませんが、先輩方と作り上げたアイドル像を捨ててまで、とは思えないので」 分かりませんよ? これからそれだけ好きになる男の子と出会うかもしれません。 由暉子「はあ」 では、最後に何か一言。 由暉子「それでこの後、私はS君に何をすればいいんでしょうか?」 京太郎「だからその話は無かった事にせいと言っとろーが!!」 前話 次話
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10056.html
前話 次話 京太郎インタビューその4 全国大会へとやってきた清澄高校。そしてSK君。 今回から全国大会中の様子を高スパンでお送りする予定の為、インタビューの様子を動画で配信する事となった。 それに合わせて、以前より問い合わせの多かったSK君の素顔の公表についても交渉し、これを受諾。 彼の身内と取材陣しか知らなかったSK君の端正な顔立ちが、今明かされる。 まずは動画配信、並びに素顔の公表を受け入れてくださって、ありがとうございます。 京太郎「はい。といっても、そんなに需要があるとは思えませんけどね。このインタビューって、基本的にうちとかの女子選手達の裏側が知りたい人が見るものでしょうし」 ……需要しかないから問い合わせが殺到したのですが……まぁいいでしょう。 京太郎「それで、今回はどんな話をしましょうか」 それではまず気になった事なのですけど……気を悪くしないでくださいね? 京太郎「はい?」 良く来られましたね? 京太郎「? と言いますと?」 いえ、基本的に大会での遠征となると、選手や監督、コーチくらいのもので、それ以外の応援する部員となると、それこそ大手の学校になるのですよね。 京太郎「あ、あーそういう話ですか」 S君一人分にしても遠征費は馬鹿になりませんし、男子となるとまた別で部屋を押さえる必要があるので、それだけのお金を学校から出してもらえたということに……まさか自費ではありませんよね? 京太郎「それは無いですけど……うーんと。聞くところによると、どうやら学校としては元々俺も付いていかせるつもりは無かったそうです。理由はさっき言ってた通りで」 では、何故? 京太郎「俺ももっともな理由だと思ったんですが、部長がそれについて先生方に抗議したらしくて」 部長さんが、ですか? 京太郎「はい。なんでも「何言ってるんですか! S君がいなかったら咲は広い東京で迷子のまま帰って来なくなりますし、優希はエネルギー切れで行き倒れますし、和なんか道行くわるーいお兄さんに連れ去られて行方不明になるでしょーが!!」とか」 後輩達に対する信頼がまるでありませんね……。 京太郎「心配なんだと思いますよ。かくいう俺も同じ所で心配ですから。そんな訳で、応援兼ボディガード兼マネージャーという形で一緒に東京来る事になりました」 成程。 京太郎「咲は東京に着くまでの駅でも何度か迷子になりますし、優希は遠征に思ったより時間が掛かったせいでエネルギー切れて自分で歩かなくなりますし、和は俺と一緒にいる時にも遠目でジロジロ見られてたみたいで、付いてきて正解だったな……とは思いましたね……」 それはまた、予想を裏切らない方達ですね……。 東京に来た事はありますか? 京太郎「無いですねー。今の時代、電車やら新幹線やら飛行機やらでどこでも行けますけど、特別用が無いとそれだけの時間と金を掛けて出掛ける事無いですし」 長野から出た事も無い? 京太郎「いえ、家族旅行とか修学旅行とかではありますけど……、東京方面に行った事は無いかな」 どうですか? 東京に来てみて。 京太郎「圧巻、ですよね。色んな建物が所狭しと立ち並んでますし、何より人が多いのなんの」 初日にして東京の洗礼を浴びましたか。 京太郎「そうなりますかね。で、初日の昨日は遠征ってのもあってみんなは旅館で休んでました」 みんなは? 京太郎「俺も疲れてましたけど、みんな程じゃなかったし、ちょっと休んだらじっと落ち着けなくなって、周りの地理を把握する意味でもと思って散歩したんですよ」 迷子にはなりませんでしたか? 京太郎「旅館の名前やらはメモってたので、地図アプリを開けば場所は分かりましたから、特に問題ということは無かったですね。咲とは違うのだよ! 咲とは!」 それ以上は宮永さんに怒られそうですが。 京太郎「あいつ麻雀絡ませない限りは怒っても大して怖くないですしねー。で、テキトーにその辺をほっつき歩いてたら、「あ! え、S君だ!」って突然声掛けられまして」 目線を入れない素顔の公開は今回が初なのに、掛けられたんですか。 京太郎「ええ。誰だ? と思って見てみたら穏乃……阿知賀女子の高鴨穏乃でして」 阿知賀女子のというと、奈良県代表高校の? 京太郎「ええ。そういや雑誌でそんな高校もあったな、と」 穏乃……というと。 京太郎「あー。まぁ話してる内に思いの外仲良くなった、というか。その時は向こうも礼儀正しくして、「あ、あの! 私麻雀部で、奈良県から出場してる高鴨穏乃って言うんですけど! 長野で清澄高校のS君ですよね!?」って聞かれまして」 前から思ってましたが、物真似上手いですよね。 京太郎「そうですか? それで、そうだけどって返したら、どうやら和の昔の友達らしくて」 ほほう。意外な所に接点が。 京太郎「他にも和の友達がいて、今の和について聞きたいからっつって阿知賀の人達が泊まってる部屋に案内されまして」 ホイホイと連れ込まれてませんかそれ。 京太郎「まー普通なら警戒するとこでしょうけど、毒気が抜かれるというか危機感を持つだけアホらしいというか、これで騙されてたら俺の見る目を一生信用出来ないってくらい無邪気だったんで。大人しく連れていかれました」 それで、連れ込まれてからどうなりましたか? 京太郎「一応俺を連れてくるっていう連絡は事前に入れてたみたいで。部屋に入った時に紙袋を被った人に「ふっふっふ、良く来たのですSK君!」って出迎えられました」 紙袋。 京太郎「頭を覆い隠してた紙袋の穴から長い黒髪が伸びてましたし、他の特徴と阿知賀女子の人ってのと照らし合わせて正体は松実玄さんってのはすぐ分かったんで、指摘したら「はうっ!? な、なんで分かったの!?」って言った後にハッとして「ち、違うよ!? 私は謎の覆面女子高生MK! 奈良県代表阿知賀女子麻雀部先鋒で、旅館を経営してる松実家の次女で、ドラ保有率100%故に阿知賀のドラゴンロードと呼ばれている松実玄ちゃんではないのです!」なんて取り繕い始めまして。隣にいた鷺森さんに「玄。余計な事までバラしてる」ってツッコまれてました」 なんでそんな奇天烈な行動を……。 京太郎「さぁ……? ともかく正体バレバレなのが分かると松実玄さんは紙袋脱いで、阿知賀女子の四人の人と自己紹介しました」 四人、ですか? 五人ではなく? 京太郎「一人は男性慣れしてないとの事で布団に包まってました」 布団に包まって。 京太郎「……まぁ男慣れしてる人ってのは一人もいませんでしたが、特にって感じで。あと監督もいたそうなんですが、その時は席を外してましたね」 それで、その四人と原村さんについて? 京太郎「いえ、和の友達は五人の内三人で、内一人は包まってたので、穏乃と玄さんの二人と、ですね」 玄さん? 京太郎「あー。姉妹で一緒にいたんで、松実さんだと混ざるからって名前呼びするように、と」 阿知賀女子の方と仲良くなるスピードが尋常じゃないですね。 京太郎「俺も結構なものだと自負してますが、向こうも向こうでコミュ強でしたからねぇ……」 彼女等の部屋にいる間はその二人とずっと原村さんについて語ってたのでしょうか? 京太郎「それがそうでもなくて……しばらく話してる内に、話の流れで玄さんが「ええ!? S君、おもちに触った事無いの!?」とか言い出しまして」 おもち? 京太郎「直訳すると女の子の胸の事です」 何故そんな話の流れに……。 京太郎「なんだったかなぁ……。和は今あれだけ大きいけど、小学生の頃から凄かったんだよーって玄さんが語り始めたからだったような」 それで、それから松実玄さんが胸…………おもちについて語っていたんですか。 京太郎「いや、そこからは話すぐ終わったんですよね。……いや終わらせられたというか……」 というと? 京太郎「俺が触った事ないです、と返したら玄さんが「それは勿体無い! 大丈夫なのです! おもちは友達! 怖くないよ! ほら!」とか言って、俺の手を掴んで自分の胸を鷲掴ませまして……」 え。 京太郎「俺が呆気に取られて何秒かぐいぐいさせられたら、玄さんも自分のやってる事に気が付いたんでしょうね。一気に顔が真っ赤になって弁解らしき言葉を口にしようと」 かなりおばか…………勢いで生きてる方なんですね。 京太郎「あまり包めてませんよオブラート」 ちなみに鷲掴んだ感触は如何でしたか? 京太郎「………………………………ノーコメントで」 京太郎「で、なにか言葉になる前に新子さん……包まってた人ですね。が、「くーーーろーーー……?」って、笑顔で怒ってる感じで玄さんの後ろに立ってまして」 いつの間に出て来てたんですか。 京太郎「俺達が話してる内に顔だけはちょこっと布団から出してたのは見えてましたね。で、それ見て怯えた玄さんを「逆セクハラ娘は出ていきなさい!」つって部屋から蹴り出してました」 先輩に容赦がありませんね、新子さん。 京太郎「幼馴染みだと年の垣根ってあって無いものかもですね……。それで、閉め出された玄さんが部屋の外で「お、お゛ね゛え゛ぢゃああああん!!」って泣き叫びながら、何故か部屋から遠ざかっていって、その後で宥さん……姉の方の松実さんが「く、くろちゃー……」つって追いかけてって、まず松実さん二人が部屋から消えまして」 まず? 京太郎「その後、新子さんに助け舟出してくれた事にお礼を言ったら、聞いたことの無い悲鳴? を上げられまして」 悲鳴? ……具体的にはどのような? 京太郎「確か「ふきゅ!」だったかな?」 また新しい悲鳴ですね……。 京太郎「そんでまくし立てるように穏乃にあれこれ言った後、新子さんも部屋から出て行っちゃって、俺と穏乃と鷺森さんの三人が取り残されました」 それで、その場はもう解散となった? 京太郎「俺はそうかなと思ったんですが、穏乃的にはそうでなかったらしく、ちょっと言い辛そうな感じでもじもじしてたんですよ」 おや、面白そうな反応が……。 京太郎「俺がどうした? って聞いたら穏乃は意を決した感じで「あ、あのね!」つって」 これは、まさか……!? 京太郎「「S君ってドラゴン○ール読んでる!?」って」 ズコーッ! 京太郎「うわっびっくりした! なんですか急に顔面スライディングして!」 い、いえ……思ってた反応と違ってたもので……。 767名無しさん@お腹いっぱい。2021/07/01(木) 17 45 44.38ID PTFFyHFK0 京太郎「まぁ俺も唐突! とは思いましたけどね。どうやら穏乃ってドラゴ○ボールの大ファンなんですけど、周りにそういうの語れる人がいなかったらしくて。男で同年代で和の友達の俺ならもしかしたら、って思ったらしいです」 同年代の男の子ならともかく、原村さんの友達は関係あるんでしょうか……。 京太郎「ある程度信用出来る男って意味なら、あるかもですね」 それで、S君は読んでるんですか? ドラ○ンボール。 京太郎「そりゃあもう。漫画は読破してますし、アニメもDVDが全部家にありますし、ゲームも全部とはいきませんが古いのから新しいのまで揃ってます」 かなりのファン度ですね。 京太郎「穏乃はゲームこそ無いものの、数あるド○ゴンボール映画をコンプリートしてましたよ」 そうなると、とても話が合ったんじゃないですか? 京太郎「そうですね。俺は男友達にもファンはいますけど、穏乃はそうじゃなかったんで、今までに語れなかった分を語り尽くそうって勢いで話してました」 その流れで下の名前呼びになったんですか? 京太郎「ええ。そろそろ帰らないとって時間になって、語り足りないし連絡先交換しようっつって、その時に」 東京初日で女の子の連絡先ゲットしたんですね? 京太郎「言い方!」 では、最後になにか一言。 京太郎「東京でオススメの、テイクアウト出来るタコスが売っている店を知っている方がいらっしゃれば、どうかコメントの方お願いします」 晴絵「…………私がいない間に何やってんだあんたら」 穏乃「いやーごめんなさい! 初めての東京でテンション上がって、その辺をダッシュしてたら京太郎君ぽい人見掛けちゃって! 確認したら本物だったからそのまま連れ込んじゃいまして!」 晴絵「いやそれもだけどさぁ……見ず知らずの男を部屋に招くとかさぁ……」 穏乃「? 和の友達だし、見ず知らずじゃないですよ?」 晴絵「そーなんだけどさぁ……」 灼「ハルちゃん。穏乃には何言っても無駄……」 憧「しずもしずだけど、玄も玄よ。なんであんなに恥を晒したわけ?」 玄「言い方酷くない!?」 灼「須賀君が部屋にいる間、ほぼずっと布団に包まってた憧も大概だと思……」 憧「そ、それは仕方ないでしょーよ! 部屋でだらだら過ごしてたらいきなりしずから連絡来て「S君見つけた! 今そっちに一緒に向かってるー!」とか言うのよ!? 心の準備ってものがあるでしょ!?」 穏乃「でも憧、雑誌で京太郎君の写真とかコメントとか読んで、「ふーん。まぁ、悪い奴じゃないかもね」とか言ってたし、男の子苦手な憧でも大丈夫かなって思ったんだけど」 憧「……違うのよ……悪い奴どころか、本物見たら超タイプだったのが問題なのよ…………」 穏乃「へ?」 憧「と、とにかく! どーすんのよ玄。あの時の事が知られて、アンタこれから「初対面の男に胸触らせた痴女」って事になるんだけど?」 晴絵(動画のコメントだと「勢いで胸触らせちゃうおばか女子高生」って感じだけどな……) 玄「痴女!? ち、違うよぉ。私本当にそんなつもりなくて……」 憧「和だってそんなつもり無いけど、ネットじゃ「長野が生んだエロの化身」とか呼ばれてるわよ。そこ行くと玄は「奈良が生んだエロの化身」になるわね」 玄「うぇぇん! そんな渾名つけられたらもうお嫁に行けないぃぃぃ!!」 灼「そしてそんな化身と一緒に出場する私達……」 憧「言うな……言わないで…………」 玄「おねえちゃぁぁぁん!!」ビエー 宥「だ、大丈夫だよ玄ちゃん。その時は、ほら。責任を取ってもらう? って事で……」 晴絵「逆セクハラした立場でそれは難しくない……?」 穏乃(今度は和や清澄の人達とも一緒に話せたらいいなー) ちなみに、公表されたSKの素顔に注目が集まったので、阿知賀女子麻雀部の事柄はそれ程話題に挙げられなかったという。 カン 前話 次話
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10050.html
次話 京太郎インタビュー 西田「うーん……原村和さんのインタビューに成功したのはいいけど、必要最低限って感じだからもうちょっと何か欲しいところね。 チャンプの妹である宮永咲さんに取材出来たら良かったのだけど……ってあれは」 咲「京ちゃーん。これから部活ー?」 京太郎「あー、いや先に購買でシャーペンの芯買ってくるわ。ついでになんかあるか?」 咲「んー。それじゃあ……」 西田「すみませーん!」 咲「ひぇっ!?」 京太郎「ん?」 西田「少しお話いいですかー!?」 咲「あわわ、き、記者の人だ! ごめん京ちゃん後でね!」ビュー 京太郎「あ、おい! ……行っちまった」 西田「あら、逃げられちゃった」 京太郎「すいません、何か咲に用ですか?」 西田「ええ。清澄高校麻雀部のインタビューとして、あの子にもお話聞きたかったのだけど……あの様子じゃ無理そうね」 京太郎「そうっすねー。あいつ結構人見知りなんで、そういうのは無理かなって」 西田「姉妹でも、似ない所は似ないのね……」 京太郎「はい?」 西田「こっちの話。申し遅れました。私、西田といいます。よろしくね」 京太郎「あ、須賀です。よろしくっす」 西田「須賀君。君は彼女と仲良いの?」 京太郎「? ええ、まぁ」 西田「もしかして、彼氏……だったり?」 京太郎「いやいや、そういうのじゃないっすよ」 西田「あらそう。仲良さそうだったからつい」 京太郎「よく言われますけどね。それじゃ、俺もそろそろ行きますね」 西田「……あ、ちょっと待って」 京太郎「?」 西田「さっき清澄高校麻雀部のインタビューをしたいって言ったじゃない?」 京太郎「ええ、はい。咲にも話聞きたいって」 西田「良ければ、君の話も聞かせてもらえないかな?」 京太郎「お、俺っすかぁ?」 西田「ええ。選手達と関わりある、選手でない人の意見っていうのも、結構ネタになるからね。一応撮影はさせてもらうけど、そんなに時間は取らせないし、退屈もさせないから」 京太郎「んー……。まいっか。部長に遅れる連絡だけさせてもらっていいですか?」 西田「ありがと」 それじゃあ改めて、お名前から。 京太郎「清澄高校一年、須賀京太郎です。よろしくお願いしまーす」 清澄高校麻雀部とは、どういう関係で? 京太郎「関係っつーか、一応部員です。俺も」 一応、と言うと? 京太郎「いやー、他のみんなは大会に出て全国へー、とかってレベルなんですけど、俺だけ初心者なんですよね。高校に入ってから初めたばっかで」 周りは経験者ばかり? 京太郎「そうですね。と言っても、部員は大会に出た5人と俺の合計6人なんす。ハーレムってやつですよハーレムははは」 あまり嬉しそうではありませんね。 京太郎「……いや、部活で他が女の子だけって、どーしたって異物感出ますよねって話です……」 部室にいると気まずい? 京太郎「気まずいかって言われるとそーでもないんですよ。やっぱり女子だから男子だからで気を遣わなきゃいけない事はあるんですけど、そういう壁をお構い無しに仲良くなる奴もいますし、みんな良い人ですしね」 特に仲のいい部員といえば? 京太郎「やっぱ咲とタコス……あー、優希ですね。片岡優希。さっき言ったお構い無しの奴です」 同学年ですと原村和さんもいらっしゃいますが、そちらとは? 京太郎「仲が悪い、って訳じゃないですよ? ただ、和は二人よか真面目なんで、男女は適切な距離感を保つべきって考えがあるんでしょうね。二人と比べたら距離はあるかなって」 ガードが堅いと。 京太郎「そう………いや、あれで無防備な所もあるんで、身持ちが固いって言うべきかな。うん」 片岡優希さんは男女垣根無い方だそうですね。 京太郎「良い言い方をすればそうですねー。お子ちゃまとも言えますけど」 宮永咲さんは、そうではない? 京太郎「男女どちらとも人見知りするって意味なら、垣根無いとも言えますけどね。学校の友達は部内にしかいないみたいですから」 宮永さんとは、どのように仲良くなったのでしょうか? 京太郎「どのように、かー……。えーとですね、咲とは中学の時に同じクラスだったんですよ」 高校の部活以前に交流があった? 京太郎「そうですね。で、クラス委員を男女一人ずつ出さなきゃいけないってなった時に、ほぼ押し付けられる形で俺と一緒にクラス委員になったのが咲だったんですよ。俺は面倒だけどまあいっかーってノリだったけど、あいつは多分嫌だけど嫌って言って話し合いにもつれ込む方が嫌って感じでしたね」 その頃の宮永さんは、どんな人でした? 京太郎「ぼっちなのは変わらないんですけど、あの頃は人見知りってより、誰とも関わりたくないって言いたげなぼっちでしたね。委員で最初話しかけた時も挨拶だったかをボソッと喋るくらいで、暗いなーとか冷たい奴だなーとか思いましたし」 そこからどうやって仲良くなったのでしょうか? 京太郎「それが聞いてくださいよ! クラス委員の最初の仕事で、誰々の席がどことかの掲示を作るんですけど、出来た紙を先生に見せてくるつってさっさと教室を出て、しばらくしても戻ってこなかったんですよね」 その間、須賀さんは待ってた? 京太郎「掲示を貼るまでが仕事なんで、先に帰られるとは思わなかったですしね。で、暇潰しに携帯弄ってたら、先生が教室に来て「まだ出来ないのか?」って言うんすよ。あいつが行った筈って言ったら、いや来てないって」 入れ違いになってた? 京太郎「どころか咲の奴、校舎内で迷子になってたんですよ!」 迷子。 京太郎「信じられます!? 入学して一週間足らずとはいえ、一緒に行くと言った俺に「別にいいです」と言っておきながら! その棟の一階にある職員室までに辿り着けず! 俺と先生が探しに行って見つけたのが別の棟の3階ですよ!? しかも見つけた時にはトイレが限界近くて、涙目でプルップルしてやがったんすよ!」 京太郎「目視出来る距離にあった女子トイレに案内され、駆け込んで行く姿を見て、俺は確信しましたね。「ああ、こいつはポンコツだな」と」 ポンコツ、ですか。 京太郎「ええ。それからというものの、日常のあらゆる所でそのポンコツぶりを遺憾なく発揮して、クラスでの立ち位置は「一人になりたいぼっち」から「クールぶりたいポンコツ」に変わっていきました」 いわゆるマスコット枠、みたいなものですか? 京太郎「そんな感じですねー。それで、そのポンコツをからかいつつ話してたらいつの間にやら、という風に」 宮永さんはその頃、麻雀では 京太郎「あ、中学の時には麻雀やってなかったですあいつ」 やっていない? 京太郎「ええ。どうやら小学生の頃までに家族麻雀でやってたぐらいで、中学の時にはそういう話全くしてなかったです。俺もその頃はハンド部で、麻雀とか全然でしたし」 それで、団体戦の大将を任されている? 京太郎「びっくら、ですよねー。俺もまさかカモだと思って麻雀部に連れてきたポンコツが、麻雀では魔王に変身するとは」 魔王ですか。 京太郎「俺が勝手に呼んでるだけですけどね。あいつ麻雀やってる時、時たまスゲー形相というか、黒いプレッシャーぽいのが出るんすよ。部長とかは俺が気付いてるより多めにそういうの感じてるみたいです。それがもう魔王! って感じで」 萎縮してしまう? 京太郎「んー。そうなった時には「うわ怖っ」ってなるんですけど、「でもこいつポンコツだしなぁ」って考えると冷めた目になりますね」 麻雀をしている時と、していない時のギャップをどう思う? 京太郎「ギャップと言われても、みんなそういうもんじゃないですか? 咲のは極端な方だと思いますけど、俺だって家族と接する時と友達と接する時で違いはありますし。なんならもっと変わる人もいますしね」 現在の宮永さんを見てどう思いますか? 京太郎「俺以外にも友達出来てるし、前より明るくなったし、熱中するものが出来たしで、良い変化だと思います」 では、最後に何か一言。 京太郎「清澄はレディースランチが美味いですよ」 咲「ちょっと京ちゃん! これどういうこと!?」 京太郎「ん? ああ、この記事この前のインタビューの」 咲「私の中学時代の黒歴史が暴露されてるし、「ポンコツ魔王」とか呼ばれてるんだけど!? これ京ちゃんの仕業でしょ!? なんでこんなことするの!?」 京太郎「だってお前がポンコツなのは今でも変わりないし、魔王っぽいのは事実だし」 咲「ひどい!」 京太郎「ひどくない!」 久「和のでっかい写真のページに、事細かに書いてあるわねー。大将、宮永咲の素顔って」 和「何故か須賀君の顔写真付きですね。目線に黒線が入ってますけど」 優希「京太郎、お前ついに……」 京太郎「ついにってなんだよ! 容疑者の供述とかじゃねーんだよ!」 咲「話終わってないよ! どうしてくれるの!? 私全国の場でこれ読んだ人に「あ、ポンコツの人だ」とか「魔王の人だ」って思われるんだよ!?」 京太郎「逆に聞くけどお前、麻雀してない時でポンコツじゃない時あるか?」 咲「あるよ! なんかこう……京ちゃんより国語の成績良いとか!」 久「語る所がそれの時点でもうポンコツよね」 優希「しかも理数系はのどちゃんの半分以下だじぇ」 和「体育だと何もないところでずっこける運動音痴ですし」 京太郎「な? 咲。お前は誰もが認めるポンコツなんだよ」 咲「むきー!」 久「けど須賀君。今回はいいけど、メディアの場であんまりうちの情報ベラベラと喋らないようにね。ただでさえノーマークだった清澄が県大会優勝して注目を浴びてるんだし」 京太郎「大丈夫ですって。俺相手にそう何回も取材なんて来ないですし」 ガチャ まこ「おーい京太郎ー。前回のインタビューが好評だったから、おんしにまた取材したいと記者の人が来とるんじゃが」 京太郎「あるぇ?」 カン 次話
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10051.html
前話 次話 京太郎インタビューその2 前回のインタビューにて、清澄高校麻雀部の大将・宮永咲さんについてのコメントを頂けたSK君。 女子麻雀選手の関係者で希少な男子生徒ということもあり、今までに無かった需要が増えているとのデータが出ている。 今回は、彼自身についてインタビューを行う。 というわけで、今回もよろしくお願いします。 京太郎「よろしくお願いします……いや、まさか二回目があるとは」 とても面白いお話を聞けたのと、目線を隠しても分かる顔立ちの良さが人気を呼んだみたいで。 京太郎「話、はともかく、顔立ちですか?」 綺麗に整っているかと思います。 京太郎「あ、はは。あんまそっちで褒められた経験ないんで、反応に困るなぁ。でも、ありがとうございます」 それでは早速質問に入りますね。 京太郎「はい。あーでも、清澄の選手事情に関しては口止めされたんで、そこはちょっと……まぁ、聞かれても俺から有力な情報が出るとは思えませんけどね」 分かりました。それではまず、前回のインタビューで高校から麻雀を始めた初心者と言っていましたが、麻雀を始めたきっかけはなんだったのでしょうか? 京太郎「きっかけですか…….。ぶっちゃけちゃうと、麻雀そのものに興味が出て始めた訳じゃないんですよね」 と言いますと? 京太郎「入学式の日に新入生代表つって、麻雀で去年インターミドル王者になったっていう女の子、まぁ和なんですけど。その子が全校生徒の前で挨拶して、「高校でも麻雀を続けたいと思います」って言うんですよ。当時のうちは無名も良いとこだったんで、なんでうちに来たのかは謎でしたけど、部長も美人さんと噂だし、あの子が入るならやってみよーぜって男友達となってですね」 一目惚れした女の子が入った部活に、一緒に入ったということですか? 京太郎「そんな真剣な気持ちじゃないっすよ。青春に飢えた男子高校生が可愛い子とお近付きになりたいってあっさい考えで部活見学しただけです」 中学時代はハンド部だったそうですが、そちらを続ける気は? 京太郎「無かったですね。これでも結構良いとこまで行ったレギュラーだったんですけど、だからこそ情熱を費やしちゃったっていうか。なので、高校では何か違う部活をやろうって思ってまして」 入部希望者は他にもいた? 京太郎「いえ、俺と似たような事考えてた野郎共は結構いましたけど、他全員は部活見学の段階で辞めましたよ」 入部試験でもあったのですか? 京太郎「似たようなものですかねー。部室に入ってとりあえず打ってみようって事になったんですが、和はもちろんのこと、一緒にいたちんまいのに、元からいた部長や先輩が、これがまた強いわ強いわで。ちっとも歯が立たないし、全然上がれないし、そもそも麻雀自体がムズいしでどんどん来なくなって。部活見学期間が終わるまで残ってた男子は俺だけになりました」 何故そんなことに? 京太郎「後から聞いたんですけど。優希のやつが「のどちゃんに集ろうとする悪い虫は駆逐してるじぇ……! 一匹残らず!」って意気込んでたらしくて、未経験者相手に本気でやってたんですよね。こっちは役どころか牌の読み方も良くわからんのに、大人気ないったらありゃしない」 須……S君は悪い虫では無いと思ってもらえたと。 京太郎「そういうことになるんですかね。俺が入部届出した時に、したり顔で「お前中々根性あるな。よし、今日からはこのゆーき様の犬としてこき使ってやるじぇ!」とか言ってましたが」 犬。 京太郎「あいつなりの男友達って意味でしょう。俺もいつもタコス食ってるからタコスって呼んでますし」 他の子が辞めていく中、S君が残ったのは何故でしょうか? 京太郎「まぁ部活見学でひたすら打っていく内にですね。役の名前がオシャレーだとか、思ってたより奥が深いんだなーとかって、そういう所から麻雀の楽しさに目覚めたからってとこですね」 原村和さんの美貌に、他の男子達より惹かれてたのもあるのでは? 京太郎「いや、それは……まぁ……恥ずかしながら」 やはり彼女のスタイルは目を引かれるものですか? 京太郎「ぬぐっ!!」 恥ずかしがる事はありませんよ。うちの会社でも彼女はグラビア向きだともっぱらの噂で 京太郎「その分かってますよ感出すのやめてくれませんか!? そう言う人が本当に分かってくれてた試し無いですからね!? 男子高校生はみんなエロい事しか考えてないとかそういうのを理解するのも大人になるって事だとか言ってしょうがない生き物だって風に扱いますけど! そりゃあエロい事は考えますよ! 男の子ですもの! でもだからってそれしか考えてないとか言って、スタイル良い子が好みって言ったら女の子を身体しか見てないとか言うのはおかしいでしょ!? じゃあ言わせてもらいますけど! うちの麻雀部でも他の女子選手も好みのタイプは麻雀が強い人って大体答えてるけど、麻雀強ければ他はどうでもいいってのと麻雀が強い(ただしイケメンに限る)じゃ全然話変わってくるじゃないですか! ブサメンだろーが運動音痴だろーがクズであろーが麻雀が強ければそれでいいって人も中にはいるかもしれませんが、他にも前提や好みがあるのが普通でしょ!? 諸々考慮するけど麻雀強い人だとポイント高いよって話でしょうよ! だったら男も諸々考慮してスタイル良い子だとポイント高いよって女の子の好みを考えるのはそんなにいけないことですか!?」 落ち着いてください。 京太郎「ふー、ふー……、ふー…………。すいません、ヒートアップしました」 いえ、こちらも偏見を持ったまま深く考えずに発言しました。申し訳ありません。 京太郎「まぁ中には本当に女の子を身体しか見てない奴はいますからね。俺はそんなつもりないですし、男がみんなそうじゃないって分かってもらえれば」 原村さんが好みではあると。 京太郎「そうっすね。さっき言ったスタイルは置いといても、可愛いし、キリッとしてるし、最初見た時の印象はすごい良かったです」 現在の原村さんの印象はどうでしょうか? 京太郎「外見は変わらずなんですけど、中身の方。どういう女の子かってのは、結構見る目変わりましたね」 中身の印象、ですか? 京太郎「最初の頃はこんな完璧超人みたいな子が本当にいるんだなーって漠然と思ってたんですけど、世間知らずだったり結構抜けてる所があったりしてて。悪い意味じゃないんですけど、変な子だなって」 確かに。大会にぬいぐるみを持ち込むなど、目立つ部分はありましたね。 京太郎「一番驚いたのが私服ですね」 オシャレでない? 京太郎「そういうのじゃなくて、生地がやたら薄かったり、布面積がやたら小さかったりで……。それ夜のベッドで女が男を誘う勝負服だろってくらい扇情的だったんですよね」 原村さんにはそういう趣味が? 京太郎「普通に外で着る普段着の振る舞いをしてたので、本人的にはただのオシャレのつもりなんでしょうね……。真面目なんだけど肝心な所でガードガラ空きというか、無自覚無防備というか」 S君からそういう指摘はされたのでしょうか? 京太郎「俺じゃなくて優希の奴が「エロエロだじぇ」って感じで言ったんですけど、「いいじゃないですか。可愛いですし」と。いやそういう問題じゃねぇんだけどってツッコミ入れるのを必死にこらえてました」 S君は今年の大会には出られたのでしょうか? 京太郎「出ましたよ……一回戦で最下位でしたけど」 最下位。 京太郎「一度も上がれず箱割れです」 清澄で指導は受けているのでしょうか? 京太郎「んー。仲間内で人数足りない時とかに入るくらいで、指導とかは無いかな。一緒に打ってる相手にどうこう言われるのはありますが」 男子の育成に力を入れていない、と。 京太郎「うちは顧問やらコーチやらもいないですし、他のメンバーはみんな全国を目指すレギュラーですからね。入れようにも入れられないかなって」 悔しくはないでしょうか? 京太郎「悔しいといえば悔しいですよ。他のみんなはすごい人ばっかで県大会優勝までしてるのに、俺だけはって。 でもそれを指導してもらえなかったからとか、構ってもらえなかったからとか言って他人のせいにするのはカッコ悪いじゃないっすか。 第一、初心者の指導の為にレギュラーの少ない時間を削ってくれなんて言えませんし、言わずともしてくれたとして申し訳ないですよね」 大人ですね。 京太郎「いえ、そう考えるようになったのも割と最近で、それまではもう辞めちゃおうかなって思いもしましたよ」 何かあったのでしょうか? 京太郎「特別何かあった訳じゃないですけど、もう何やってんのか分かんないレベルの人等と一緒にいると、やっぱり劣等感っていうのですかね。俺麻雀向いてないのかなぁとか。俺が麻雀部にいる意味ってあるのかなぁとか。どころか俺がいても邪魔なんじゃないかって、一人で考えてると悪い方悪い方に想像しちゃって」 思い直せたのは何かきっかけが? 京太郎「部活の先輩がね、言ってくれたんですよ。俺も合わせて清澄麻雀部なんだって。実力あるのが集まっただけじゃチームとして成り立たない。清澄がチームになってるのは俺もそこにいるからって」 心に響く言葉ですね。 京太郎「ですよね。俺ちょっと泣きそうになりましたもん」 京太郎「まぁそんなこともあって、俺も実力が無いなりにチームとしてみんなに貢献しようと思ったんです」 成程。具体的にはどのような? 京太郎「一番変わったのはタコ……料理ですね」 タコ料理? 京太郎「あー……はい。他にも色々と、徐々にレパートリー増やしてる所です」 腕に自信の程は? 京太郎「いやいや、身近にお店で出してる人がいるので、自惚れるような腕じゃないのは身に沁みてますよ」 部内の人ですか? 京太郎「これがまた美味いのなんの。一度食べると病み付きです。料理での目標は、あの人くらいの味が出せる事ですね」 では、最後に何か一言。 京太郎「来年の大会でリベンジしてやりますよ。それこそ東○リベンジャーズのようにね!」 和「ちょっとそこに土下座してください」 京太郎「え? あの、和? 普通そういうのは正座とかでは」 和「顔を見てるとひっぱたきたくなります」 京太郎「…………」ドゲザ 和「はぁ……、須賀君。私が一体何に怒ってるかーーー」 咲「和ちゃん、顔真っ赤にして静かに怒ってるね」 優希「褒め殺しにされた上、好意をインタビューの場で赤裸々に語られて恥ずか爆死してるのと、えろえろ私服を暴露されて、ネットでキツめの呼び名がつけられた怒りとで錯綜してるじぇ」 まこ「『男を誘惑する魔性の乳』『淫乱ピンクのどっち』『天然痴女』……お、新たに『長野が生んだエロの化身』が追加されとるの」 久「ねぇ。同じ所で「こんな良い男の子を辞める寸前まで追い込むなんて信じられない!」「清澄麻雀部部長鬼畜説浮上」「鬼! 悪魔! 竹井!」とか書かれてるんだけど」 咲「京ちゃん……辞めようか迷うくらい思い悩んでたなんて……」 優希「染谷先輩の神フォローが無かったら、気付けないままだったじぇ……」 まこ「いや、わしも辞めようか迷ってたとまでは見抜けなんだな……。あの時のわし、ナイスじゃけえ」 久「聞いて」 和「大体なんですか辞めちゃおうかなって思いもしたって! そういう大事な事を何で一人で抱え込むんですか!?」 京太郎「い、いや、思ってただけで未遂だし、抱え込むって程深刻な段階でも無かったから」 和「思ってただけにしても深刻かどうかはあなただけで決めていい問題じゃありません! 私達の気持ちを勝手に決めつけないでください!」 京太郎「何故だか和に言われたくないんだけど」 和「私はいいんです! けど須賀君は駄目です!」 京太郎「理不尽じゃね!?」 和「顔を上げない!」 京太郎「はいぃ!」 一部反感を買ったものの、SKの主張は多くの共感を呼び、二度目のインタビューも好評となった。 あ、カン忘れてた。カン! 前話 次話
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10052.html
前話 次話 京太郎インタビューその3 前回期せずして清澄高校の素顔を知ってしまった取材班。 SK君に取材すると、我々の知り得ない情報が出てくる。麻雀とは関係無い所だが、非常に興味深い。 今回は、彼から見た他校について窺ってみよう。 今回で三回目になりますが、取材には慣れて頂けたでしょうか? 京太郎「そうですね。現実感はまだそんなに無いですけど、最初よりは話しやすくなったかなと」 一度目でとても流暢に話せていたように思いますが? 京太郎「見た目だけですよ。俺、緊張すると自分でも考えずに喋って余計な事まで話しちゃうタイプなんで」 成程。では、お気に入りエキサイト本の隠し場所は? 京太郎「そんなとっておきの秘密をベラベラ話す程じゃないですよ!?」 冗談です。 京太郎「はぁ……。まぁ、こうやって話上手な人だとつい乗っちゃって口が軽くなるってのもありますかね」 ありがとうございます。それでは、質問に移りますね。 長野県県大会決勝、SK君も記憶に新しいと思います。 京太郎「おお……なんか凄かったですよね。特に大将戦とか」 清澄を除いた3校では、誰が一番印象的でしたか? 京太郎「衝撃的な印象って言えば、やっぱり天江衣さんですね。うちの麻雀部の中でも咲って麻雀ではとんでもない事やってくれるスゲー奴って考えてたので、その咲が最初全然歯が立ってなくて」 その強さに圧倒された? 京太郎「まぁその後またとんでもない逆転してたから、咲ってやっぱスゲー奴だなって思い直しましたけどね」 その高校生らしからぬ容姿と雰囲気から、巷では「ころたん可愛い」「ころたん天使」「ころたん! 最高!」「イエイイエイ! ころたん! 最高!」「オマエもころたん最高と叫びなさい!」ともっぱらの噂ですが。 京太郎「それころたん最高! って言えば出てくる悪魔かなんかですか?」 S君から見てはどうでしょう? 京太郎「はぁ……まぁ高校生らしからぬと言えばそうなんですが、うちにも似たようなのいますしね」 あまりお好みではない? 京太郎「年上なのは分かってますし、可愛いとは思うんですが、好きかどうかを議論すると俺が危ないですから。色んな意味で」 危ない? 京太郎「社会的生命だったり、物理的生命も何の前触れ無く終わったり……いや、やめましょう」 衝撃的な印象で言えば、と言ってましたが、他にも印象に残った選手がいたのでしょうか? 京太郎「そうですね。けどその人達はちょっと麻雀とは関係無い所で印象に残ったという感じなので」 良ければお聞かせ願えますか? 京太郎「えぇー……。じゃあ、どの高校の人から聞きたいですか?」 各校に少なくとも一人ずついる? 京太郎「そんなとこです」 それでは……風越女子からはどなたですか? 京太郎「風越の人だと、主将の福路さんになりますかね」 やはりそのスタイルの良さに見惚れましたか? 京太郎「ええ。存在感はありながら主張し過ぎず、あの人の清楚な美しさを最大限に表現する様は最早芸術てバカ!」 本音が思わず漏れましたか? 京太郎「ノリツッコミですよ!」 そういうことにしておきましょう。 京太郎「インタビュー重ねて遠慮が無くなってきたのはあなたの方では……?」 京太郎「で、何で印象に残ってるかって言うとですね。大会終わってからというものの、うちの部長と仲良くなってるみたいで、バイト先の雀荘で一緒に打っているのを結構見掛けるんですよ」 バイトをなさっているんですか? 京太郎「食いつくとこそこですか……? ええまぁ、女性の従業員はメイド服なんで、俺は執事の燕尾服を着させてもらって」 燕尾服。似合いそうですね。 京太郎「知り合いに比べたらレベルの低いコスプレみたいなもんですよ。それで、会話とかはしなかったんですけど、話し声が聞こえてきたり部長からどういう人か聞いたりで、芯のある優しい人なんだなってのが伝わってきまして。うちの先輩並に料理も美味いと聞きましたし」 料理の出来る子が好きですか? 京太郎「いいですよね、家庭的な女の子。家に帰ってきた時に「お帰りなさい」って温かく出迎えられるのは男の夢の一つですよ」 そうなると、福路さんはS君の理想に近い? 京太郎「それ以上ですね。美人で優しくて家庭的で……、そんな人二次元だけって思ってました」 福路さんと言えば、彼女は珍しいオッドアイを持っていますね。 京太郎「あぁはい。左は赤めですけど右は青いんですよね」 S君はどう思いますか? 京太郎「オッドアイについてですか?」 はい。 京太郎「オッドアイそのものについては、そうですね……。中二心を擽られるワードっていうか」 S君にもそういう所が? 京太郎「男にはいくつになっても決して消えることの無い14歳の部分があるんです」 そんなものですか。 京太郎「そんなものです」 福路さんのオッドアイについてはどうでしょう? 京太郎「んー……。福路さんがそれを普段隠しててコンプレックスに思ってるみたいなのは、あんまり良い気がしないですね」 と言いますと? 京太郎「ほら。俺ってタッパがデカくて金髪だから、軽いとかチャラいとか不良とか思われやすいんですよね」 私共からはとてもそうは思えませんが。 京太郎「話してるとイメージ違ったとかも良く言われます。で、軽いのはいいんですよ。自分でもそんな風に振る舞ってる所ありますし。けどチャラいとか不良とかって、金髪でデカいだけでそんな風に思われるのって良い気はしないですよ」 悪い偏見は気分良くないと。 京太郎「誰だってそうだと思いますけどね。福路さんが片目閉じてるのも、自分がそう思ってるだけなのか周りから言われたのかは分かりませんが、生まれつきの所でコンプレックス抱えて隠してるのだとしたら、周りがちゃんと変じゃない悪くなんかないって言ってあげないと」 S君もそうしてコンプレックスを乗り越えた? 京太郎「いやぁ、俺はコンプレックスって程でもないですし、図太い性格してるから開き直ってるんで。おう文句あっかって感じです」 その言い草は不良っぽいですね。 京太郎「あっはっは」 彼女の右の瞳についてはどうコメントしますか? 京太郎「澄んだ蒼い海のよう……なんてのは洒落過ぎなんで、とても綺麗ですって言いますかね」 鶴賀女子の方ではどなたでしょう? 京太郎「副将の東横桃子さん……まぁ同い年なんですけどね」 …………。 京太郎「? どうしました?」 いえ、あの……どういう方だったでしょう? 京太郎「記憶にすら残っていない!?」 いえ、鶴賀女子の副将と言えば、原村和さん含めた実力派揃いの中で活躍した方なのは知っているんですが、どんな顔だったかが思い出せず……。 京太郎「あー、そこなんですよね。気になった所」 記憶に残ってない事が逆に? 京太郎「いや、うちの部員も記者さんと似たような事言うんですよ。対戦してた和以外は「いつの間に!?」とか「今リーチしてたか?」とか言ってて。対局での流れとか正直分かんないですけど、その俺以上にみんなが東横さんの手を見てなかったんですよね」 ……S君には東横さんの手が見えていた? 京太郎「読めたとかそういうんじゃなくて、何捨てたとかそのレベルですけど……ええ。でも、みんな見えてましたよね? すっとぼけるみんなに、和もそんなオカルトあり得ませんって言ってたし」 ……………………ちなみに、S君から見て東横さんはどんな人でしたか? 京太郎「制服と黒髪で全体的に黒くて、和程目立つタイプじゃないけど、負けず劣らず可愛い子でしたよね」 ……………………そうですか。成程。はい。 京太郎「さっきから反応悪いですけど……どうかしました?」 気を取り直して……龍門渕高校だと、どなたが印象に残ってますか? 天江衣さん以外で。 京太郎「えー……これはほんとに個人的な話になりますけど、いいですか?」 お気になさらず。なんなら一目惚れしたとかの方が記事として面白いくらいあります。 京太郎「いやそういうんじゃないですけど…………。あそこだと、龍門渕透華ですかね」 ほう。副将戦で目立ちたくて目立ってたような振る舞いをしてたあの人ですね。 京太郎「それとは関係無い所でなんですけど、実はうち、長野の決勝で戦った4校で合宿したんですよ」 それは初耳ですね。 京太郎「初めて言いましたからね。で、まあ俺はその時お留守番だったんですけど」 ハブられたんですか? 京太郎「女子だらけのお泊りもする合宿に男連れてけってのも無理があるでしょ……。そんで清澄の部室でネトマしてたり友達と遊んでたりしてたんですが、ある日の朝部長から「須賀君、悪いけどうちにあるパソコン持ってきてくれない?」って連絡が入りましてね」 パソコン。 京太郎「持ってきてって言うから、ノートパソコンとかそういう持ち運び出来る軽いのを想像しますよね?」 ええ、それはもちろん。……ん? 京太郎「その時の俺もそうだと思って、軽い感じで「了解っす」って返したんですよ。で、部室の方に行ってそれらしき物を探したんですが、隅々まで探してもノートパソコンなんて影も形も無かったんです」 おや? 話が不穏な方向に。 京太郎「改めて部長に連絡してみて「パソコンどこですか?」って聞いたら、「いつもの机の上にあるでしょ?」って返されて。けどいくら見てもあるのはデスクトップのあるデカいパソコンだけだったんですね」 まさか……。 京太郎「で、気付いちゃったんですよ。「この人、このデスクトップパソコンを山にある合宿所まで持ってこいと言ってるな」って」 失礼ですが、部長さんは鬼ですか? 京太郎「いや、部長も多分無理だろうなと思って連絡したらかるーく請け負られたもんで、「あ、いけるんだ」って思っちゃったんでしょうね。放心して黙ってたら「あった? じゃ、よろしくー」つって通話切っちゃって、何回か掛け直したんですけど出なくなっちゃって。もうどうしようもないから、合宿所に行く事にしたんですよね」 大会後の炎天下の中、デスクトップを背負ってですか? 京太郎「まぁ、流石に直で歩きは無理なんで、電車とバスを乗り継いでですけどね」 ちなみにその交通費は。 京太郎「? 自腹ですけど」 …………そうですか。 京太郎「えっちらほっちら歩いてって、なんとか合宿所まで持って行って、受け取ってもらった後、そのまま帰ろうとしたんですけど」 待ってください。合宿所で休憩はしなかったんですか? 京太郎「いいえ? 玄関口で渡してそのまま」 ……はい。では続けてください。 京太郎「お互いのディスコミュニケーションのせいとはいえ、流石に疲れて心が荒みそうになって時に、後ろから「お待ちなさいな!」と声を掛けられまして」 ああ。ここで龍門渕さんが出て来るんですね。 京太郎「振り返る前にそうと分かって実際そうだったんですが、その人は腕組んでふんぞり返りながら「見た所疲労困憊の様子ですわね! そのような者を門前払いでそのまま帰らせたとあっては龍門渕の名折れですわ! というわけでハギヨシ。この少年を送り届けてらっしゃいな」と」 やだカッコイイ。 京太郎「ですよね。それで、指パッチンと同時に瞬間移動で現れたハギヨシさんが「承知しました」つってまた消えた後、すぐに黒塗りの長い、見るからにセレブ御用達の車に乗って来たんですよ」 もう色々ツッコみたい事ありますけど、それはいいです。 京太郎「そんで、あれよあれよとそれに乗せられて、現実味の無い車の中で現実味の無い接待を受けたんですよね。運転は別の誰かがやって、ハギヨシさんから直々に」 具体的にはどのような? 京太郎「横になって転がっても余裕で余りあるスペースに、車でこんなの使っていいの? ってぐらい柔らかいソファと、涼しくて気持ちのいい冷房を利かせて、車内冷蔵庫からキンッキンに冷えたジュースを取り出して、ワイングラスに注いでもらったりとか、ですね」 本当にあるんですね、そういうの。 京太郎「白昼夢でも見てて、現実の俺は熱中症で倒れたのかと本気で疑ったくらいですからね。頬抓っても痛いだけだったんですが」 そのように送り届けてもらった事から、龍門渕さんに良い印象を持ったと。 京太郎「大富豪さんの気前の良さって嫌味になることありますけど、あの人の場合は良い方向に発揮されてるなって思いました」 先程燕尾服は知り合いに比べたら、と言っていましたが、もしやそのハギヨシさんが? 京太郎「ええ。もう燕尾服と共に育って来たんじゃないかってぐらいに似合ってる執事さんでしてね。庶民の俺相手でも非の打ち所がない丁寧さで接待してくれたんですよ。かといってお堅い訳でもなくて、むしろちょっとユーモア出してこっちを楽しませてくれたり」 執事となるべく生まれてきたかのような人ですね。 京太郎「俺もそう思って似たような事言ってみたら「当然です。私は龍門渕家、透華お嬢様にお仕えする為に生を受けた身ですから」って」 そんな漫画みたいな。 京太郎「ところがそれが冗談でもなく、どうやらあの人の家って代々龍門渕家の人の専属使用人を輩出してきたとかで、使用人の家系らしいんですよね。ハギヨシさんは年の近い龍門渕さんにお仕えしてると」 となると、本当に生まれた時から執事として訓練を? 京太郎「俺もそれってどうなんだ? って思いましたけど、ハギヨシさんは「私自身この生き方しか知りません……と言えば不幸にも聞こえるでしょうが。執事として生きてきた事、これからもそうである事に悔いも歯痒さもありません。何よりお嬢様は素晴らしき御方ですから」って言うんですよ。それが本心から言ってるのは、見て分かっちゃいましたね」 生まれなど関係無く、性根から執事に向いていた……、と思えばいいんでしょうか。 京太郎「って言っても俺自身はちょっと納得いかないんで、帰り際寄り道させてもらって、ゲーセンに連れていきました」 それはまた何故? 京太郎「ハギヨシさんにも聞かれたんですけど、他の生き方を知らないままでいるよりも、知った上で龍門渕さんにお仕えする事を選んでるって思ってもらえた方が、龍門渕さんも気分良く主人として振る舞えるんじゃないかなって。なのでここは一つ、男子高校生の庶民的な遊びをと思いまして」 成程。それで、その執事の方はゲーセンでどのような様子でしたか? 京太郎「多分あの人こそ人間じゃないです」 人間じゃない。 京太郎「ゲームの説明は俺や機械から熱心に聞き取ってたんで初めての筈なんですが、スコア系のゲームは全国ランキング一位のパーフェクトゲーム。対戦型のゲームは俺やその場にいた腕自慢の人交えても無傷の完勝。メダルゲームやスロットでもちょっと目ぇ離した隙に容器の数が倍々に増えていくんですよ。それなりに時間経った今でもその伝説は塗り替えられてないんです」 天からいくつ貰ったんですかその人。 京太郎「それ全部を「執事ですから」で済ませようとしてたんで、あの人執事の常識が世間一般とはかけ離れてるかと」 完璧超人過ぎて少し変わった人なんですね。 京太郎「けどまぁ、結構楽しんでもらえたみたいなんで、それをきっかけに個人的に仲良くなりまして。それからちょいちょい連絡を取り合って教え合う仲になりました」 執事さんはそのスキルを、S君は男子高校生の遊びを教え合う。そんな関係になったんですね。 京太郎「まぁ教えた事の悉くが始めた時点で超えられますがね……」 では、最後に何か一言。 京太郎「もうすぐ全国大会なので、みんなを精一杯サポートしようと思います」 前話 次話
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3369.html
宮永家 朝 咲の部屋 ジリリリリリリ!ガチャ! 咲「お~寝みぃ……」 咲「まったく、水曜日の学校はいやだな、鬱になる」 咲「カピに餌やらないと……カピー!」 シーン 咲「あれ?カピはどこいった?…ていうかなんか部屋が違うような…」 咲「……何処だここ、何があった」 咲「……誘拐かなんかか?まさか、昨日俺は自分の部屋で寝たんだぜ、ありえねえ」 咲「体に異常は……このピンクのパジャマはなんだ」 咲「……あれ?なんか体がいつもと違う、なにかがない気がするぞ」 咲「…………………あ」 咲「はぁ~~~~!?」 咲「なんだこりゃ!女になってるぞ!」 咲「くっそ!意味がわかんねえ!とりあえず鏡だ!」 咲「たぶんここらへんに…あった!」 咲「……ははは、夢だと疑いたくなるぜ」 咲「咲になってる…」 咲「待て、落ち着け、須賀京太郎、幸いアニメとかでこの手の展開はよく見る、つまりはそれに習って、最善の行動をとるんだ」 咲「まず、俺が咲になっているということは十中八九俺の体には咲が取り付いてやがる」 咲「たまにランダムに移動するタイプもあるけど考えたくねえな」 咲「……俺が最初にするべき行動は……咲への連絡!」 咲「須賀、須賀、あった!」 プルルルルプルルルル、だだ今、電話に出ることは 咲「くそっ!咲着信拒否してやがる!現実逃避するなよ!」 咲「俺ん家は仮病なんて許さねえからな、おそらく咲は無理矢理に登校させられる」 咲「くそっ!一回登校したら取れる手はずいぶんと限られてくるぞ!お互いのモノマネとかその程度か」 咲「お互いのモノマネ?」 咲「……もぅ~きょ~ちゃ~ん聞いてよ~、和ちゃんがへんなことをいってくるよぉ~」 咲「……だめだ、絶対」 咲「そんなになったらもう遅い、そうなったら取れる手段は一つ!」 咲「……一回学校に行くしかねぇ、危険だけどな」 咲「まったく、どうしてこうなったんだか……用意しよう」 コンッコンッ! 咲「ん?石?……まさか!」 京太郎「」モジモジ 咲「咲!」 京太郎「ただいま・・・じゃなくておじゃまします・・・」 咲「おす」 京太郎「ううう・・・どうしよぉ・・・」モジモジ 咲「頼むから内股で涙目はやめてくれ。予想以上にキモい」 京太郎「そんなこと言ったって・・・」 咲「もうちょい背筋伸ばして胸張れよ。学校で変な噂が流れたらどうしてくれるんだ」 京太郎「ええっ 学校いくの?」ズキズキ 咲「しょうがねえだろ?サボって戻るわけでもないし・・・もっかい頭ぶつけてみるか?」ズキズキ 京太郎「いや」 咲「じゃあ着替えるの手伝えよ。服多すぎで靴下どこかわかんねぇしネクタイ結べねえし」 京太郎「普通だと思うけどな・・・」ゴソゴソ 京太郎「はい。」 咲「サンキュ」ヌギヌギ 京太郎「ちょっと待って!脱ぐの?」 咲「脱がなきゃ着替えられんだろ」 京太郎「ダメ!見ちゃダメ!絶対ダメ!」 咲「そんな無茶な」 京太郎「いい?絶対取ったらダメだからね」ギュッ 咲「わかったわかった。わかったから早くしてくれ、遅刻しちまうよ」 京太郎「人のボタン外すのってちょっと慣れないね・・・」プチ プチ 京太郎「はい。脚抜いて」スルッ 咲「よいしょ」 咲(しかしこれは客観的に見たら・・・) ガチャ 咲父「おーい咲、起きてるか―?朝飯・・・」 京太郎「あ」 咲「あっ」 咲父「・・・・・・ふー。」シュボッ 咲父「京太郎くん。君のことは咲の良き友人として信用していたんだがね。」 京太郎「違うのお父さん!」 咲父「誰がお義父さんだぶち殺すぞこのクソガキがあああああぁぁぁ!」 バキッ 京太郎「きゃあっ!」 咲「あわわわわ」 ー30分後ー 咲父「すまなかった、大丈夫か、咲」 京太郎「うん。なんか京ちゃんの体だとすぐ痛くなくなるみたい」 咲父「早とちりして娘に手をあげるなんて・・・本当にすまん」 咲(まあ普通の人間なら早とちると思う) 京太郎「ううん。誤解だったけど、お父さんが私のために本気で怒ってくれて、嬉しかったかも」 咲父「咲・・・」ジ~ン 京太郎「ありがとう・・・」 咲「すいません。親子愛に水を差す気は無いんですが、ホモホモしいのでそのへんで・・・」 咲「しかし、よくこの奇天烈な状況にあっさり納得してくれましたね」 咲父「うむ。・・・・・・実は若いころに似たような経験があってね」 京太郎「えっ」 咲「マジですか」 咲父「あれは私が丁度高校に入学したばかりの頃だった・・・」 京太郎「どうやって戻ったの!?そこだけ今教えて!!」 咲父「う、うむ」 咲(明らかに回想が始まりそうだった気がするけど黙っとこう) 咲父「入れ替わった相手は咲、母さんだ」 京太郎「ええーーーっ!」 咲「ほほう」 咲父「その頃男子の部員が少なくてな。実力の足りなかったオレは主に女子麻雀部の使い走りをやらされていた」 咲「心中お察しします」 咲父「で、まあ、ある日入れ替わって、一月くらいで元に戻った」 京太郎「え?」 咲「戻る方法は?」 咲父「正直、いつの間にか戻ってたとしか・・・まあ色々あったからなあ、色々・・・」(遠い目) 咲父「あえて言うならキスしたのがきっかけのような気もするが・・・」 京太郎「//////」 咲「な、なるほど、割りとベタですね」 咲父「別にその瞬間に戻ったわけじゃないから、確信は無いんだが」 咲「じゃあまあ、早速、するか」 京太郎「あ、え、えーと、う、うん」 咲父「やってみろ」ユラリ 咲父「オレの目の黒いうちは娘に手を出すことは許さん」ゴゴゴゴ 咲「いやいやいや落ち着いてください。その娘はいま息子になってるんですよ」 咲父「別にそうだと決まったわけじゃない。今は待て・・・久しぶりにあいつに連絡を取って、心当たりがないか聞いてみよう」 京太郎「・・・・・・」 咲「はあ、お願いします」 咲父「取り敢えずもうこんな時間だ。2人は学校に行きなさい」 京太郎「学校行くんだ・・・やっぱり」 咲父「京太郎くん。みなまでは言わない。くれぐれも、くれぐれも自重するように」 咲「は・・・はい」 京太郎「行ってきまーす」 ダダダダダダダ 咲「おい、まてっって」ハァハァ 京太郎「あははは、すごい、脚はやーーい」 咲「くそおおっなんじゃこりゃあ バランサーがイカれてやがる。しかも遅い!」ハァハァ 京太郎「いつもこのへんで和ちゃんに会うんだけど、今日は流石にいないねー」 咲「わかってるな、咲、じゃなくてえー京ちゃん。お前は京太郎なんだぞ」 京太郎「うん。あっ・・・お、おう」 咲「女子更衣室入るなよ女子トイレ入るなよ」 京太郎「あっ。そうか!危なかったー」 咲「大丈夫かよ。頼むから俺の人生を終わらせないでくれ」 咲(しかしさしあたって・・・・・・トイレどうしよう) 京太郎「あぐらかいたり、下ねた言ったり、あとあと色々全部気をつけてよね!」 咲「わかったわかった」ハァハァ 京太郎「で、京ちゃんの方は?」 咲「俺は裏表のない素晴らしい性格だから、咲の見てる俺のイメージで適当にやってくれ」 京太郎「そんなんでいいの!?」 ポン 男子「おーっす。京太郎、ギリギリセーフだったな」 京太郎「あ、ああ、・・・・・・まあな」 女子「んー。なんか須賀くん今日雰囲気違わない?」 咲(!) 京太郎「おっ。ついに俺の魅力に気付いちゃった?」 男子「言ってろw」 女子「あははは」 ワイワイガヤガヤ 咲(うむ。その調子だ、咲。しかし・・・) シーン 咲(咲に麻雀部以外に友達がいなくてよかっ・・・・・・た?)ホロリ ー休み時間ー 咲「この離れのトイレなら誰も来ないだろ」 京太郎「大丈夫かなあ・・・」 咲「じゃあまずチャックを下ろして」 京太郎「はい先生」ジジー 咲「トランクスの股の方に穴が空いてるので、そこからチンコを取り出します」 京太郎「チン///・・・は、はい」ポロリ 咲「もうちょっと小便器に近づくんだ。そして照準を合わせて主に排水口の辺りを狙い撃つ」 京太郎「うう・・・ちょっと触るのやだなあ・・・」 咲「ちゃんと洗ってるから!しっかり銃身を握って狙いを定めないとえらいことになるぞ」 京太郎「そうなんだ・・・」ムズムズ 咲「出そうか?」 京太郎「うっうん・・・あっ」ジョー 京太郎「なんか、変、この感覚、新しいかも・・・」ジョワー 咲「お、おい咲、顔がやばいぞ。よだれ・・・」 京太郎「え?ご、ごめん」ジュルッ 咲(男の放尿って女より気持ちいいのかな) 咲「そして終わった後はブルンブルン震わせて尿の雫を切るんだ」 京太郎「あははは、これなんか面白いかも」 咲「切り終わったらさっきと逆に仕舞う。あと絶対にチャックにチンコを挟むなよ。15分は行動不能になるぞ」 京太郎「えっティッシュで拭かないの?」 咲「どこにそんなもんがあるんだよ。ちなみにハンカチなんて基本持ってないぞ。手洗ったらズボンで拭く」 京太郎「ふーん男の子って不潔なんだね」 咲「そうか?」 京太郎「『咲』はちゃんとハンカチ使ってよね。ポケットに入ってるから」 咲「へーへー。ところで『京ちゃん』・・・俺も小便したくなったんだが・・・」 京太郎「うー・・・・・・・・・・・・しょうがない、よね」 ガチャ 咲「いちいち個室っていうのが面倒くさいな」 京太郎「しょうがないでしょ」 咲「しかし何も脱がなくていいのは楽かもしれん」 咲「ん・・・っと。ほほう、綺麗なピンク色だな」 京太郎「勝手に拡げないで!!」 咲「す、すいません」 京太郎「もう、女の子の一番デリケートなところなんだからね!」クニ 咲「はぅ///」 京太郎「変な声出さないで・・・こっちの小っちゃい穴がおしっこが出るところで、その下の方が・・・」 咲「チンコ挿れるところか」 京太郎「赤ちゃんが出てくるところ!」 咲「順番的にはこっちが正しいぞ」 京太郎「うう・・・京ちゃん最低・・・もうお嫁に行けない・・・」 咲「男は元々行けないから安心しろ」 京太郎「京ちゃんは見られて、ていうか見て、平気なの?」 咲「・・・まあ正直、鼻血出そう」ハァハァ 京太郎「ヘンタイ」 チョロロロロロロロ チョッ チョッ チョロッ 咲「ふぅ・・・女って小便我慢できないんだな」 京太郎「そうなの?」 咲「ああ、多分。なんか途中で止めれなそうな感じ」 京太郎「終わったらティッシュで綺麗に拭いて。トイレットペーパーだと切れ端が残りやすいから特に注意してね」 咲「はいよ」フキフキ 京太郎「・・・・・・」 咲「ウンコはどっちも同じだから講習の必要はないですよね?w先生・・・」 京太郎「・・・・・・っ」 咲「・・・おいどうした、咲」 京太郎「どうしよう京ちゃん・・・なんかあそこが変なの・・・」 咲「!・・・立てるか?」 京太郎「ん・・・痛っ・・・これって」モッコリ 咲「ついにこの瞬間が来てしまったか・・・」 京太郎「これって・・・くっ」 咲「うん、取り敢えず苦しいだろうから外に出してやる」 カチャカチャ ジー 京太郎「うわぁすごい・・・全然、さっきと形も大きさも違う・・・こんなに膨らむんだぁ・・・」ギンギン 咲「あー・・・恐らく咲もある程度知っているかもしれないが、これがいわゆる勃起ですね」 咲(裏から見るの思ったよりグロいな) 京太郎「これが・・・大丈夫なの?どんどん大きくなって破裂しない?」 咲「それはないから安心しろ」 京太郎「どうしようどうしよう京ちゃあん」オロオロ 咲「落ち着き給え。ちゃんと静める方法も伝授してやるから」 咲「まずひとつは一時的な対処療法だ。瞑想をするように心を落ち着けて、静かに無心でいればそのうち収まる」 京太郎「」コクコク 咲「ふたつめは元を断つ。チンコを主に手で扱いて精子を出してスッキリさせてやるんだ」 京太郎「どっちが、どっちがいいの?」 咲(色々あって忘れてたけどそういえばオナ禁してたんだった) 咲「溜まってれば授業中に不意勃って戻らないっていうことも有り得る。ここは・・・」 咲「一旦落ち着け、いいか? なるべく気持ちの悪いことを考えるんだ」 京太郎「気持ちの悪い事?」 咲「例えば・・・咲って何か嫌いな物とかないか?」 京太郎「嫌いな物・・・ええと」 京太郎(嫌いな物嫌いな物・・・・うーーん) 京太郎「虫とか・・・かな」 咲「虫か! ならゴキブリが卵を生んでいる所を考・・・うぅぇえええ」 京太郎「なにそれ・・・」シナシナ 京太郎「ちょっと京ちゃん、あんまり気持ちの悪い事言わないでよ」シュンシュン 咲「ああ、だけど見てみろ咲 萎んだだろ?」 京太郎「あっ! 本当だ!」 咲(しかし、自分から言っといてなんだがなんだろう今の・・・) 咲(すんげー気分悪くなったな・・・大抵そういうの考えたところでここまで気持ち悪くならないのに・・・) 咲(これも咲と入れ替わったせいか? まあいいか) 咲「ところで咲――― ガチャ モブ子A「そういえば昨日のテレビ見たー?」 モブ子B「うん 見たよー!」 咲「!?」 ガタッ 京太郎「!???」 ガタッ モブ子A「ん?」 モブ子B「え? どうかした?」 モブ子A「いや・・・何でもない 所でさ」 京太郎(京ちゃん動いちゃダメだよ!!) 咲(わかってる! 今ここで何かあって京太郎であるお前がバレたら俺の学校生活は終わる!!) モブ子A「って言ってたんだよねー」 モブ子B「えー そうだっただー!」 咲(・・・) 京太郎(・・・) モブ子A「それでさー!」 モブ子B「うんうん」 咲「・・・いつまでいるんだこいつら? もう十分はいるぞ?」ボソッ 京太郎「あはは・・・女の子はお喋りだから」ボソッ ~~~~~♪ 咲・京太郎「「!!??」」 モブ子A「え?」 モブ子B「ケータイ?」 モブ子A「そういえば私たちがここに来てからまだ誰も入ってこなかったよね」 モブ子B「そういえば確かに」 京太郎「きょきょきょ京ちゃん! 何でケータイマナーモードにしてなかったの!?」 咲「いや、いつもは学校につく前にはマナーモードにしてたけど今日は違うだろ!??」 京太郎「どうしよ」 ガンガン モブ子A「大丈夫ですかー?」 咲・京太郎「「!!??」」 モブ子B「随分長い間トイレ入ってるみたいだけど・・・何か体調悪いんだったら先生呼んでこようかー?」 京太郎「ああええと、だ!大丈夫です!! 心配しないでください!」 モブ子A「!!??」 モブ子B「!!!!」 咲(あああっ!!!!) 京太郎「あっ・・・」 モブ子A「お、男の声・・・!?」 モブ子B「ここ女子トイレだよね・・・?」 モブ子A「ちょっとあんた!! ここで何してんの!??」ガンガン 咲(終わった・・・) 京太郎(ブルブル)ウルウル 咲(いや、考えろ! ここで何かしないと俺の高校生活が終わる!!) 咲「あーあーおほんおほん!!!」 咲「間違えて電話してたのをスピーカーにしちゃったー(棒)」 咲「もしもしー 京ちゃーん?」 京太郎「!?」 京太郎「あーーもしもしーどうしたーー?」 咲「今ちょっと電話に出れないからまたかけ直すねー」 京太郎「あ、あー分かった」 ガチャ スタスタ 咲「あの、お騒がせしてすいません ケータイをずっと弄ってて・・・」 モブ子B「え?、ああ・・・なるほど」 モブ子A「え? でも男の声は??」 咲「それは電話してきた相手の声で、私が間違えてスピーカーにしちゃったんですよ」 モブ子A「あぁな~んだ、 てっきり女子トイレに入る変態がいるのかと思ったよ」 咲「ははは」 咲(危なかった・・・) キーンコーンカーンコーン モブ子A「あ、予鈴」 モブ子B「そういえばモブ子A、会長に何か頼まれてなかったっけ?」 モブ子A「あっ!! そうだった! 早く行かないと!」 タッタッタ ガチャン 咲「・・・・・・ふぅ・・・」 咲「咲ー出てきても大丈夫だぞー」 スタスタ 京太郎「・・・・はぁ もうダメかと思ったよ」 咲「お前なー・・・グニィ」 京太郎「ひふぁいふぉふぉうふぁん」 咲「それよりさっさと出よう 誰かに見られたら即OUTだっからな」 京太郎「うん」 ガチャ スタスタ 咲「ふぅ・・・しかしまじで危なかったな」 京太郎「うん・・・正直もうダメかと思ったよ」 咲「お前がテンパって返事しなけりゃよかったのにな」グニグニ 京太郎「ふぁふぁらいふぁいふぉきょうちゃん!」 咲「おっと・・・取り敢えず今から気を取り直すぞ さ・・・京ちゃん」 京太郎「うん 咲」 ??「・・・・・・」 ??「あれは咲ちゃんと・・・・京太郎? あそこって女子トイレじゃ」 ??「どうして咲ちゃんと京太郎が・・・」 ~昼休み~ 咲「ふぅ・・・なんとか授業中や休み時間は誰にも怪しまれずに済んだな」 京太郎「ky・・・咲はずっと授業中寝てたからでしょ!」 京太郎「わ俺なんていろんな人が喋りかけてきて大変だったんだから!寝てるわけにもいかないし!」 咲「はいはいご苦労さま」 京太郎「京ちゃん はいは一回でいいよ」 咲「はいよ」 咲「それよりもだ」 咲「取り敢えず今後のことを話さないといけないから、和と優希には悪いけど今日は二人で食べてもらうとするか」 京太郎「うん、そうだね」 咲「さてと・・・・・どうしますか」 京太郎「お父さんが朝言ってた事を思い出してみると 咲父「で、まあ、ある日入れ替わって、一月くらいで元に戻った」 咲父「正直、いつの間にか戻ってたとしか・・・まあ色々あったからなあ、色々・・・」(遠い目) 京太郎「ってことだから正直今のわた・・・俺たちにはどうすることもできないよ」 咲「そうだな・・・ それよりも今おれ・・・私たちが入れ替わっていることを和たちに話すかどうかだな・・・」 京太郎「うん・・・ 正直信じてもらえるか分からないよね・・・」 咲「まあそりゃそーだろ 俺と咲が入れ替わってるんですー」 咲「なんていったって和はそんなオカルトありえませんとかいって絶対信じないだろうし」 咲「優希や部長は面白半分でしか話聞かなそうだし」 咲「染谷先輩もなんていうか予測がつかないしな・・・」 京太郎「けど、隠し通せるとも思えないよ・・・?」 咲「一ヶ月だもんな・・・短いようで長いし・・・」 咲「まあ最悪何か違和感が隠しきれなくなったら正直に白状するしかないだろ」 京太郎「っていうことは今はまだ言わないって事?」 咲「もしお前が、誰かと誰かが入れ替わってるって知って今までどおり接することができるか?」 咲「そんなぎこちないことになるぐらいなら隠していたほうがマシだと思うんだ」 京太郎「そっか・・・そう言われるとそうかも」 咲「そう・・・・・・・・・・・」ピーーン 咲(・・・・・待てよ?) 咲(そういえば、今の俺の体は咲。つまり女子だ) 咲(それって・・・・・・俺が今考えている以上に今・・・) 咲(とても幸運な状態なんじゃないのか・・・?) 咲(さっきまではあまりそういうことを考えずに入れ替わりは隠そうとしてたけど・・・) 咲(・・・・・・・・・・・・)ニヤリ 京太郎「京ちゃん・・・?」 ~昼休み~ ??「むむむ・・・何だか二人共楽しそう」 ??「それに何故だか咲ちゃんが今まで見たこともないような悪い顔をしているじょ・・・」 ??「それよりも二人で・・・・まさかあの二人・・・・・・」 ??「京太郎・・・・」 ?「・・・・さんどうして須賀君と二人で・・・」 ??「ん?あれは・・・?」 ?「どうして私じゃなくて須賀君と二人で・・・」 ??「のどちゃん・・・」 ?「え? あ、優希」 ~放課後~ 咲(授業が終わるまで何も起こらなかったな・・・段々咲になりきるのも慣れてきたし・・・) 咲(・・・・・・・・・・) 咲(ダメだ・・・考えるのをやめるんだ・・・・これ以上考えるとニヤケが止まらなくなる)ニヤニヤ 京太郎「何ニヤニヤしているんだ咲・・・」 咲「いや、何でもない」 咲(咲と入れ替わった・・・まず咲と仲のいい女子で外せないのはもちろん・・・・) 咲「和だ!!!!」 京太郎「」ビクッ 京太郎「・・・・・? はっ」ピーン 京太郎「・・・・咲 和ちゃんに何かしたら許さないよ」 咲「!?」 咲「ななにを言ってるんだ咲?俺は咲の体なら俺でも嶺上開花和了れるんじゃないか試してみようと思っただけだぞ?」 京太郎「ほんと~?」 京太郎「あぁ、そういうことだから・・・じゃ・・・」 咲「・・・・・・」テクテクテク 咲「・・・・・・・」テッテッテッ 咲「・・・・・・・・」タタタタタタタ 咲(待ってろよお!和ぁ!) 和「宮永さん・・・どうして・・・」ブツブツ 咲「原村さん!」 和「宮永さん?!・・・どうしたんですか?」ハッ 咲「えへへ・・・」ギュッ 和「宮永さん?!」 咲「前から原村さんの胸の谷間に挟まってみたかったんだ~」 和「わ・・・わ・・・私も」 バタン 京太郎「ちょ、ちょっと!何やってるの?!」 咲「わっ!びっくりさせないでよ京ちゃん」 咲(ちっ勘づきやがったかこのチンチクリン) 京太郎「やっぱり原村さんの胸が目当てだったんだね・・・許さないよきょ、咲」ゴゴゴゴゴ 咲「あわわわわ」 京太郎「さぁこっちにきてゆっくりお話s──」 和「やめてください!」 咲「!」 京太郎「え・・・はら・・・和?」 和「どうして須賀君が怒るんですか?宮永さんがクラブメイトと交友を図ることのなにがいけないというのですか?」 京太郎「いやでもぉ・・・いくらなんでも抱きついて胸に顔擦り付けるのは行き過ぎなんじゃ・・・」 和「スキンシップです。相手が男性というわけでもないのだから校内の秩序を乱すような行為になるとは思えませんが」 和「それとも須賀君個人として私と宮永さんが仲良くすることに、なにか蟠りでもあるのでしょうか」 京太郎「それは・・・」 京太郎(もぉ・・・なんでか知らないけど原村さんの逆鱗に触れちゃったよぉ・・・) 京太郎(京ちゃんなんとかして・・・)チラッ 咲「ふぇぇ~原村さ~ん」ギュウウウゥゥ 京太郎「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」グギ 和「反論がないのなら消えてください。私たちはこれからもっとお互いを知りあう必要があるのですから・・・さ、宮永さん」 咲「うん!」 京太郎「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 京太郎「」ガシッ 咲「へ?」 京太郎「きて」 和「ちょっと、あたなまだ──!」 京太郎「」ギロッ 和「ひっ」 咲「いやちょっと待ってどこ触ってあ、あ、ああああああれえええぇぇぇぇぇぇ~~」 和(連れてかれちゃいましたね・・・) 和(でも、須賀君のあの射殺すようなまなざし・・・) 和(・・・・・・・・・・・・・・・・・ポッ) 咲「サキサンカワイイー」 京太郎「まったく京ちゃんはいっつもおっぱいおっぱい言って・・・」 咲「サキサンカワイイー」 京太郎「その年になって恥ずかしいと思わないの?」 咲「サキサンカワイイー」 京太郎「だいたいおっぱいなら手頃なのが近くにあると思うなー」 咲「リンシャンカイホー」 京太郎「だいたい胸って大きさだけじゃないと思うし──」 久「なにあれ」 咲「おっと、俺ここから帰るわ」 京太郎「ちょっと、そっちは京ちゃんの家でしょ?京ちゃんは私の家に帰らないと」 咲「おっと、そうだったな」 京太郎「じゃあ、私はきょうちゃんの家に帰るね」 ~宮永家~ 咲「ただいまー」 咲父「おう、おかえり。 何かいい方法は見つかりそうかな?」 咲「いや、まったく…」 咲父「そうか、とりあえず今日はもう部屋に戻って休んでなさい」 咲「? 部屋って、どの?」 咲父「咲の部屋に決まってるじゃないか」 咲「」 ~in咲部屋~ 咲(すげぇ、なんかかわいい小物がいっぱいあるな…) 咲(しかもめっちゃいい匂いがする、これが女の子の部屋か…) 咲「ん?これは…」 咲「洗濯物…だと?」 咲(いやこれはさすがにまずい) 咲(バレたら殺されるよな…) 咲「…」 咲(ちょっとだけならいいよな…)スッ 咲(綿ぱんつか、あいつらしいな…)プラーン 咲「…」 咲「ちょっと、ちょっと嗅ぐだけ…」 咲「…」クンカクンカ 咲(んん~まんだむ) 咲「さて次は……ん……あいつ…ブラジャーつける必要あんのか?」 咲「…」 咲「確かめてみるか…」 咲「」モミモミ 咲「……?」 咲「」モミモミモミモミ 咲「……!?」 / / ... / ′ / . . ..... ./. / ! . . .i ..! . ヽ. { . . . . . ハ ピピピ…. /.〃/ ...../ ′'. | i . . . . | i _{__| .| . . .i | . ヽ. ... / ~` ' // ′ /斗 十 | . . . . . . }}ハ ハ { ≧ト| |. / おもち力・・・ {// { /|i 八 {=从 { i N孑弐{ミト∨ | |< .. i 从 {イァ う{ミト爪ト ┌──‐┐'; | ,--|. たったの1か・・・. |. | \《 { } ヽ\| cロ ュ T ~ 日 | . | ! |ハト.乂__ノ ヽ__√\. 日 | | ゴミめ・・・ 八 | | i /i, , , /i/ , } ゝー、‐' 人____ (__) l . i. / 入 / { | V 入 {~`ソ }/} }/ { |人 ∨ >... ` . ィ升| / 咲「……元の身体と大差無い……」 次の日 京太郎「お邪魔しまーす」 咲「いらっしゃい京ちゃん」 咲「今、飲み物用意してくるね」 京太郎「おう!」 京太郎「なんかだんだん違和感なくなってきたけど大丈夫なのかな…」 咲の部屋 咲「和とイチャラブするためには…やはり麻雀だ!」 京太郎「アー、ソウダネ」 咲「なんで棒読みなんだよ」 京太郎「だって京ちゃん、麻雀ヘタでしょ」 咲「ぐっ…!?だがしかし咲の身体ならひょっとしたらと言うことも!」 京太郎「ひょっとするかなぁ…?とりあえずインターネットの麻雀してみる?」 咲「フフフのフ…期待の新星の実力、見せてやるぜ!」 ツモ!白一色! 咲「」 京太郎「…まぁ、こうなるよねぇ」 咲「じゅ、10回やって全部はんちゃんもたずにはこわれ…」 京太郎「一ヶ月なら大会前には戻れるかもだけど、それまで皆の足を引っ張っちゃう…よねぇ」 咲「さ、さきぃ…どうしよう…俺…」 京太郎(あ…姿は自分なのに凹んでる京ちゃんすごく可愛い…) 咲「和とイチャラブどころじゃなかった…このままじゃ俺のせいで…」 京太郎「京ちゃん」ヨシヨシ 咲「咲ぃ」ギュー 京太郎(わ、自分の姿なのに潤んだ目で抱きつかれたら…なんていうか、グッときちゃう) 京太郎「あ…」 京太郎(まただ…また、私…) 咲「──。──」 京太郎(私たち……ホントにこのまま戻れるのかな……) 咲「──。──!」 京太郎(もしかしたらずっとこのまま……) 咲「──ぃ!おい咲!」 京太郎「っ……なに?京ちゃん」 咲「お前何か変なこと考えてんじゃねぇだろうな……顔真っ青だったぞ」 京太郎「な、何かって何?」アセアセ 咲「どうせ咲のことだから何かくだらない事でも考えてるのかと思った」 京太郎「くだらない事って…そんなこと考えてないよ」 咲「本当か?」 京太郎「本当!」 咲「……」 京太郎「………」 咲「………」 京太郎「………少しだけ」 咲「やっぱりじゃねぇか」 京太郎「ごめんね」 咲「いや、別に謝られるようなことじゃないけど…」 京太郎「………」 咲「………」 咲「あのさ咲」 京太郎「?」 咲「大丈夫だから! 俺を信じてくれ!」 京太郎「なにさいきなり……京ちゃんを信じたからってどうなるものでもないんじゃないの?」 咲「そうだな……でもさ、少なからずこの一ヶ月はお互いが信じ合えてないとやっていけないだろうからさ」 咲「俺は咲のこと信じてるよ」 咲(今は取り敢えずこの心配性の咲をどうにかしないとな) 咲「だから咲も、俺を信じてくれ」 京太郎「…………うん」 京太郎「私がこの家に着いた時のやり取りあったじゃない?」 咲「ああ」 京太郎「あの時は冗談交じりに体に沿ってお互いを演技あってただけなんだけど」 京太郎「ふとした瞬間の京ちゃんがとる私の仕草、とか言動に……なんだろ……」 京太郎「女を感じるっていうか…異性的魅力に目がつくようになるって言うか…」 京太郎「あ、もちろんナルシストとかそういうわけじゃなくってね?」 咲「実は言うと俺もその感覚はある」 京太郎「え?」 咲「基本咲は俺の体でもナヨナヨしてくれてるから機会は少ないんだけど」 咲「密着した時に感じた体のたくましさとか、腕まくったりするとことか見るとなんかドキッとしたり……」 咲「って!これじゃほんとに自分に酔ってるヤバい奴みたいだな!」 京太郎「あはは……うん。そうそう……多分そんな感じなんだろうけど」 京太郎「そういうことを通していくうちに自分の意識がだんだんと男性に流れて行ってるような」 京太郎「私って意識が京ちゃんの意識に変わってっちゃうみたいな、そんな気がしてきてさ」 京太郎「私たち……元に…もどれるのかなぁ……」ポロポロ ギュッ 京太郎「……京ちゃん?」 咲「大丈夫だよ」ナデナデ 咲「うん…うん、ごめんね、ほんとにごめん…」 京太郎「だからもう泣かなくていい、任せとけよ」 咲「…ぁ」 京太郎(そんな顔で上目づかいで見つめられたら…) 京太郎「…」 咲(だ、駄目だよ京ちゃん…そこで目をつむっちゃっうなんて…キス、しちゃうよ…) チュ 京太郎・咲「ってもどってたぁ??!」 後日 咲父「いやぁ随分アッサりと戻ったもんだ。俺と母さんの時はもっと時間がかかったもんだけどなぁ」 咲父「二人の仲は俺が思っていたよりもずっと進展していたようだ」ギリギリギリ 京太郎「お、お義父さん。くっ苦しいッス」パンパンパン 咲「お父さんやめて~私の京ちゃんに乱暴しないで~!」 咲父「」パッ 京太郎「ゲホっ……ゲホ……」 咲父「いいか!エッチは20歳を超えてからだ!それと!俺はお前のお義父さんでは……」 咲父「ない!」バターン!! 咲「もう……お父さんってば……大丈夫、京ちゃん?」 京太郎「あ、あぁ……まぁ問題ないよ」 咲「……」 咲「結局入れ替わった原因ってなんだったんだろうね?」 咲「お父さんたちはキスで戻ったっていってたけど私たちはする前にはもう戻ってたし」 京太郎「わっかんねぇ……けどまぁ」 京太郎「俺としてはかわいい彼女が出来るきっかけになったことだし……一概に厄災だったとも言い難いんだけどな」 咲「も、もぉ京ちゃんは///」 京太郎「咲…」 咲「京……ちゃん…」 二人は幸せなキスをして終了
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5679.html
458 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/02(土) 22 47 04.32 ID YwAFkbSIO [3/3] 和 71 京太郎「電話するか」 なんと久しぶりに前週キャラあり 安価下5 464 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/02(土) 23 12 56.59 ID nAMz4uYZO [1/9] 健夜 max 0~50 留守番電話サービス 51~99 もしもし 466 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/02(土) 23 17 51.43 ID nAMz4uYZO [2/9] 健夜「……」 着信が一件。 健夜「留守番電話……」 ピー 「あ、もしもし」 健夜「!」ビクッ 「なんか着信があったんですけど……」 健夜「ふふっ」ニヤッ まだ見放されていない。 風向きは自分に来ている。 健夜「また……会おうね」 一日が終わりました 467 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/02(土) 23 18 19.15 ID nAMz4uYZO [3/9] 京太郎「朝だ」 1. 学校行く 2.サボる 安価下2 470 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/02(土) 23 25 16.55 ID nAMz4uYZO [4/9] 行動フェイズ朝 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2 484 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/02(土) 23 50 00.43 ID nAMz4uYZO [8/9] 理沙「……」プンスコ 京太郎「うわっ……」 京太郎(有名人だ) 京太郎「そして……」 理沙「……」プンスコ 京太郎(すげえ睨まれてるー!?)ガーン 理沙「……」プンスコ 理沙「好きっ!」 京太郎「?」 理沙 好感度上昇安価下 488 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/02(土) 23 59 53.22 ID nAMz4uYZO [9/9] どんどん行くよー 昼 行動フェイズ昼 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2 491 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 00 04 26.15 ID Q6SxQYCzO [1/7] 理沙 100 京太郎「電話するか」 安価下3 495 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 00 14 49.65 ID Q6SxQYCzO [2/7] 豊音「もしもしー?」 京太郎「あ……豊音さん」 豊音「体大丈夫ー?」 京太郎「ま、まぁ……それなりに良くなって暇してます」 豊音「放課後から麻雀部においでよー」 京太郎「今日はちょっと休ませてください……」 京太郎(豊音さんの声を聞きたかったんだよな、なんとなく) 豊音「うん。分かったよー皆に伝えとくねー」 豊音 好感度上昇安価下 497 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 00 18 00.78 ID Q6SxQYCzO [3/7] 豊音 99 行動フェイズ夕がた 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2 500 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 00 24 17.96 ID Q6SxQYCzO [4/7] どんどん安価踏んでください 京太郎「雀荘行くか」 0~30 お好きぷろ 31~60 お好きなみやもり 61~99 お好きなアナウンサー 512 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 13 44 22.97 ID T7N+TbgQO [1/5] 恒子 125 恒子「むむっ!」 京太郎「!」 京太郎(アナウンサーだ……) 京太郎「綺麗だなぁ……」 恒子「かっこいいなぁ……」 京太郎・恒子「え?」 恒子「あはは……」 京太郎「あはははー」 恒子「……」グッ 恒子「ねぇ……お姉さんと一緒に遊ばない?」 京太郎「えぇ!?」 安価下3 1.断る 2.喜んで 516 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 13 54 31.21 ID T7N+TbgQO [2/5] 京太郎「喜んで」 恒子「本当!?」パァァァ 京太郎「はい、勿論ですよ」デレデレ 恒子「よし!じゃあ行こう行こう!」ギュッ 京太郎(胸が当たってるんですけどー!?) 恒子「当ててるんだよ?」ボソッ 京太郎「」 恒子「よーし行こう行こう!」グイグイ --- 胡桃「……へぇ」 エイズリン「ーーfuck」 --- 1.ホテル 2.恒子の別荘 3.恒子の車 安価下3 524 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 16 15 53.93 ID YJMycq0ZO [2/11] 車内 京太郎「……」 京太郎(緊張する……) 恒子「ねぇねぇ」 京太郎「はい、なんでしょう?」 恒子「同棲しない?」 京太郎「!?」ブーッ 恒子「大丈夫!?」ナデナデ 京太郎「はぁ……はぁ……」ゴホゴホ 恒子「決定ね」 京太郎「早っ!?」 恒子「よろしくね、京太郎君」ニコッ 京太郎「ぐ……ぐぅ……」 --- ロールスロイス 健夜「残念だよこーこちゃん……」 健夜「許せない」ギリッ 526 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 16 17 17.14 ID YJMycq0ZO [3/11] 恒子が彼女になりました 行動フェイズ夜 京太郎「さて、何をするか」 恒子「何するの?」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 7.こーこちゃん! 安価下2 529 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 16 24 41.73 ID YJMycq0ZO [4/11] 恒子「ふふふっ」キランッ☆ 京太郎「わーすごーい」パチパチ 恒子「始まりました!!こーこちゃんタイムッ!」 京太郎「わーわー」パチパチ 恒子「何しよっか」 京太郎「そこから!?」 恒子「んー……」ムムムッ 自由安価 何をする!? 安価下3 533 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 17 26 46.89 ID YJMycq0ZO [5/11] 恒子「DVDでも見ようっ!」 京太郎「え?」 恒子「P○3発見!」 恒子「うりゃっ!」ポチッ 京太郎「あれ……?」 京太郎「はっ!」 京太郎(しまっ……) アンアンハァハァアンアンアンアン 京太郎「」 恒子「そうだよねぇ……年頃の男の子だもんね」ドキドキ 恒子「わっ……凄い……」ドキドキ 京太郎「もうやめてぇ!」 恒子「あはは……おっぱい大きい人が好きなんだね」 1.私じゃ足りないかな? 2.私の方が大きいよ? 3.もっと一緒に見ようよ 安価下3 537 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 17 49 16.21 ID YJMycq0ZO [6/11] 恒子「ふふっ」ピコーン ギュッ 京太郎「なっ……!ちょっと……!」 恒子「もっと見ようよ」ニヤニヤ 京太郎の事を後ろから羽交い締めにして抱きしめるする恒子、実にいやらしい。 恒子「ほらほらーどうかなー?」 京太郎「ぐぬぬ……!」ドキドキ 恒子「……」ドキドキドキドキ 0~30 耐える 31~60 寝る 61~99 我慢出来ず 540 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 17 55 22.77 ID YJMycq0ZO [7/11] 京太郎「」プツンッ ガバッ 恒子「あっ///」 --- 数時間後 京太郎「……出会った当日に」 恒子「///」 恒子「あははーごめんね……」ナデナデ 京太郎「……」ズーンッ 一日が終わりました 541 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 17 56 02.64 ID YJMycq0ZO [8/11] 京太郎「朝だ」 1. 学校行く 2.サボる 安価下2 555 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 21 43 19.01 ID SdYiU0fhO [1/10] 嫌な予感がした。 「hay」 京太郎「ん?」 京太郎はーー? 0~70 ガッゴッゴッゴッ 71~99 そのまま走り出した 559 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 21 46 26.68 ID SdYiU0fhO [2/10] 京太郎「っ!!」ダダダッ 「Aa……」 --- 京太郎「やばいっやばいっやばいっ!!!」ダダダッ 京太郎(あれは間違いなくエイスリンさん……!) 京太郎「……!」 0~50 コラッ! 51~99 恒子 562 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 21 50 34.47 ID SdYiU0fhO [3/10] おいおい…… 恒子「あれー?どうしたのー?」 京太郎「こいっ!」ガシッ 恒子「こらこらー車があるから大丈夫だよ」 京太郎「よしっ!」 --- 車内 恒子「どうしたの、もう」 京太郎「……」 京太郎(胡桃さんも確実に居た……) 0~70 アラフォーアラフォー 71~99 エンディングへ 577 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 22 02 53.28 ID SdYiU0fhO [5/10] 1レス目からいつもすこやん推しがあるのに申し訳ない(ニッコリ) 京太郎「恒子」 恒子「え?」 京太郎「大好きだよ」 恒子「う……うん」 京太郎「ごめんな」ニコッ 恒子「え……?」 京太郎「また……会おうな」 バンッ 車内から京太郎は飛び出した。 恒子「ちょっと……!?」 少年は覚悟を決めていた。 このまま悲劇を待つよりも…… ーー自分でその種を潰してしまおうと。 581 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 22 07 45.92 ID SdYiU0fhO [6/10] ザザッ 『岩手の女性三人の殺害事件の犯人が自首をしました』 えり「とても残酷な事件で残念です」 えり「中でも殺害されたうちの一人には小鍛治健夜さんが居るとか」 えり「よく一緒に実況されていましたね、福与アナ」 恒子「はい、とてもとても悲しいです」ポロッ えり「福与アナ?」 オイスウジガトレルゾ 恒子「とても、とても、悲しいです」ポロポロ カンッ 584 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 22 16 00.52 ID /7ySl5RqO たった一回のゾロ目でハッピーエンド? そりゃ無いですって ギャルゲー的な京太郎安価SSも作りたくなって来ました。 京太郎「壊れ行く世界で君と」 とか 京太郎「神代家に対する復讐だ」 とか 京太郎「お前……俺が見えるのか!?」 とか 京太郎「ーーこれは女に対する聖戦だ」 とか 見て見たいものはあるカナ!? 592 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/08/03(日) 22 25 23.70 ID T7N+TbgQO [3/5] 585-590も含めて多数決をとってみましょう 1京太郎「壊れ行く世界で君と」 2京太郎「神代家に対する復讐だ」 3京太郎「お前……俺が見えるのか!?」 4京太郎「ーーこれは女に対する聖戦だ」 見て見たいものをお願いします 609 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 23 05 24.37 ID Ux1ZFhuwO それでは行きますね 京太郎「ーー認識されなくなってから随分と経ったな」 須賀京太郎高校一年生の夏。 この世の人間から無視をされてから数ヶ月が経っていた。 誰からも話しかけられず、話しかけても相手をされない。 純粋な孤独、永遠に孤独だろう。 が……少年に奇跡が起ころうとしていた。 京太郎が見えるのは!? 安価下23 15分まで 自由安価 619 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 23 17 04.52 ID SdYiU0fhO [7/10] シロとアコチャーで決戦投票 安価下5 多数決 好きな方の名前をどうぞ 629 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 23 27 27.77 ID SdYiU0fhO [8/10] アコチャーとすこやんは負ける事が宿命づけられているのか 白望「……」 京太郎「あれ?道に迷ったな」 白望「見つけた」 京太郎「ん?」 白望「ねぇ、名前教えて」 京太郎「はーー?」 白望「ダルッ……名前教えて」 京太郎「いや、どうして……だ?」 白望「……?」 630 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 23 27 54.70 ID SdYiU0fhO [9/10] 「お前、俺が見えるのか?」 631 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 23 29 01.54 ID SdYiU0fhO [10/10] さぁここで安価さ 1.実はヤンデレ 2.実は京太郎が好き 安価下5多数決 638 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 23 42 05.55 ID H48Cs3WCO [1/3] 白望「……」 京太郎「奇跡だ……奇跡」 白望「ん……」 京太郎「どうして俺が見えるんだ!?」 白望「好き……だから」 京太郎「」 白望「……」ペシペシ 京太郎「ど、どうして……」 白望「深く考えたら負け」 639 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 23 46 47.28 ID H48Cs3WCO [2/3] そして二人は幸せになりました。 ずっと二人です。 家族もできるでしょう。 誰からも見向きもされなかった少年は、かけがえのない物を手に入れる事が出来ました。 彼はそれを命がけで守るでしょう。 京太郎「シロ」 白望「ん……」 京太郎「ありがとう」 カンッ 640 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/03(日) 23 48 34.09 ID H48Cs3WCO [3/3] 1京太郎「壊れ行く世界で君と」 2京太郎「神代家に対する復讐だ」 3京太郎「ーーこれは女に対する聖戦だ」 4 1がもうひとつやってるSSをカミングアウッ! 見て見たいものをお願いします 652 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/08/04(月) 00 12 18.79 ID toukzsNcO [1/11] そろそろ忠告が大きくなってきたので ーー -- どっちがハイフンなんでしょう?9gエディターを使っていたので全く分からないです。恐らく下だと思いますが それでは2を採用します 復讐編一旦再開 654 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/08/04(月) 00 20 49.67 ID toukzsNcO [2/11] ―― 過去にはこれを使っていましたね、懐かしいのでこれを使っていきましょう。 218から再開 セーラmax セーラ「あかん……それは言うたらあかん」 怜「まだまだあるでー?」 セーラ「こ……殺すしか」 京太郎「あんたも短絡的だなオイ」 怜「怖いわぁ……」 0~30 セーラのこうげき! 31~99 怜のこうげき! 656 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 00 34 08.96 ID toukzsNcO [3/11] 京太郎「あ、トドメ刺すのねどうぞ」 怜「ほら、セーラの前行くで」 京太郎「どうやっ……」 ピシイッ 怜「時止めたから」 京太郎「もう俺必要ないじゃん……」 怜「ほら、手に入れた力……どれ使うん?」 1.最高状態 2.ミニ怜ちゃん 3.クレイジーサイコ 京太郎「うーん……意味あるのか?」 安価下3 661 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 00 51 17.34 ID toukzsNcO [4/11] ゾロ目ボーナス! 怜「セーラは犠牲になったんや……」 京太郎「可哀想に」 ミニ怜「準備完了!」 セーラの体中にミニ怜ちゃんがびっしり。 京太郎「おれがこれやられたら発狂するわ」 怜「これでセーラの黒歴史をミニ怜ちゃんが沢山言うって奴なんやけど……見る」 京太郎「やめてくれ」 セーラ撃破! ゾロ目ボーナス! 本気のセーラ 爆発力 トラウマ を手に入れました! セーラが仲間になりました 662 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 00 59 30.52 ID toukzsNcO [5/11] 朝 行動フェイズ 京太郎「……」 京太郎(結局寝ちまったな) 怜「きょーたろ……むにゃ……」ギューッ 1.学校に行く 2.サボる 安価下2 665 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 01 04 02.45 ID toukzsNcO [6/11] 京太郎「……登校するか」 京太郎(さて、次は誰を落とすか……それとも県外に行くか) 0~20 怜 21~40 泉 41~60 セーラ 61~80 浩子 81~99 竜華 668 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 01 09 57.39 ID toukzsNcO [7/11] 泉「あ、おはようさん」 京太郎「おはよう」 泉「うちってあんまり見向きもされてないんやな」 京太郎「まぁ、うん」 泉「酷い……」 泉 好感度上昇安価下 670 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 01 13 42.80 ID toukzsNcO [8/11] 泉 158 放課後 1.顔を出す 2.帰る 3.街をうろうろする 安価下3 679 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/08/04(月) 01 44 39.79 ID toukzsNcO [9/11] 全ゾロ……123ってなんやねんな…… 雅枝、泉 max 雅枝「」 泉「」 京太郎「……」 京太郎「ちっ……」 京太郎「二人を相手するのか」 京太郎「どうする……」 雅枝「ほれ……わたしに身体を――」 怜「愛宕雅枝、未亡人 趣味は自慰、最近気になっているのは須賀京太郎とかいう自分の娘より年下の男。 キモいから死ねや。 PCの検索履歴は若作りで埋め尽くされてる。 娘の若さに嫉妬するあまり、娘の化粧品を内緒で使う。 須賀京太郎のアルバムが先日完成した。 後日ウチが全部燃やしたるわ。 まだ自分は若いと思っている。 一日に一回は京太郎に胸の谷間をチラ見せしている。 残念やったな京太郎は貧乳派なんや、おどれのような贅肉興味ないわ。 そして、先日はめでたくも他の人よりも早い更年期障害になった。 京太郎にどんどん◯◯◯◯してもらいたいと思っている。 ホンマにさっさとくたばれや糞ババア」 雅枝「」 681 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 01 59 47.35 ID toukzsNcO [10/11] 泉「ちょっ……!」 怜「今の私は日本の高1で最強のつもりや 2回戦までやインターミドルと全然ちゃう……この人たちから和了れる気がしーひん……!! 全力で前傾やのに!テンパイすらできひん…!! やべーす!」 泉「」 京太郎「ああ、これ勝利確定イベントって奴だな」 怜「あのババアもう伸びてもうからアカンわ」 京太郎「色々恨み溜まってたんだなぁ」 戦犯 高1最強 悲しみのインターミドル 愛宕の母 若返り 未亡人 を手に入れました! 雅枝と泉が仲間になりました! 687 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 15 34 07.96 ID T6O3JFJxO 行動フェイズ夕方 京太郎「さて、何をするかな」 怜「ええなー」 京太郎「単位大丈夫?」 怜「フル単何回かやってるから大丈夫やで」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 7.情報収集をしよう 8.他県に行く 安価下2 690 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 15 47 25.60 ID iimLrk4JO 京太郎「もしもし」 良子『はい』 怜「ん?なんやなんや?」 京太郎「今日、車用意出来ますか?」 良子『イエス』 怜「なんや、遠出なんか……荷物用意しとくで」ソソクサ 怜「なんかお嫁さんみたいやなぁ」ニヘラ 良子「何処へ行きますか?」 お好きな県をどうぞ(鹿児島はNO) 安価下4 697 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 17 51 39.54 ID 24KCJT5DO [1/3] 劔谷 佳子「ここです」 京太郎「今回は役に立つ能力ですか?」 良子「そうですね、癒しを手に入れる事が出来ます」 京太郎「癒し……?」 怜「そ・ん・な・こ・と・よ・り・も」 怜「なんで竜華が着いてくんねん」ジトーッ 竜華「ほら、うち仲間やし」ニコニコ 京太郎「俺が呼んだ」 怜「ならしゃあないわ。竜華膝枕してーな」 竜華「はいはい」ポンポンッ 京太郎(なんだかんだて仲がいいな……) 怜「兵庫には園城寺家と親しい家があったなぁ……まさか」ダラダラ 良子「はい、そのまさかです」 竜華「うちも知ってるわ……」 怜「去年の全国以来やな……」 竜華「うちは先月会ったで」 美幸 好感度判定安価下 699 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/04(月) 18 02 56.84 ID 24KCJT5DO [2/3] 京太郎「好感度たったの23か……」 怜「ゴミめ……」 良子「フュージョンしそうなほど息が合っていますね」 良子「それでは今日中に彼女を落としてください」ボソッ 京太郎「え?マジで?」 怜「最萌チャンピオンのうちほどでは無いけどかわええからな、浮気したらあかんで」 京太郎「あれ以来盛り上がらなくなったよな」 怜「やめてっ!それを言うなら2011からや!」 良子「怒りますよ?」 竜華「うちと怜も協力するから頑張ってや~」 京太郎「はぁ……」 702 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 00 24 42.65 ID e6/gEAGLO [1/13] 美幸家 美幸「今日はようこそだよもー」 京太郎(なんだこのアホみたいな豪邸) 怜(うちの方がでかいで) 京太郎(養ってくれ) 怜(考えとくわ) 竜華(仲良過ぎやろ……) 京太郎「よろしくお願いします」 怜「久しぶりやなー」 竜華「お世話になるでー」 怜(はよ、メロメロにしてやってぇな) 京太郎(任せろ) 良子(……) 京太郎「……さて」キュピーン 1.本人をジッと見る 2.褒める 3.仮病を使う 安価下2 705 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 00 30 34.48 ID e6/gEAGLO [2/13] 怜(京太郎が見つめてたらイチコロやろ) 竜華(そうやな、この世界の女は京太郎に対してチョロいし) 京太郎(竜華さん俺の本名知ってたんだ) 竜華(怜から聞いたで) 美幸「?」 京太郎(見つめるって恥ずかしいな……) 怜・竜華(はよしてや) 京太郎(はい) 良子(全てがテレパシーですのであしからず) 京太郎「……」ジッ 京太郎「美幸……さん」ジーッ 美幸「えっ!?」 美幸「恥ずかしいよもー!」 高感度上昇安価 0~30 50 31~60 70 61~99 90 709 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 00 39 21.05 ID e6/gEAGLO [3/13] 怜(223) 竜華(ちょろいどころちゃうわ) 美幸「あは……あはは!」 美幸「ちょっとクラクラしてきたのよもー」 ベターッ 怜(なにこれみよがしに京太郎に倒れこんどんねん、いてまうぞ) 竜華(我慢やで、我慢) 良子(この部屋は私達だけ……チャンスです) 0~70 怜 71~99 美幸がキスをねだる 720 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 01 11 28.75 ID e6/gEAGLO [5/13] 竜華「あれ……怜?」 良子「……ほぅ」 美幸「もー……養ってあげる」 京太郎「あはは……」 美幸「ほら……わたしにキスをしてよも」 「おねーちゃん何してるん?」チョコンッ 美幸「もー……?」 京太郎「天使だ……天使が居る」 竜華「あれ子供の頃の怜やで」 京太郎「はぁ!?」 怜「クンクン……おねーちゃん……うちドン引きやで……趣味がイケメンの画像収集なんて……」 美幸「もっ!?」 怜「茶道を始めた理由はモテるから」 美幸「」 怜「若い頃の自分の写真を見る度に取り戻せない時間を後悔するのは若さに対して嫉妬しすぎやろ」 美幸「わ……若さは誰だって……」 怜「語尾のもーは目立つ為なんやなぁ……うちこんな大人になりたくないわ」 美幸「」 京太郎「やばい可愛い、キスさせて怜ちゃん」 怜「えっ……ええよー///」モジモジ チュッ 竜華(ロリコンやったんか……) 良子「怜さんだからこそな気がしますね」 美幸「こ……子供に負けた」ガクッ 怜「負けるも何もあんたは産まれた瞬間から敗者やろ」 美幸「」 721 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 01 13 21.52 ID e6/gEAGLO [6/13] 癒しの波動 和の心 優しさ を手に入れました 美幸が仲間になりました 一日が終わりました 722 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 01 14 38.29 ID e6/gEAGLO [7/13] 朝 行動フェイズ 京太郎「……」 怜「うち、今でも自信あるんやけどなぁ……」 1.学校に行く 2.サボる 安価下2 726 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 01 19 32.27 ID e6/gEAGLO [8/13] 行動フェイズ朝 京太郎「さて、何をするかな」 怜「サボるのは関心せんわー」 京太郎「全部終わったら……真面目にやるよ」 怜「約束やで?」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 7.情報収集をしよう 8.他県に行く 安価下2 729 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 01 27 42.19 ID e6/gEAGLO [9/13] 怜「待ちぃ!」 京太郎「え?」 怜「それ、ほんまにやってええんか?」 京太郎「……はっ!」 怜「あんたアホやろ……」 京太郎「でもなぁ……」 1.それでも登録 2.やめとく 安価下2 732 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/08/05(火) 01 30 15.55 ID e6/gEAGLO [10/13] 行動フェイズ朝 怜「神代にケンカ売るときだけやな、登録するのは」 京太郎「そうだな」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 7.情報収集をしよう 8.他県に行く 安価下2 736 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/08/05(火) 07 17 02.28 ID e6/gEAGLO [12/13] 訂正 ピラッ 京太郎「ん?」 怜「手紙やで」 京太郎「どれどれ?」 怜「……」スリスリ ――― 神代家の刺客が接近。 至急倒すべし。 居住地悟られるべからず。 ――― 京太郎「……もうバレたのか」 怜「どうすんねん」 ピンチ。 かなりの物だ。 京太郎を探しに大阪へやって来ている神代家の刺客。 京太郎「殺す」 怜「……」 怜(嫌……やなぁ……) 刺客は誰!? 1.おもちでかい 2.おもちない 3.おもち普通 安価下2 749 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 16 33 44.72 ID +J0EKqs/O どこか prrrr 「もしもし?」 『仕事が入った』 「あら?私に?」 『そうだ』 「へぇ……ターゲットは?」 『大阪』 「遠いわね、ギャラが弾むわよ」 『海外の仕事よりはマシだろう』タクッ 「で……名前は?」 『須賀京太郎』 「聞いたことあるようなないような……」ウーン 『中学までは長野に住んでいたらしい』 「へぇ……」 (咲に聞いてみるのがベストね) 『顔のデータは腐る程あるから送る』 『健闘を祈る』 「はいはい……ってそれだけ!?」 750 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 16 42 52.31 ID NpDK7Q7oO [1/3] 「これが須賀京太郎の顔……」 「へぇ……」 ---- ∧ . " ` . ' i / / \ i | / / /' { .\ \ | / j| ' / O/ / i ハ {从 \ . Y {' / へ / / 、 \ \) .ヽ \ . ∧ イ(_ ノ // 从 \ (  ̄/八 ハ O 〇. | / 人,} / /_{ i )  ̄ ,, ― i . /'| ノ ) / / ̄ ̄ \ / __ i l i ) / V , x=≠ミ ィァ;';';';Y Y | | | | / ヘ i .\ .)i /i 〃ん;';';'ハ fへ';';'リ 犾 / / . |. / / ノ_ Ⅵ ∨. 从 乂_);,ソ ` ー / / / . .|i { / // 、__ { 〃 ' 〃 / / / . 从 、 { { i }V \ 、ム , / / / ) | | | |' }イ i フ _,,ノ ./ , /. ) | Lj | ノ ⌒ヽ込  ̄_ ̄ { { { / ’ ; i i { } V ` イ、 { | / i |ノ=)\ 〕 __,,.. ' \ / 〉 ___ | i l |イ/ .\ |__ /从{ ̄ ̄ゞ_/ \ \ 、 八、 \ \ 、=ミ、 { \  ̄ ̄ \ \\ / ̄ \ \ i /\}xi\ \ \ \ハ ,'\\\ ̄ ̄\ |__{/ |xixix\ \(\ i i iヽ \\\ixixix从 | \,|xixixixi \ ヽ | /i| | ∧ 、\\xixixi) .ノ 〕xixixixixi/'\ )! /xixi| | /∧ 、\\-=彡、 ,xixixixixi,/| i \ ノ ノxixixi/| v / ∧ 〕 . \\xixi\ 'xixixix/ . !\!/ ヽ /xixixixi | V }i \ . .\ =---\ixixi/ . . / ヽ /xixixixixixi| i ', /∧ \ . .≧=--/\_彡' ', i ixixixixixixix| | ', /'∧  ̄ ̄ ̄ {////} ∧ | / ̄ ̄ 7' | ', / ∧ -=〈 i / ', ' V| ',ヽ/ ∧ / . | . .\ ', i | V_ノ_ / . . | . . . \ / ― ', V、 ',/xixi/-=二 _/ \ | .i\ . . .i / \i ix} ixixi/ /xi/ =--------------- \ \ |xl |xix xi/ \ヽ ', 、 \ ∧ix| |ixi \ ', \ \ , _|_|__| } `¨¨¨¨¨´ 乂______ / \ __ / 「捕縛……もしくは発見……楽な仕事ね」 「――可愛がってあげるわ」ニヤッ 久 好感度判定安価下 754 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 16 55 36.96 ID NpDK7Q7oO [2/3] 久 85 翌日 久「さて……大阪に着いたはいいものの……どうするか……」 久「……」 久「もしもし」 prrrr 『どうした』 久「最近になって大阪へ引っ越して来た人間の住所は洗い出せるかしら?」 『それは難しいな』 久「それなら転校生は?」 『それなら可能だな、今送る』 久「助かるわ♪」 ――― 久「へぇ……姫松に一人千里山に一人だけ……」 『性別までは流石に不可能だった』 久「それで十分よ」 『学校に通っているわけないと思うが……』 久「ええ、通っているわけないわね」 久「普通は完璧に身を隠すものね」 プツッ 久(手柄は私だけの物よ) 久「さて、千里山に行こうかしら」 「?」 0~20 りゅーか 21~30 セーラ 31~40 泉 41~50 雅枝 51~70 浩子 71~99 姫松 759 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/05(火) 17 52 18.03 ID nBKglSAJO [1/2] 久「ねぇあなた」 絹恵「って……あんたは」 久「あらっ……久しぶりね愛宕絹恵ちゃん」 絹恵「何の用ですか?お姉ちゃんは大学やで」 久「……」ピラッ 絹恵「……?」 久「須賀京太郎って言うらしいけど……知ってる?」 絹恵「ーー」 0~50 顔がそっくりな奴は知っとるで、てかまんま一緒や 51~99(オカンから恭平君について聞かれても変な事言うなって言われとったな……)知らないです 764 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 00 22 51.97 ID lopG31mUO [1/2] 絹恵「知ってます……名前以外は全部一緒や」 久「そう、ありがとね」 久「どこに住んでいるのかしら?」 絹恵「知らんけど……千里山の学生ですよ」 久「それだけで十分ね」 絹恵「……?」 0~30 「ねぇ、今暇?」 31~60 一旦引く 61~99 千里山直行 775 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/08/06(水) 02 13 39.04 ID 824fac6fO [1/8] 路地裏。 京太郎「……」 京太郎「……血の匂い」 ゴロンッ 絹恵、間違いなく愛宕絹恵だった。 彼女は首だけとなっていた。 京太郎「っつ……!」 京太郎「絹恵……さん」 「やっほ~」 「やっぱり殺しは楽しいわね、最高」 / / ヽ / / ' / / ', ./ / // イ 小 ヽ. l l / / // / / 丶 l l | / / {{ // / ヽ l l | / // ./" | l l | l // ,, ≠-- i l| | l / `ヾ、 / __ l l l | | /.Y´{ `ヾ、 ィ´ }`ヾ.l l l l .l |/A.ヾ O、 ノ O-″ノ Al l / rー-、 l lヾ 小 ` .,'ノl // ヽr ヽ ,, -─ -、 l ', . .ハ 丶 / l / }ー"ヽ ヽ 、 ヽ . . ハ ___ / / / `ヽ. 丶ヽ \ > . `ー-- ´ / / / 丶 } l \彡ノ `丶、 . ィ ´{´|  ̄ヾ_ _ _ / /_,, - ´/ / l |ヾ \ ` ヾl \ / / ゝ、/ l、 ,, '" | ヾ \ |ヾ \ / _ ,,ノ / ./ 丶ヽ ,, " ヾ \ \r -‐ |ヽ ヾ ヽ ノ /´ / r- ''"ヽ ./ / ', } 久「ウォーミングアップで殺しちゃった♪」 京太郎「すいません……俺と関わったばかりに」 久「無視なんて酷いわね……もう」 京太郎「……」ギロッ 0~50 京太郎優勢 51~99 久優勢 777 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 02 21 14.09 ID 824fac6fO [2/8] 久「あら……口程にも無いわね」 京太郎「……!」 久「私の邪手が避けられないのは致命的と思うんだけど?」 久「咲の幼馴染さんっ♪」 京太郎(テンポが独特……) 京太郎(ダサいネーミングセンスはおいといて……まぁでも) 京太郎(力さえ使えば余裕か……) 1.最高状態 2.ミニ怜ちゃん 3.クレイジーサイコ 4.本気のセーラ 5.爆発力 6.トラウマ 7.戦犯 8.高1最強 9.悲しみのインターミドル 10.愛宕の母 11.若返り 12.未亡人 13.癒しの波動 14.和の心 15.優しさ 安価下3 781 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 02 28 47.92 ID 824fac6fO [3/8] 最高状態の京太郎 京太郎「……」 京太郎(俗に言うゾーンって奴か) 久「はやく捕まってね」ヒュッ 京太郎「手刀」パシッ 久「!?」 京太郎「遅い、遅過ぎるぜ」 京太郎「……」ググググッ 久「痛っ……」 0~70 京太郎優勢 71~99 久優勢 786 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 02 44 19.70 ID 824fac6fO [5/8] ブシュー 久「あ……か……あ」ピューピュー 京太郎「そっくりそのままお返しだ」 京太郎「首だけになってしまえ」 ――― 怜「……どうすんねん」 京太郎「追手は確実に来るだろうな」 怜「……」ギュッ 京太郎「俺は何処かへ飛ぶよ」 怜「うちも行くで」 京太郎「怜……」 怜「死ぬ時は一緒や」ニコッ ――― 京太郎「良子さん」 良子「分かっています。さぁ……何処へ?」 逃亡地を選んでね(キャラが固まってるのが多い県にしてや!) 安価下3 790 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 03 02 42.19 ID 824fac6fO [7/8] サン○ス 良子「あって良かったコンビニ来て良かったサン○ス便利な世の中で良かった」 怜「こら」 京太郎「……」 良子「すいませんでした」 京太郎「よろしい」 逃亡地を選んでね(キャラが固まってるのが多い県にしてや!) 安価下 793 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 03 19 12.54 ID 824fac6fO [8/8] 奈良 良子「着きました」 キキッ 良子「私はまた移動します。御用があったらコールをお願いします」 京太郎「ありがとうございます」 竜華「玄ちゃん元気やとええな~」 セーラ「憧も元気でやっとるやろなー」 怜「どうして着いて来てるんや」 セーラ「細かい事は気にするなって!」 竜華「そうやで、ほんまや」 怜「腹立つわ」 京太郎「さっ……松実館へ行くか」 怜「おー!」 803 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 12 47 12.33 ID IUq0OGfxO [1/3] 玄 34 宥 54 憧 9 灼 17 穏乃 95 晴絵 188 怜「またババア……」 京太郎「そろそろ怒られるぞ」 ――― 松実館 玄・宥「ようこそ!」 京太郎「男1人、女三人の部屋で」 怜「男二人、女二人の部屋でよろしゅう」ニッコリ 玄「は……ハヒ!お久しぶりです……」 怜「そうやな、久しぶりや」 竜華「玄ちゃん久しぶりやなー!」ダキッ セーラ(……監督は娘が死んだのにそこまで取り乱しておらんかったなぁ) セーラ(俺達はこんな感じでええんかな?) 玄・宥 好感度上昇安価下 807 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 12 57 45.35 ID IUq0OGfxO [3/3] 復讐編は一旦中断です。もし再開をしたかったら、復讐編再開と打ってください 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 京太郎が通う高校は?(まだキャラが固まっていない高校はナシだヨ!) (プロ編解禁!プロ編が良かったらプロ編と打ってください) 安価下10 841 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 23 39 47.40 ID zbywE2wmO [3/8] 方言にしとったらいかんとよ 入学してからそれなりにたっています。 姫子「あー京太郎」フリフリ 京太郎「姫子さん」 姫子「今日もがんばっと」 京太郎「はい!勿論!」 姫子「うんうん、よかよか」ウンウン 京太郎(あー可愛い) 姫子「さっ!学校いこっ!」 姫子 好感度上昇安価下 845 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 23 42 47.72 ID zbywE2wmO [4/8] 姫子 86 放課後 京太郎「どうしようかな」 1.部活行く 2.帰る 3.街をうろうろ 安価下2 851 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 23 49 09.15 ID zbywE2wmO [6/8] 煌「お、京太郎君」 京太郎「煌さん、こんにちは」 煌「さ、練習ですね!」スバラッ 京太郎「おー」 煌「ふふんっ」 煌 好感度上昇安価下 853 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/06(水) 23 55 11.97 ID zbywE2wmO [7/8] 煌 58 行動フェイズ夕方 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2 863 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/07(木) 00 07 05.08 ID FTmUhXPUO [2/10] 哩 108 哩「お、京太郎」 京太郎「あ、哩さん」 哩「今日は遊ぶと」 京太郎「え」 哩「私は京太郎と遊びたか」 京太郎「は……はひ!」 哩「よしよし」 哩 好感度上昇安価下 866 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/07(木) 00 10 30.69 ID FTmUhXPUO [3/10] 哩 148 行動フェイズ夜 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2 872 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/07(木) 00 30 44.65 ID FTmUhXPUO [5/10] ――― 京太郎 あ、はい 京太郎って なんでしょう? 姫子さん? 好きな人……いる? ――― 京太郎「え……」 1.居ない 2.居る 安価下2 875 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/07(木) 00 41 22.92 ID FTmUhXPUO [6/10] ――― 居ないですね よか よかですか 高校生が浮つくのは良くないと そうですかーうーん ――― 姫子「チャンス……?」 姫子「ふふっ♪」ギューッ 姫子「大好き……」 姫子 好感度上昇安価下 879 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/07(木) 00 44 49.82 ID FTmUhXPUO [8/10] 朝 行動フェイズ 京太郎「……」 1.学校に行く 2.サボる 安価下2 888 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/07(木) 00 54 09.41 ID FTmUhXPUO [10/10] 京太郎「……」 京太郎「姫子さん?」 玄関の前には姫子。 姫子「30分待ってた」 京太郎「え……」 姫子「ずっと待ってた」 京太郎「姫子さん?」 姫子「好きです」カァァ 姫子「ずっと……ずっと好きでした……!」 1.OK 2.断る 安価下3 900 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 22 56 40.54 ID wP8gQbmGO [2/16] 京太郎「喜んで!」 姫子「きょーたろー!」ダキッ 姫子「大好きばい大好きばい」スリスリ 姫子「ぬっかぬっか~」スリスリ 京太郎「ちょ……ちょ……///」 ――― 哩「……」 哩「姫子……裏切ったか」 哩「もうよか」 パキィンッ _ _ 〃 / / / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ', {/〃7 {{ / / / /. /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .′ __) 人_ ∨/ イ {/\\. . . . . . . . . . . . . . .、 . . . . . . . . ′ `ー< / ⌒≫x、 }iレ'′. \ 〃. . / У. /j. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .! 乂_ ≫'′ . . . . ;/ . //. . /...|. . . . . . . . . . . . .}. . . . . . . . | >. '′. . . . . . ./{. ./ _\ {/......|. . . . . . . . . . . . i|. . . . . . . . | / . . . . /. . . /⌒ Ⅳir庁冬、....|. |. . . . . . . . . .八 . . . . . . | /. . ./. . /. . . / } 乂ソ ...|. |. ./. . . /. /. ハ . . . . . } ″ /⌒/. . イ 〃 、 八 ,, ..{/|. . ./|/γ⌒) . . . ノ__ { / / }/ \ 、 ′ ...,,j/........._,. くヒマく、 / {′ ′ ヽ / _へ ` =ヽ....... イ´ 〉 \}. ∨ 〉 / 介ー= ≦ / 、 . 〉 .′ ⌒〔 ⌒ハ / 〉ーx { 人 ≫|_,/ / | / '′ / 901 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 22 57 48.08 ID wP8gQbmGO [3/16] 「――そんな鎖必要なか」 903 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 22 59 43.97 ID wP8gQbmGO [4/16] 好感度リンクが解けました 哩の依存度が50上がりました 哩 156 放課後 京太郎「どうしようかな」 1.部活行く 2.帰る 3.街をうろうろ 安価下2 915 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 23 14 56.93 ID wP8gQbmGO [8/16] はやり 68 はやり「へー」 はやり「君、麻雀が上手くなりそうだねっ☆」 京太郎「おもち……おもち……」 はやり「今度教えてあげるよっ☆」 京太郎「ダメダオレニハヒメコガ……」 はやり「?」ハヤヤッ はやり 好感度上昇安価下 918 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 23 22 56.20 ID wP8gQbmGO [9/16] はやり 88 行動フェイズ夕方 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2 921 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 23 30 54.63 ID wP8gQbmGO [10/16] 京太郎「電話するか」 安価下2 924 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 23 34 55.88 ID wP8gQbmGO [11/16] 煌 68 煌「もしもし?」 京太郎「煌さん」 煌「どうしましたか?」 京太郎「俺、姫子さんと付き合う事になって……」テヘヘ 煌「おめでとうございます!」 煌「とってもお似合いですよ!」スバラッ 京太郎「あはは……」デレデレ 煌「とっても……」 925 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 23 35 22.82 ID wP8gQbmGO [12/16] 行動フェイズ夜 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2 929 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 23 40 15.37 ID wP8gQbmGO [13/16] 京太郎「メールするか」 安価下2 934 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 23 46 52.83 ID wP8gQbmGO [14/16] 京太郎「……」メルメル 京太郎「ふむふむ」メルメル 京太郎「今度デートする事になった……」 一日が終わりました 935 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/09(土) 23 47 26.17 ID wP8gQbmGO [15/16] 朝 行動フェイズ 京太郎「……」 1.学校に行く 2.サボる 安価下2 942 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/10(日) 00 05 43.89 ID 4ClDvyrRO [1/5] 美子「おはよう」 京太郎「おはようございます」 美子「今日は部活に出る?」 京太郎「うーん……」 美子「一応今日は部活あっけんちゃ 」 京太郎「教えてくれてありがとうございます」 美子「気にせんでちゃ」 美子 好感度上昇安価下 946 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/10(日) 00 11 40.23 ID 4ClDvyrRO [2/5] 美子 130 放課後 京太郎「どうしようかな」 1.部活行く 2.帰る 3.街をうろうろ 安価下2 955 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/10(日) 00 50 00.56 ID 4ClDvyrRO [4/5] 姫子「見て…….」 京太郎「姫子さん……」 姫子「呼び捨てがよか……」 京太郎「姫子……」 哩「……」イライラ 哩「京太郎……」ボソッ 哩「……」 956 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/10(日) 00 50 43.08 ID 4ClDvyrRO [5/5] 行動フェイズ夕方 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2 966 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/10(日) 13 19 46.31 ID eyM2VKleO [3/4] 哩「好きばい」 京太郎「部長……?」 哩「そいけん付き合ってほしか」 京太郎「ごめんなさい……俺には姫子さんが……」 哩「そぎゃんの知ってる」 哩「姫子よりも……ウチば選んで欲しか」 京太郎「部長……」 哩「……」ススッ 京太郎に身を擦り寄せて上目遣いで甘えた声を出す。 甘ったるくて頭がどうにかしそうなくらいに。 哩「京太郎ぉぉ……」スリスリ 京太郎「ご……ごめんなさい」 哩 好感度上昇安価下 969 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/10(日) 13 23 43.01 ID eyM2VKleO [4/4] 哩 206 行動フェイズ夜 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.TwitterとFacebookに登録 安価下2
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5672.html
361 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 04 27.99 ID 8ADSHfUTO あったか~い 81 麻雀部 京太郎「うーっす」ガララッ 憧「遅いわよ!何してたの!?」 京太郎「ちょっと膝に矢を受けちゃってさ」 憧「それ絶対嘘よ!」 玄「声と表情が全然あっていないよー」 玄「顔、にやけてるよ」 憧「はっ!」 京太郎「あ!師匠!」 玄「京太郎!今日もおもち談義を交わすですのだ!」 / . . . . . . . . . . \ , . . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . ..ヽ . . . ヽ / . . . . . . . . . . ′. . . . . i{ . . . . . . . . . .. . ..‘. ∧ / / / / .. . . . . . . .| . . . . . . | . . . . . . . . . .∨. ‘.. . / .イ ′ . . . . . { . . . ,| ... . . . {∧ . . . . . . . . . i . . . :. i ././ ′ !. .|....... 小 . .ハ__ . . . . iハ 斗 十 .ト . .| . ... i . i .′} . |. ! . . 斗{ . 「 丁i . . . .ト .V ヘ .{\ . .`! . . . | | |′.′ l . |.ト . . | ヽ 气{\ . { \ ヽ. \} . | { i . . .| 八. .|ヽ{ _ \ ,z≦ミ、| . .! . |! | /|. . . . ! ,ァ= =ミ ´ `'^| . | .小 |. / ! . . . .ハ ′ /i/, | . | .|i | ′ } . . | ∨ /i ' . . . .! . l { ○ ′. . .ト. . , 八 . .. } . l .‘ / .{ | . . . . { 込 ` ´ /} . . ./ . ! . ‘ / ; .| . | . . . . | 个 ..... .イ ∨ . . / /. .′ ∧ i /{ .! . | . . . . | / ノ}≧ - ´ {入 /. . ./i/ . .′ . . ‘. |{∧{.. .i . { . . ‘ . . / 乂 / / . . /V . . .{ . . . . . ‘. .′.. .八 !ム .七¨⌒} >t_ん / ./「/ . . 厂 ̄ ≧ 、 / . rヘ´ ヽ \ | ∧ ∧'ィ斗v′ . / ヽ. / . ′ 八_{ ̄≧ V__/イ´ {'リ . . . ′ / } / . . {⌒ヽ 八 z__{ }___, {.' . . ./ / | .′. . | \ 《 ハ下 . /. . . .′ , 小 / . . . .{ ヽ } ∧__/ }ハ ≧7. . . ./ / { ∧. / . ./.. . } . | く / } ; . . . . ′ .′/ { . .‘. / . ./.. . . .i ∨ } `≧-ヘ ∧ノ} . . . .{ . { .′ } . . ‘. / . /′ . . .} ‘. V| ∨ | ノ} . } j / / { . . . ‘. 京太郎「はい!!!」 玄 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 363 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 11 07.75 ID pdUjaJ/FO [3/3] 玄 23 穏乃「おはよー!」ガララッ 京太郎「おっ穏乃」 穏乃「早く打とうよ」 京太郎「おう、牌譜の整理をするから待っててくれ」 穏乃「皆の京太郎への扱いは酷いなー」 ──── __ ─ 、 / `>、 ヘ / \ヘ / ∧ ヽヘ /,イ / / / ∨ | | ∧ ', // / / / ∨ j, | l! } l / ′ ムム / } ト 〈! イ | | { l! | 八' { ' ` | / !| /j /メ ′ | 八 {|! ! | ,r_芋ミ !',r示/ミ' ! / ′ 〉!.〉 乂' ト } ん ;ハ,' / / | /' 〃 、_! 乂_ソ 乂__,ソ,jイ /` } | / ノ l ハ |! ,,,,, ' ,,,,, / ゙ ノ ''! | / / |! ! ∧ ー─, / /'' /j | / // | ヘ ! .、 ゝ - ,イ/ / / ,' | // ,/' ∧ | '> <ノ\/ / / ' r 、 r,_. 〃 ,/ ,r七´ ̄' / ヘ ,r<´/ ,/'' / / / j ! /ノ } / / ! 〈. 〈 /⌒、 / `ヽ、' / { .{/ / / /) ./ / j ィ7`ヽ',Y /,∧,ノ / \ / | / / ,// / / ! { `-/´⌒} \ ヽ ヘ (--`ヽ Y{ / |〈! ノ-{ / / } ,人__ ,,,)〈' ∧ ノ ! ′ .! 乂 / { ゝ イ) / / 穏乃「ねー京太郎」 京太郎「ははっ……大丈夫だって」 もう、辞めるからな。 穏乃「……」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 365 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 17 54.94 ID s5DouDr/O 穏乃 61 灼「おはよう」ガララッ 京太郎「あ、灼さん」 灼「京太郎、牌譜の整理ありがとう」 京太郎「いえいえ、当然の事をしたまでですよ」 灼「とても助かる、ありがとう」 / / / i lヽ i i . / .............. / i { | 八 ヾ\ | | ′... i / レ i ハ {ト {,.斗 ヘ | i i. i { l | ハ≧x 、_{ L 」<, t===ミ | i |. |八 从 /〃斧ミx 丁{ 斧 》 i | ヽ ハ {{ ト--ク うーク ' i | / iト ー= 、  ̄´ j i | { ハ 〃〃 〃〃 i | | |i i } _ / | | |i 「`込 ´ ィ / / リ |i { > < j/ / / ヾ < iト、 > < { /i 二´ --'  ̄ ̄ ̄ ̄ } ト、 ̄ ∧ r=ニ ´ 〉 、__ / 〉 ハ //∧/////≧zzx 、 京太郎「あはは……大袈裟な」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 368 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 45 14.49 ID bvUUCjVpO [5/5] 灼 91 晴絵「おーっす練習始めるぞー」 --……-- r―‐⌒ヾ \ |∨ \ \ |/゚ 。 \. . . . . . . . . . . . . . . / \ . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . 。 // / \ . . . . . . . . . ` .o。 . . . . . . . . . . . i ゚. /イ / . . .イ . . ー┬--- . . . __ .` . .o。 . . . . .|. ..。 i{ | ′ . .'{_|_ . . . | リV . . . . . . } .>匕、 \j--i || |/ . . ∧}リ≫┘o。v――'’xr示=ミト、 . .\}、 リ { . . . .|! ‘, ィ芹≧ュ ’|イi//| 》、 。 . . .ぃ、 | . . . . .「`ヽ《乂_゚ツ ゞ= '゚ リ/リ゚。 . .ト、i | . . . .小 , , ' , , / . . .∧ .} リ l. . . . . | }ゝ-! jハ . . . j/} .| 。. . . { { j 八 -==ァ イ }/ j ノ ゚ 。.リ \{≧ュ。. ィ jソ ″ / ゞ イニ} ` ´ {ニヽ ィニ// ゝ|ニ\_ ┬==≦ニ/ニ7____ __,.|ニニムニニニニニlヽ /ニ|ニニニ/ニニニ|`-―――‐一´|ニニニムニニニニ|ニム. /ニニ |ニ7ニニニニニ| |ニニニニ}ニニニ=|ニム 京太郎「はーい」 憧「京太郎、一緒に打つわよ」 京太郎「え、また憧?」 憧「人数少ないから偏るに決まってるでしょ」 京太郎「それにしても偏り過ぎな気がする……」 憧「つべこべ言わない!」 京太郎「へいへい……」 穏乃「本当……」 灼(ラブラブだなぁ……) 玄(憧ちゃんは京太郎が本当に大好きなんだなぁ) レジェンド 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 371 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 49 01.50 ID LQChLrN9O 晴絵 好感度max 依存度106 平和だなぁ 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 376 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 18 00 55.44 ID hLEN18hJO [1/2] 京太郎「街でもウロウロするか」 --- 京太郎「それにしても……綺麗な町並みだ」 京太郎「長野とはまた違った良さが……うん」 京太郎「さてさて、何をしようかな」 0~30 アコチャー 31~60 プロ 61~99 好きな阿知賀勢 380 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 18 08 41.52 ID Tf8fkYlWO [1/2] あったか~い 宥「あー京太郎君。どうしたの?」 京太郎「いやーいい町だなーって」 京太郎「俺の幼馴染の友達も昔はこの町に住んでいたらしいですよ」 宥「本当?凄いねー」 京太郎「はい、偶然ってあるんですよ」 宥(まぁ……そこまでの偶然じゃないけど) 京太郎「……」 たわわなおもち、端正な容姿、溢れ出る母性、ほんわかとした雰囲気、包容力……完璧だ。 笑顔とは裏腹に寒さ?に震える身体も美しい。 宥「……?」ニコッ 0~30 小 31~60 中 61~99 大 384 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 18 14 31.01 ID Tf8fkYlWO [2/2] あっつい~い 91 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 392 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 23 17 33.54 ID c6Iu26txO [1/3] 京太郎「バイトするか」 1.土方 2.松実館 3.ボーリング場 4.山のゴミ拾い 安価下3 397 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 23 23 52.11 ID c6Iu26txO [2/3] 宥「あ~また来てくれたねー玄ちゃん」 玄「京太郎が居ると助かりますのだ」 京太郎「それは光栄です!」 宥「じゃあ今日やる事を教えるね~」 京太郎「はい!!」 --- 京太郎「きっつ……」 玄「お疲れっ!」ポンポン 宥「鍋作ったから食べようね」 京太郎「はい!!」 この時期に鍋かぁ……ありがたいけど。 玄「三日連続……」ボソッ 好感度上昇安価 宥 安価下1 玄 安価下2 0~30 小 31~60 中 61~99 大 400 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 23 27 43.15 ID c6Iu26txO [3/3] あっつ~い 121 玄 京太郎の部屋 京太郎「よし、電話するか」 京太郎「誰から電話をしようかな~っと」 前週キャラあり 自由安価下3 405 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 23 34 38.26 ID NMviqGs7O 玄 43 玄「っ!」 電話番号を教えてからずっと待ちわびた物だった。 玄「もしもし!」 考えるよりも先に行動へと移していた。 京太郎「あ、玄さん!」 玄「はい!なんでしょう!?」 出来るだけニコニコと可愛い声と仕草で答える。 京太郎「……」 京太郎(ここまで元気な人に俺は言えるのか……?) 京太郎(やめるって事) 玄「……どうしたの?」 京太郎「やっ!やっぱりなんでも無いです!」 プツッ 玄「嘘……だよ」 --- 京太郎「誰に電話をしようかな~っと」 前週キャラあり 自由安価下3 418 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 00 20 37.41 ID 31HFk+ttO 穏乃「!」 穏乃「京太郎……」 私が……一番大好きな人。 いつ頃からだろう、顔を見ると胸がドキドキするようになったのは。 最近は胸が締め付けらるようになっていた。 赤くなる顔を誤魔化す為に身振り手振りを使って…… でも、沢山気を引くように頑張っていた。 この苦しみから解放される為には……決まってる! 穏乃「よしっ!」 穏乃「もしもし!」 京太郎「あのさ……穏乃……相談したい事が」 穏乃「私京太郎の事が好きなの!」 穏乃「だから付き合ってください!」 京太郎「え?」 安価下10 多数決 1.俺も好き 2.ごめん 436 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 02 04 21.24 ID DfkFDl99O [1/2] ネキは史上最高のヒロインだから 京太郎「俺も好きだ」 穏乃「!!!」 穏乃「嬉しい……とっても嬉しい……!」 京太郎「でも……俺麻雀部やめるんだ」 穏乃「え……?」 京太郎「だから付き合えない……」 穏乃「そんなの関係ない!」 437 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 02 12 32.44 ID DfkFDl99O [2/2] 穏乃「私には……そんなの関係関係ない」 穏乃「今までごめんね……京太郎」 京太郎「大丈夫だよ、穏乃はむしろ優しかった」 穏乃「京太郎……」 京太郎「好きだ……穏乃」 穏乃「うん……!」 --- 京太郎「誰から電話をしようかな~っと」 前週キャラあり 自由安価下3 441 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 17 45 18.36 ID FP5rEn2cO 晴絵 好感度max 依存度116 晴絵「……」ドキッ 着信の相手は京太郎…… 事もあろうか自分は教え子を相手にときめいていたのだ。 晴絵「……」ドキドキ 晴絵「もしもし」 京太郎「あ、晴絵さん……相談が」 晴絵「どうした?」 声が暗い。 いつかこの時が来るとは思っていた、余りにもカバーする時間が遅かったのだと……もう手遅れだった。 京太郎「俺ーー麻雀部辞めます」 一日が終わりました 442 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 17 53 14.23 ID r7zXZcsYO [1/2] 憧「アハハッ!」 憧「アハハッ!」 / / .. _/ / ./ . ./ i \ //′ / ./ . / | / / / // ./ .′ ./∧ .ハ . | | . .. / / / // ./」.A--x ′ト、. . . .′ | | 〔iミx 、.. / / レv ′|! V__ ` ヽ l___!__ | | | ヽ ヽ / / i! | .| __ j/- j人`ヽ| | | . | . .. / / | . .| .| ´ ̄`ヾ _ ヽ | | ! . ! . . .′′ | . .| .| ; ; ; , ¨¨ヾ、. ハ . .| | . | l l i! ! | ; ; ; / .′ .| ! | | .′ .| . | | .ト { 丶 / / .′ . | | | ′. ! ′.. | .| i 、 / /イ / | | | | | .′ | . . . | . | .| . | 、 `¨ ´ . イ . .| /. . . | | | | | | . | ./ | | .l l/ヘ} ー‐ .iヽ. / . .j/ . . . .|. . .| ! ! li! | ′. . .| | .| レ′ \ ∧ | . . | . . .| . | lハ | く`ー‐r.| | .| ト、 /^V! ∧.l\ . | | | ′ .| l l/ ヽ | | | .| | \∧ ol ∧ `ヽ ! . | | l .l | | . | ___ハ^i^i ト,〔 ̄`Y¨Y¨¨¨¨i | . ト . . | l/!. .| | | /  ̄レ_// ノ7 l__.ト、 l |. . . .| ! | | | / l ヽ〉─‐'l | \/ | . .| !. . . | i} /! /\ ./ \_/′ | | ! . . | | | ′ / /l \ 、 ′ | .′ . . l | l / / /. l\ ‘, | .// / | | V. / / / | \ ‘, |// レ | . .| 憧「アハハッ」 憧「本当……面白い冗談を言ってくれるわねぇシズ」 部屋には写真、声、ぬいぐるみ。 誰の物かは言うまでも無い。 憧「辞めても大丈夫よ京太郎……私が見守ってあげるから」チュッ 443 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 17 53 44.46 ID r7zXZcsYO [2/2] 朝 行動フェイズ 1.登校 2.引きこもる 3.サボる 4.自由安価 安価下3 447 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 00 13 29.19 ID qqSnxaoMO 京太郎「よーしっ部活に行くか」 --- 京太郎「……」テクテク 京太郎「退部届け……正式に渡す」 京太郎「って……あれは?」 安価下 0~50 アコチャー 51~60 クロチャー 61~70 宥 71~80 あらた 81~99 穏乃 452 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 00 24 55.05 ID zdAVUNhCO [1/3] 憧「あ、京太郎」 京太郎「憧か……お前とは仲が良いから言っておくか」 憧「……どっち?」 京太郎「え?」 憧「須賀京太郎は高鴨穏乃と付き合う事になったのを私に報告するのか須賀京太郎は部活を辞める事を私に報告するのか」 憧「どっち?」 京太郎「お、お前……どうして」 喉元にナイフを突きつけられた感覚が今、初めて分かった。 晴れ晴れとした穏やかな風景とは打って変わり、俺と憧を取り巻く空気はとても気怠い物になっていた。 憧「どうして~って?」 憧「私は京太郎の事をずっと昔から知っているからだよ」 目に光が無い、憧は俺の制服の裾を掴んで俺の事を見上げてこう言った。 憧「今度こそ、私の物になってね?」ニコッ _. .-. . . . ̄. .゙. . . 、 , '´ . . . . /. . . . . . . . . .ヽ / ;ィ´ / . . . .ヽ. .\ _,-─tァヽゝL _/_ ,' | . . .゙ . . ヽ ,〃,r‐'7ハ レ!__,'_ ;イ | /!! ヽ. l . . .、 / 〃 l ト、| .| ハ Tハ! | { || .| | ゙. .!_l |ミヽ、 ,' ./ ! | | LL_ヽ| ! || ! |'T ‐ -|、 | ト、 !| \ ヽ ,' / .| . | | ハチ≧ト、|ハ !土_ヽ | | ! .|. .ヽ!! ヾ.、 ,'/ λ .r=| |.{ ;; Cヾ ヽ|チ不≧!/! | !. ./,'| ヾ 、 |l ハ | (! !`ー'' { {゚ ;; C | | .! .|, './|j ヽl || | |ヽト、! .!""" ' ` ー'' ,イハ| | /. l || | !. |N l .ミト、! .| 、 """ /ノノ ! .| _;| | ! | l r、 .N .ト {ヽ !、 ー ,イf.l´. . | .j//ハ l .| i! | \\ | ゙、| | ヽ | 、_ .... -≦| . . .| ! . . .|,.'/ . ∧ .| .|. 从! l\\ | | l ! | |ヽ| ! . . .| | / ,イ| ゙、 ヘ ! .| ハ ト l Lf~ヽ `_ヽ_ !|ヽ ||、-、ヽ _L`_r"∠! ! ∧ | . ! ,' | !ミ、 | 、ゝ.|´ヽ ヽヽ ヽ-、 ,.r! >‐'{ | |ノ|ノ7 | . .ヘ. ,' . |! |,' |!| ヾ,へ.ヽハノ、/ ̄`ヽヾ´ ̄`| \_ヽ_!__! .| /| .! . ∧ ./ . . !i! |i| ! | |\,ゝ | ヽ | /´ /` ̄ヽ | . .∧/ . . . ||i! 安価下 0~50 一度引き離す 51~99 動けない 455 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 00 29 09.18 ID bwXyaV/5O 京太郎「うっ……」 声が出ない……身体が動かない。 京太郎「まっ……ま」 情けない事に足が震えていた。 憧「大丈夫だよ、京太郎の気持ちいい所は沢山見て来たから」 憧「さっ……部活なんか放っておいて私の部屋にいこ」 憧は俺の下腹部に人差し指をなぞらせる。 ススーッ ゆっくり、堪能するように。 憧「えへへ、興奮してきちゃった」 京太郎「まっ……待てよ」 0~50 脱出 51~99 アコチャーハウス 458 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 00 35 27.49 ID EMhxSVLmO 憧の部屋 憧「あはは、到着!」 京太郎「お、おい……やめろって」 憧「これ以上我慢しろって……馬鹿じゃないの?」 憧「~♪」カチャカチャ 京太郎「なっ!」 憧は俺のチャックに手をかける。 いつでも準備は万全。 歪んだ好意が俺を襲う。 0~30 脱出 31~99 あ~^ 463 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 01 02 35.71 ID D2XeLdj8O 京太郎「っ!」 身体が動く……! 京太郎「悪いな……っと!」ダダダ 憧「京太郎!!京太郎!!」ハッ 憧「……逃げられた」 憧「ちぇっ……」 --- 部室 京太郎「なんとか逃げる事が出来た……」 京太郎「晴絵さん……」 京太郎「これっ」スッ 晴絵「分かった。受け取る」 玄「えっ……本当?」 宥「……あったかくないよ」 灼「やめちゃうんだ」 ガララッ 憧「な、なんでやめるのよ!」 京太郎「……」 なんだこいつ……白々しい。 穏乃「……」 京太郎「皆…々今までありがとう」 安価下1 玄 安価下2 宥 安価下3 灼 安価下4 晴絵 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 471 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 01 18 31.34 ID /7qWLtx6O 玄 53 マグマ 好感度max 依存度 171 灼 42 伝説 好感度max 依存度 136 晴絵「……このまま」 このまま逃して良いのか? 晴絵「っ!」 脳内を何かがよぎった。 悪魔のささやきが 宥「……あったかくないよ」 晴絵「そうだ!京太郎の送別会をしよう!」 憧「それ賛成ー!」 灼「わたしも」 宥「うん、いいと思う」 玄「賛成!」 穏乃「……」 京太郎「……」 0~50 参加 51~99 不参加 474 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 01 47 16.82 ID cMAFfUCXO [1/2] 京太郎「いや、大丈夫です。そこまでしなくても」 晴絵「いや、でも」 京太郎「辞めはしますが、俺の事はこれからも麻雀部の一員だと思ってください!」 晴絵「……そうだな!」 晴絵「じゃあ……全国大会にも…着いて来てくれるか?」 京太郎「え?」 --- 京太郎の部屋 京太郎「押されてしまった……どうしてこうなった」 行動フェイズ 夕方 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 484 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 10 18.07 ID X3xGlJoyO [1/2] カランカラーンッ 憧「やっぱり……麻雀に未練あるんだ」クスクス 京太郎「やめてくれよ……もう」 憧「私に構ってくれないと……シズがどうなっても知らないわよ?」 京太郎「お前……!」ガタッ 憧「やめて、怖いわね」 憧「私は絶対京太郎以外には何もしない」 憧「手を出すとしても……私以外の人間ね」 京太郎「どういうことだ?」 憧「そうねぇ……キスさせてくれたら教えてあげる」 憧「……」 ガシッ 京太郎「こんな所で……!」 憧は俺の肩と手を掴んで無理矢理俺の唇をーー 0~30 穏乃「え……?」 31~60 止める 61~99 唇を奪った 486 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 21 05.01 ID zdAVUNhCO [2/3] 京太郎「っっ!!」 チュッ ビクッ ビクンッビクンッ 憧の柔らかい唇が俺の唇を包み込むように奪った。 執拗に、逃げられないように、蹂躙するように舌を絡めて……我の物にするかのように。 チュパッ 憧「えへへ、えへへ、えへへ、やっと……やっとだぁ……」 京太郎「っつ!」タタッ カラーンッカラーンッ 憧「また逃げるんだ」 0~50 追いつかれる 51~99 穏乃と合流 490 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 31 56.89 ID X3xGlJoyO [2/2] 京太郎「穏乃……!」 穏乃「え……こんな山奥に来れるなんて運動神経あるね京太郎も」 京太郎「鍛えてるからな!」 穏乃「それだけで済む問題じゃないと思うなぁ」 京太郎「はぁ……はぁ……!」 くそ……!動悸が激しい。 穏乃「大丈夫?震えてるし……息が荒いよ」 京太郎「っ……!」 穏乃を見てると泣きそうになってしまう。 俺は穏乃にキスをする前に憧に唇を奪われて……汚されて……糞。 京太郎「ごめん……俺」 492 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 34 40.20 ID Bu9Ba9b7O [1/4] 全部話した。 穏乃は辛い表情で全部聞いた後、俺を抱き締めてから何度もキスをしてきた。 穏乃「んっ……」 チュッ チュプッ 穏乃「っはぁ……」プルプル 穏乃「大丈夫……大丈夫だから……ね?」 京太郎「穏乃ぉ……」ウルウル 0~30 アコチャー 31~60 灼熱 61~99 丁度いい山小屋で穏乃と身体を交わす 495 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 40 02.73 ID Bu9Ba9b7O [2/4] 京太郎「はぁ……はぁ……!」 穏乃「いいよ……京太郎……来て……!」 京太郎「穏乃……!穏乃……!」 絆を強く……深く…… 心を通わせる。 ずっと、何があろうと挫けぬ心で。 --- 京太郎「……」 穏乃「……」 / / \ . ´ / / ∧ ヽ ヽ ヽ / ./ / / / ヽ ヽ ヽ ハ / i { ハ { ′ V 从 } ハ ハ ハ 从 j⌒ ハヽ 1ハ⌒ jヽ ハ Vハ Vィ示ミ 〒示ミイ / イ ヽゝ辷ソ 辷ソ"レイハ / ハ ハ ww l ww / ハ / 彡 ハ ゝ 、_rァ ィ/ / i } v v v / 彡 /X V V7ーi 、__ イ T7 / ノ /とニヽ / / ///⌒Ti ヽ ヽノ! l`l/ ノ 7`ヽ \ . . /ニヽ / / / / i-'⌒ヽゝ-、 , 彡´ ′ ', /´ 彡ニ'〉. / / / -┴  ̄ 、ヽ ` ´ マ、 V } ( ´ / 〃 / ―--ァ ゙´ マ、 ヽ ', l イ ′ / /// 〃;.'; r;マ、 ', ', / / / // ! 〃ン ゞV! } ∨ ,. / / ´ ゝ〃 ノ ' 、 }| ノ / !. / _彡´ | |{ー‐ ´ ー-}| イl ′ l ´ ̄ } |{; }| ハ { j / |{ ; }| { ヽ ' / 〃 |{ } }| ハ ヽ / / j 〃j }| ハ ヽ / 〃 |{'′ `i´ }| ∧ / / 〃 }| \ ; // |{ }| ヽヽ 、 〈〃 |{ }} \ヾ、 / / |{ \ ii / }} ヘ 行動フェイズ 夜 山小屋 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 500 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 44 42.32 ID Bu9Ba9b7O [3/4] 京太郎「バイトするか」 穏乃「私も行こうかな」 京太郎「えっ?」 _ , . .―<_ _ ‐.、 ,∠ _ ; ― 、 \ . \ / \ i ヽ . \ / ハ ヽ ハ ヽ ,´ / '; V } . ヽ / / / ; ! } ヽ ';. /. . . . ヽ // ハ .ハ { 川ヽ ハ ! }/ . . . . . . ', {ハ ! l-l l‐く 、j_j_レ V / . . . . . . . . . . ',. { { { r弋芯, 示≧z} /⌒)\ . . . . . . ハ ヽ ヽ ハ ゞ┘ ゞ‐"/ .イ ノ V . . . . . } { !ヘ""" ' """ イ }´_ V . . . . . i } V ', ゝ _ /〃 / } ハ . . . . ハ ! V { / >┬< / // 人 j .ハ . . . ハ} VV /./ ヽ ,zァ .ノ// \ レ } . ./ } / 〈 // /、 く三彡= " _ _ ヽ i ./ ノ j ヽ〃 丶ヾ _ ―へ } ', ノノ. / ∨ 〈 / 〉 ハ ', / ;/ 〃 Y´/, _...- 彡ノ ヽ ヽ / ;/ 〃 `く〈 イ三-‐ ´ '; l. / ;/;人 ノ '、 〃{ '; ',. / ;;//;;;;;i` ` 〃 ;\ ';; ヽ. 〈 〃 ;;;;;ハ 《 ;;;;;ヘ ヽ;; i V 〃 ;;;;;;;} }} ;;∧ '; } } 《 ;;;j 、 }} く ヽ / } ヾ、 ;ノ ' }} 〉 \ ノ 〉 ヾ 〈 〃 〈ヽ \ ー" / ヾ\ /" / 〉 へ 〈 _ ― 二ヾヽ\ /" ´ // ノ /イ ヽヾYィ" //´ } { / ヽヽ 、_し〃{ _ ―=彡" }  ̄ {\ー‐'/ H―' ̄ j {  ̄ {} ,′. { {} / 1.土方 2.松実館 3.ボーリング場 4.山のゴミ拾い 安価下3 506 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 52 34.17 ID Bu9Ba9b7O [4/4] 土方「あれ?あれれ?」 土方「お嬢ちゃんは何もしなくても大丈夫だぞ」 穏乃「私力強いですよ!」ヒョイッ 京太郎「」 土方「」 重機を軽々しく片手で…… --- 土方「うーっしお疲れ、今度新しい仕事教えてやるよ」 土方「次は地方の仕事だ」 京太郎「はい!」 --- prrr 京太郎「電話だ」 穏乃「誰かな?」 自由安価下3 510 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 03 00 22.71 ID /i9go5WmO [1/2] 玄 63 玄「麻雀部で今までありがとうね」 玄「弟子が居ないのは少し寂しいよ」 京太郎「師匠……大きいだけがおもちではないって……俺……分かりました!」 玄「……!」 玄「合格だよ!」 穏乃「……ばか///」 ,. ´ ` ヽ、-.、 / ヽ \ / ∧ 、 ヽ ヽ / / ヽ } ヽ ヘ ヽ / / / / ヽ } ヽヽ } ヽ { / ト、ハ / '; 人 _レ ',V/ } ヘ { ハ i i`'ト L__ vi ,レへ {\ } ! / ヘ ハ ハ! V レ ` V / } ./ ハ ヽ ハ 三三 三三三 i V .ハ ヽ V } ww ww } レi ハ ヘ i { 、_,、_,、_, u イ / ! ハ i V>. 、_ ー―' z≦ ! . / } j } ヽ ヽヽ ヽ { エニ彡 ニ }_/l / | ∧ / } _ゞくトニiiニニ- ´ノ レく レ i ハi / ヽjj ―  ̄ ヽ } / ノ / i 《 i ! / j ! 〃 / } レ' l V ll / ;. j { ll / / 一日が終わりました 511 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 03 01 48.31 ID /i9go5WmO [2/2] 京太郎「うーんっ」 ユサユサ 穏乃「朝だよー」 京太郎「お、おはよう……」 穏乃「んっ」チュッ 京太郎「……!」 朝 行動フェイズ 1.登校 2.引きこもる 3.サボる 4.自由安価 安価下3 515 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 03 08 28.29 ID +aKkcwF2O [1/2] 京太郎「サボるって言っても俺は学校に行っても部活やらないから本当に行く意味がないんだよなぁ」 穏乃「じゃあ私がサボる」 京太郎「え?大丈夫なの?」 穏乃「嘘だよ、今日は部活休み」 京太郎「なんだ、良かった」ギュッ 穏乃「あ、やっぱり」 穏乃「んっ」チュッ --- ∠┴.<ヘ7ユ. .-――. . . .、 _ / ―. 二> ´ ヽ/ \ / ―= / ( \ (三三゙/ / / ハー―ト ヽ / ヽ ヽ /‐" i / / /_ミ ノ } / V ヽ / ハ リ / んV ノ ノ ノ V ハ / /ノ /;ソイ /イ V ヘ / 〈{ /////// イ ノ V ハ ! ゝ「⌒ヽ / /T ノ V i ヘ.〈 >┴' へ三三<ユ _ ´ } i ! ハ `ヽ、 i \ニニミュ ヽ j / j } ! ` < ! \ / / / ハ } ` < i V / / / } ! / ヽ / / / / j j / / / / / / ./ , / / ./ / / / i // // // '; // / / / V 彡 / /< ヽ >、_ 〈\ 彡三三三ミ、 >、 〉┘ // \\ 二=-.、__ { // U ヽ┬<三ニ=へミ、ミ, / // u } V Vヘ 〈 /// } ヽ ヽハ // ′ j ) V ヘヘ 〈《 ′ ノi u U } ヘハ ヾ { ' 〈 } 〉〉〉 { ( / } ' /// ゝ U ィ ∥ / /// { - ‐ ´}´⌒/ゝ´ / ', } / 人 u / ヽ j /イ , ヽ ,' / 〃 , ′ ヽ u i / / ' 穏乃「京太郎っ……京太郎……!」 --- 行動フェイズ 夕方 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 523 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 08 51 05.34 ID zdAVUNhCO [3/3] 京太郎「バイトすっか」 穏乃「どこの?」 京太郎「?」 1.土方 2.松実館 3.ボーリング場 4.山のゴミ拾い 安価下3 528 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 12 58 23.17 ID cMAFfUCXO [2/2] ゾロ目ボーナス!どうして!? 土方「またお嬢ちゃんも一緒かい」 穏乃「まぁ……はい」 京太郎「あはは……すいません」 --- 土方「中々やるじゃねえか」 土方「新しい仕事、紹介してやるよ」 京太郎「はい!」 穏乃「わーい」 穏乃「宿とご飯付きで地方に飛ばされる仕事だって」 京太郎「へぇ……」 土方「貴方は運が良い……」 土方「次こそは娘と……」 --- 行動フェイズ 夕方 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 533 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 17 44 57.07 ID C7k/+iRGO 京太郎「今後の身の振り方について」 穏乃「どうしてそんな事を考えるの?」 京太郎「いや、憧が怖いし」 穏乃「あ、京太郎にとってはそうだね」 穏乃「でもそんな、憧が私の恋人をとって壊そうなんてする訳無いよ」 京太郎「うーん……そうなのかなぁ」 穏乃「大丈夫だよ、きっと」 京太郎「分かった。何かあったらすぐに連絡をくれ」 穏乃「OK」 穏乃「京太郎も何かあったらすぐに言ってね、駆け付けるから」 京太郎「おう」 prrrr 京太郎「あ、電話」 自由安価 安価下2 537 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 00 04 20.60 ID yjF5GZ27O 憧「あっ京太郎?」 京太郎「切ってもいいか?」 憧「酷いこと言うわね……シズに嫌われるわよ?」 京太郎「っつ……!」 穏乃「京太郎……?」 京太郎「出来ることならお前に嫌われたいよ」 憧「無理言わないでくれる?」 京太郎「何の用だ?」 憧「明日……迎えに行くから」 京太郎「……!?」 憧「あ、逃げても無駄よ」 憧「京太郎が何処に居るかなんて絶対分かるから」 京太郎「……!」 憧「おやすみ、良い朝を」 プツッ ツーツーツー 京太郎「……」 自由安価下6 多数決 1.穏乃を連れて逃げ出す 2.寝る 544 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 00 15 38.89 ID EkPfl/n3O 京太郎「行くぞ、穏乃」 穏乃「う、うん」 穏乃「でも……何処に?」 京太郎「何処まででも」 穏乃「それ……最高だね」 --- 京太郎「ただひたすらに走ってはみたけど……」 憧の家から離れた方を目指して全速力で駆け抜けてはみたが、辺りはまだ暗いから油断ができない。 京太郎「お前……息切れしないな」 穏乃「体力には自信あるからね」 京太郎「ははっ……やるね」 穏乃「うん」 憧「読み通りっ!」 憧「電話もこの辺りでしたのよ?気付いたかしら?」 京太郎「もし俺が寝てたら……」 憧「そのまま朝になるまで待ってから迎えに行くに決まってるじゃない?」 素っ頓狂な声、呆気に取られた顔、さも当然かのように答える。 この女、歪んでいる。 憧「もう学習し尽くしたから、逃がさない」 京太郎「っつ!」 0~50 あっつ~い 51~99 脱出 547 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 00 29 14.57 ID +p+kU4EzO 憧「凄い身体能力ね、二人とも」 憧「これ、今までで一番難しいわよ?」 --- 京太郎「はぁ……!」 穏乃「……!」 京太郎「はぁ……!」 京太郎「驚いた……あいつ」 穏乃「憧……怖いよ」 宥「あっ……穏乃ちゃんだ~」 / `ヽ, / , ′ / / { ′ , / ′ { │ ′ │{ │ | | { ノ !八 トミ ! | } │ { | | \ | l\ . | | } { | 从 |\|i \|\| \ | | } { | ! 斗云f f云ミ `| | } { | | しzノ しzノ | | } { | | 〃〃 .. ; .. 〃〃 ! | } { i | |i ′ | } リ | 从 ____ 从 j } { | . {个 ... `ー´ ... 个 / リ { 八 乂........〕ト r<......} / 八 { \(⌒^..........`"""""´.........ノイ / \ 八 「`.................................................八 /"', 丶 / V V.............................................../ /......} ,. / √V V゙"*。.,.............................../ /"""`ヽ ′ / | V V i""""了i'""""/ / Y ,. / | V | 乂___ノ ,乂___/ / / } ′ / | }ノ} | {_____} {_____{ { / 八. / { | } 八 V / { { .′ /.....\j } {/i{ 叭i jイ八` ∨ / 乂{ヽ{ /.............} ノ { 八 {...{ ´ \ V / /}.............八/\. /......\ {...V ヽ δ / }.........ノイ........... \. /.................`.....V } / ノ.................................. \ 宥「こんな夜遅くにどうしたの?」 宥「旅館に泊まりにおいでよ~」 穏乃「良かった……宥さんの所に行こう!」 京太郎「……」フルフル 京太郎「行くぞ、穏乃」 穏乃「どうしてさ!?」 京太郎「包丁持ってるぞあの人」 穏乃「っ!」 闇夜に鈍い光が映える。 間違いなくその凶器は穏乃が近付いた時に刺すための物だろう。 宥「残念……穏乃ちゃんの血なら私もあったかくなれたのにな……京太郎君を奪った穏乃ちゃんの血なら」 0~50 アコチャー 51~99 脱出 551 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 00 39 43.40 ID Gzhf0XvvO そろそろメインヤンデレヒロインを次週ヒロインに選んだデメリットをだな…… クッソ有能なドラゴンロード様が降臨してくださったと聞いて 穏乃も選ばれしヒロインだったのか…… 宥「って……あれ?」 宥「逃げられちゃった」 --- 京太郎「よし、逃げ切れた」 穏乃「うん、良かったね」 京太郎「よし……もう追ってこないよな」 穏乃「でも……憧と宥さんの事……警察に通報したくないな」 京太郎「ああ……そうだな、どうしよう」 穏乃「うん……どうしよう」 穏乃「……」ザワッ 京太郎「どうした穏乃?」 穏乃「うぅ……!」ゾクゾクゾクゾクッ 穏乃の様子が明らかにおかしい。 0~50 悪魔降臨 51~99 遠方へと 558 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/20(金) 01 21 27.77 ID Xfgleg31O [1/3] 目が一周、グリンッと回ったのを俺は確実に見た。 穏乃「ん~っ」コキッコキッ 穏乃「殺せばいいね」 穏乃「普通の恋愛をしたかったのに、あいつらはもう……」 穏乃「よし、殺そう」 京太郎「何言ってんだよ穏乃!」 穏乃「あ……ごめんごめん」 穏乃「冗談だよ」チュッ 0~50 アコチャーコロコロ 51~99 ユウネェコロコロ 564 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 01 40 17.89 ID nAeqjGVIO [1/3] 結局、穏乃も俺も自分の家に帰る事にした。 京太郎の部屋 京太郎「はぁ……疲れた」 よし、寝るか。 --- 穏乃「京太郎の部屋の合鍵を持ってるのは私だけ、えへへ」 穏乃「全国大会、荷物持ちお願いね」 京太郎「分かった」 穏乃「皆の為……にね」 --- 京太郎「っっっ!」ガバッ 京太郎「朝か……」 prrr 京太郎「穏乃から電話だ」 京太郎「もしもし、どうした」 穏乃「京太郎っ……!京太郎ぉ……!」ハァハァッ 声が上ずっている。 パニックになっているようだ。 京太郎「どうした!?」 穏乃「私っ……私……オエッ」 京太郎「穏乃!?」 565 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 01 43 34.73 ID nAeqjGVIO [2/3] 「ーー宥さんと憧を殺しちゃったよぉ」 567 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 01 46 25.90 ID nAeqjGVIO [3/3] epilogue ーーKarma 569 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 01 55 56.06 ID 3Z7anAhkO 京太郎「はぁ……!はぁ……!」 京太郎「穏乃……!」 穏乃「どうしよう……私……私……」 穏乃の部屋、何も無い。 穏乃は憧と宥さんを殺したと言っていたのに、一切の跡も無い。 証拠が一切無い。 京太郎「……」 京太郎「どうやって殺した……?」 穏乃「分からない……ひっく」 穏乃「でも、私が殺した……私が殺したのを私はその目で見た」 京太郎「どう言う事だ……!」 「ね?言ったでしょ?」 「穏乃に手を出すのは私じゃない」 「やっぱりこうなったわね」 「しあわせになんか、ぜったいさせない」 京太郎「!!!」 憧の声が聞こえたような…… 穏乃「どうしよう……どうしよう……京太郎ぉ……」 焦燥している、呂律も回っていない、このまま放っておいたら危険、余りにも危険だ。 京太郎「二人で遠い所に行こう」 京太郎「誰も追ってこない所へ」 穏乃「……うん」 572 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 01 49.60 ID eD0nbvhhO 穏乃「ここ……どこ?」 京太郎「お前は気にするなって」 京太郎「自然、綺麗だろ?」 京太郎「俺の地元だ」 穏乃「うん……凄く綺麗……」 穏乃「寝る所とかは……?」 京太郎「ここに山小屋がある。二人が住むにはピッタリだ」 穏乃「あははっ……最高だね」 穏乃「……」 京太郎「……」ギュッ 花が咲き狂う山の中、俺は穏乃を抱き締めた。 必死に、逃さないように。 穏乃「京太郎……ありがとう」 京太郎「ずっと一緒だぞ」 ーーこの日以来、穏乃は人間がする食事を一切取らなくなった。 574 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 08 22.52 ID SYBTTeJrO [1/4] 穏乃「ただいま」ガチャッ 京太郎「……何処に行ってたんだ?」 穏乃「動物と戯れてた」 京太郎「随分と元気だな」 穏乃「うん……どうしてだろう」 京太郎「何も食べてないのにな、おかしいぞ」 穏乃「分からないよ……京太郎の料理好きな筈なのに……食べられない」 京太郎「……先に寝てていいぞ」 穏乃「うん、おやすみ」テクテク 京太郎「……」 一度街まで行った時に拾った新聞。 日付は今日。 内容はおぞましいものだった。 長野県民の連続行方不明事件だ、難解な事件だが一つだけ。 俺だけが分かる事実があった。 行方不明の時刻が丁度、穏乃が遊びに行っている時の時間と被っているのだ。 俺は既に分かっていたが、止められる筈も無かった。 穏乃と共に居たいと言う、俺の業が破滅を呼んでいた。 577 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/20(金) 02 16 00.64 ID SYBTTeJrO [2/4] 穏乃「京太郎……」 穏乃「わたし……可笑しくなっちゃった」 京太郎「知ってる」 穏乃「ごめんね」 穏乃「ねぇ知ってた?」 穏乃「カマキリって……」 京太郎「もうこれ以上言わなくて良い」 俺と穏乃は涙を流していた。 夜の暗い山小屋の中、警察の捜査も本腰に入って来ている。 ここに居られるのも時間の問題だろう。 / `>、 ヘ / \ヘ / ∧ ヽヘ /,イ / / / ∨ | | ∧ ', // / / / ∨ j, | l! } l / ′ ムム / } ト 〈! イ | | { l! | 八' { ' ` | / !| /j /メ ′ | 八 {|! ! | ,r_芋ミ !',r示/ミ' ! / ′ 〉!.〉 乂' ト } ん ;ハ,' / / | /' 〃 、_! 乂_ソ 乂__,ソ,jイ /` } | / ノ l ハ |! ,,,,, ' ,,,,, / ゙ ノ ''! | / / |! ! ∧ ー─, / /'' /j | / // | ヘ ! .、 ゝ - ,イ/ / / ,' | // ,/' ∧ | '> <ノ\/ / / ' r 、 r,_. 〃 ,/ ,r七´ ̄' / ヘ ,r<´/ ,/'' / / / j ! /ノ } / / ! 〈. 〈 /⌒、 / `ヽ、' / { .{/ / / /) ./ / j ィ7`ヽ',Y /,∧,ノ / \ / | / / ,// / / ! { `-/´⌒} \ ヽ ヘ (--`ヽ Y{ / |〈! ノ-{ / / } ,人__ ,,,)〈' ∧ ノ ! ′ .! 乂 / { ゝ イ) / / / 、 \ ヘ ノ l ! `| ゝ- ' ´ ./ 〈 穏乃「……」ニコッ 穏乃「お願い……分かるよね」 ポタッポタッ 木の床にシミができる。 俺はもう……穏乃の為なら身を捧げる事が出来た。 京太郎「最後だ、聞いてやる」 578 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 16 47.61 ID SYBTTeJrO [3/4] 「ーー私を殺して」 580 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 23 43.96 ID SYBTTeJrO [4/4] 京太郎「~~ッ!」 京太郎「どうしてだ!?」 タガが外れた。 感情が爆発する 京太郎「俺を食べるんじゃなかったのか!?」 穏乃「あはは……やっぱり分かってたんだ」 穏乃はばつが悪そうに笑う。 穏乃「……」ギュウッ 俺を抱き締める、体を精一杯密着させているのが分かる。 それから俺の顔を凛と直視して、尚も言い張った。 穏乃「私は最後まで“私”で居たい」 穏乃「だから、お願い京太郎」 穏乃「私がまだ人である内に、私を殺して欲しい」 穏乃「次、会う時は絶対に壊れない」 穏乃「絶対に京太郎を幸せにする」 京太郎「……力抜いてくれ」 穏乃「うん」 京太郎「首、痛いけど……息、苦しいけど……我慢してくれ」 穏乃「うんっ」 京太郎「……」スッ 穏乃「あ、待って」 京太郎「……」 穏乃「大好きだよ京太郎。貴方に会えて良かった」 穏乃「ーーさよなら」 582 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 27 37.18 ID Xfgleg31O [3/3] ググググッ ギュウッ ゴキッ ´ ‐ - ,,` <_ _ _ _ - ― -= 'イ / / ` 、`<--- < ´ < ヽ ヽ _ _ _ _ < ー--- .' ` ∨ \ ` <´ )! . / \ ∨ \ ` -'/ _/ 、 ',  ̄ ー _ / / ,' \ ヽヾ ', / ' ! l、 ヽ、 >-ハ , ヽ ', <__ ノ | l | ヽ ! / | ', ヾ ヽ ヽ _ = ---  ̄ ̄ | .! / ! ヽ ! ', .l } リ 'ゝ-- ''" \ | ', / l ヽハ ,'l リ! / 〃 ヾ、 .! ' / ⌒ \ | y l l! リ ! / !イ彡' '''ヽ |\ \ \ l 7 ' ', / !/ \ \ \ __ \ | l l ', ト/_ 〃 , ノ ./ |__` ー--- ==ミ __ ` 、 | l |! ',ヽ ∧ 彡'' ,,.イ < γ´ _ -  ̄ ヽ l !| ', ヽ ', \ ゝ > ''' < /  ̄ \ , l ヽ \ \ \ ,, -<´ / __ -= \ , > ==-- < ____/ー=  ̄ . ', / ', { > ,, ! 京太郎「……」ナデナデ 京太郎「ァァァァァァーーーアアアアアアアアアァァァァァァ!!!」 俺もーー共にーー 585 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/20(金) 02 43 30.46 ID ZYUKQZGuO [1/5] ピーッザザザーッザザッ 「長野某所山奥の小屋に身元不明の二人の男女を発見」 「片方の女子の遺体は長野連続誘拐殺人事件に関わりがあるものとして捜査、遺体を抱き締めている男子が殺害したと見られます」 「山中の奥から発見された死体の山との関連性も捜査」 --- 「男子の方は死に切れなかったみたい」 「可哀想に」 「女子の方は何にも食べていないみたいね、酷く衰弱していた痕跡があるわ」 「ひどい……衰弱させてから首を絞めて殺すだなんて」 --- 京太郎「……!」 白い天井、ベッド。 ああ……そうか、俺は…… なら、やる事が最後に一つだけある。 京太郎「あ、そこの刑事さん」クスクス 警察「目覚めたか、良かった」 京太郎「ふふっ……」 穏乃……お前は純粋、穢れがない存在なんだ。 京太郎「阿知賀の奴も……長野の奴も……穏乃を殺したのも……」 京太郎「ーー全部俺がやりました」 カンッ 595 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 13 15 02.10 ID dr5hFnaNO ヤンデレとは一体なんだったのか、そればかりが 1を苦しめる いやぁ……それにしても辛いお話でしたね(他人事)投下てる時は苦しくて笑いが止まりませんでした。 穏乃ルートは悪魔共々封印されました 次回穏乃ルート選択時は(土方を使うまでも無く回避してたので)土方使用可能。 現在解放されているのが ゆみルート 穏乃 一 衣 照 淡 怜は封印中 (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜と穏乃はコンマを全回避しました。次回怜か穏乃ルートのピンチ時に使用できます) 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してください) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下9 623 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 14 01 31.86 ID o3P7KQNSO [2/4] ケッ 漫 50 由子 91 洋榎 29 絹恵 85 恭子 8 郁乃 24 ケッ 通学路 京太郎「入学してから結構経ったなぁ」 京太郎「そろそろ全国だ」 俺も雑用頑張らないとな 京太郎「あ、あれは」 0~20 漫 21~40 由子 41~60 洋榎 61~80 絹恵 81~99 恭子 安価下1 627 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 14 18 14.02 ID o3P7KQNSO [4/4] ゾロ目ボーナス! 絹恵 好感度max 依存度 135 絹恵「あ、京太郎君」 京太郎「絹恵さん、全国出場おめでとうございます」 絹恵さん、やけにモジモジしてるな……うん。おもちとか色々凄い事になっております。 絹恵「あのな……」 絹恵「うちな、京太郎君の事が好きなんや」 京太郎「え?」 京太郎「マジですか?」 絹恵「真剣の、真剣。大真面目やで」 京太郎「うーん……」 たわわなおもち……すばらですよ。 1. 拒否 2.喜んで 安価下5 643 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 16 11 35.73 ID xwVIwLjgO [2/5] エピローグ 京太郎「絹恵!待ってくれ!」 絹恵「うるさいわアホ!」 京太郎「謝るから~!」 洋榎「京太郎の奴……次は何をやったんや」 由子「エッチな本を隠し持っていたらしいのよ~」 洋榎「それだけかいっ!?」ビシッ 京太郎「絹恵~絹恵が一番だからー!」 絹恵「……」ピタッ 絹恵「ほんまに……?」 京太郎「うん」 絹恵「んっ……」 京太郎「え……ここで?」 絹恵「んっ……」 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . ヽ , . . . . . . . ./ ̄` . . .\ . . . .ヽ. . . . . i. . ./ . . / \ . . . . . . . . . . . . |. . i. . / \. .|. . . . .| . . .│ |i . |. i | -――| . . . . . . . . | |i.│Ν―- - iИ. . . |. . .i i| |i八| - ィチ灯 |i . . .|. . .i i| |i. .K不灯ミ 〃 ∨)ツ リi . |│ . i i| |i. 〔ト ∨ツ》= -====行!. i|│ . . i| |i 小== , ///|i. .i │ . . i| |i. |八 // 、 , |i. i . .|. . .|八__ノ|i /| |i.i. .个 . /|i i| . |. . 丶. . .厶イ. | |i. . .| . .|> ,_,,.. ´ __|i i . .| . . . . . . . . . ..,ノ |ト--リ. . .i. . j__ノ八|__r< |i | .八. . . . . 乂|/| |\_乂__厶. . j. ./| /⌒} 八 i从. . . . ー=彡. . .,;人 乂. . . . . . . . . ./ [/{{ ∧八_.\. . . . . . . .ブ ァァ--=彡 __....{{____,,∠..__ ̄\ ー=ァァ彡 |. 〈人 }/ /¨¨¨ア不¨¨¨¨¨\ / / く| / У {{__/イ | |\___}} ∨ | / /  ̄/│ |  ̄ ̄´ j/ 丿 恭子「はよキスせえや!」ゲシッ 漫「バカップルやで」 郁乃「はえ~」 京太郎「っ!」 チュッ これからも、幸せにーー 洋榎「めでたしめでたし、やな」 カンッ 651 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 16 30 18.93 ID PYqbW4j2O [4/5] 一旦ここまで、後でまた投下 おめでとう! 穏乃ルートは悪魔共々封印されました 次回穏乃ルート選択時は(土方を使うまでも無く回避してたので)土方使用可能。 現在解放されているのが ゆみルート 穏乃 一 衣 照 淡 怜は封印中 (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜と穏乃はコンマを全回避しました。次回怜か穏乃ルートのピンチ時に使用できます) 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してください) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下9 690 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 23 24 57.72 ID x7gEGk4eO ゾロ目に挟まれるのも怜らしい 怜 17 泉 16 浩子 53 セーラ 90 竜華 9 雅枝 87 名門 千里山の入学式だ! 京太郎「よ~し……麻雀部に入って頑張るぞ」 --- 通学路 京太郎「大阪は慣れないなぁ……」 0~20 怜 21~40 泉 41~60 浩子 61~80 セーラ 81~99 竜華
https://w.atwiki.jp/kyoshura/pages/85.html
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3339.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1345809045/ どこかのドーム 狂『土器☆土器☆デコ割れそう、先輩♂全裸♪テン、鮎入れていい?』 照・咲「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!狂ちゃん、キタ━━━━━━━━ッ!!」 ハギー『ナイン、鮎入れていい?』 衣「透華!透華!今、ハギーがこっちを向いたぞ!!」 透華「えぇ!苦労して、この最前席取ったかいがありましたわ!!」 加持『エイト、鮎入れていい?』 モモ「きゃあぁぁああぁぁぁぁぁぁ!!加持君最高っす!超クールっす!!」 蒲原「ワハハ、モモ落ち着け。みんなモモが見えてないんだから暴れると危ないぞ」 ジュン『フォー、鮎でいい?』 一「いやー、透華達はハギーに夢中だけど、僕はジュンが一番カッコいいと思うんだよねー」 智紀「同感。ワイルドで一番カッコいい」 星羅『スリー愛ゆえに…』 怜「星羅君キタ━━━━━━━━ッ!、ゴホゴホ、うっ叫び過ぎてちょっとしんどいかも」 竜華「怜、星羅君を生で見れて、はしゃぐ気持ちはわからんでもないけど、あんた一応病人なんやからなー」 怜「わ、わかってる。でも今日は、最後までここに居たいんや」 全員『シャーベット☆爽、夢の豚野郎 』 照・咲「イラッシャイ!」 全員『空耳歌おう』 透華・衣「徹子!」 全員『適☆当』 ライブ終了後 照「咲!まさかお前が、うたプリの狂ちゃんの大ファンだったなんて!」 咲「うん!お姉ちゃんこそ!」 照「狂ファンはみんな同士だ!!なんで私達、今までケンカしてたんだろうな・・・」 咲「お姉ちゃん・・・。もう過去の事は水に流そうよ・・・。これから二人で、狂ちゃんを応援して仲直りしようよ!」 照「あぁ、そうだな!よし、早速グッズの購入だ!咲、待ってて。今、道を開けるから」ギュルルルルルル 咲「すごい!人がゴミのように流されてく!よし、私も」ゴッ 衣「相変わらず、あの姉妹はやる事が派手だな」 透華「えぇ。しかも狂ファンだなんて・・・。ハギーファンじゃないならここは他人のフリでございますわ!」 一「あれ?透華と衣?透華達もライブ来てたの?」 智紀「意外な遭遇」 透華「あらあら、一と智紀ではありませんか。二人とも、うたプリのファンだったのですね」 衣「わーい、みんなでハギーのグッズ買いに行こー♪」 一「ハギー?」 透華「えぇ、もちろんうたプリの顔と言えば、ハギー1択。他はおまけでしょうに」 衣「ハギーが一番大人でカッコよくて、衣と透華はすっかりその大人の色気にメロメロなのだー」 一「聞き捨てならないなー。ジュンが一番カッコいいと思うけど?ちょっとヤンチャな男の子って感じが最高だよ」 智紀「同感。この前の写真集のあぐら姿に、キュンキュンを隠せない」 透華「むむむ!」バチバチ 一「むむむ!」バチバチ 怜「グッズ買いたいけど、こんなに人がおったらちょっと大変やなぁ・・・」 竜華「うん。怜に、この人がいっぱいの空間に飛び込ませるのは、ちょっと許可出きひんな」 怜「でも・・・せっかく大阪から来たんやし・・・、星羅君グッズ欲しいな・・・」 蒲原「わははー、話は聞かせて貰った」 モモ「まぁ、聞えちゃったんっすけどね」 竜華「えっ、誰や?」 蒲原「私達は君達を知ってるぞ。北大阪代表の人達だろ?」 竜華「えぇ・・・。私らが千里山女子の人間ですけど」 蒲原「私達も麻雀を打っててね。それで知ってるわけだ」 竜華「なるほど。麻雀打ってはる方やったんですか。今日のライブはお一人で来たんですか?」 蒲原「わははー、やっぱり見えてないよな」 モモ「もー、ここにも一人居るっすよー」 蒲原「とゆーわけだ」 竜華「なるほど、そこに居るモモさんって方の力を借りれば、グッズが簡単に買えるんですね」 モモ「そうっすね。本当はお金払わず持って帰ってくる事も楽勝なんっすけどね。それは犯罪っすからね」 竜華「でも、ホンマに頼んでもいいんですか?」 蒲原「わははー、遠慮しなくてもいいよ。そっちの子、体調悪そうだしなー」 怜「すいません。ぜひ、お願いします」 モモ「ステルスモモの独壇場っすよ。星羅君でいいんっすね?」 怜「はい。一番、カッコ可愛くてお茶目で運動神経もいい、私の星羅君グッズでお願いします」 モモ「・・・一番カッコいいのは、加持君だと思いますけどね!まぁ、ちょっと行って来るっす」 楽屋裏 京太郎「あーーーーーー、今日も疲れたーーーーー!!!!!!」パタパタ ハギヨシ「ふふふ、京太郎君、今日はセンターで頑張っていらっしゃいましたからね」 ハギヨシ「これ、龍門渕に伝わる栄養ドリンク、ドラゴンインストールです。ぜひどうぞ」 セーラ「おっ、ええなー。ハギー、俺にも栄養ドリンクくれやー」 京太郎「おっ、ハギヨシさん、ありがとうございます。セーラは、俺の飲みかけでいいか?」 セーラ「あほ!関節キスやないかい!俺、一応女って事忘れんといてや!」 ゆみ「セーラ。女である事を忘れて欲しくなければ、Tシャツ一枚でウロウロしないでくれ」 純「ははは、俺達が女かー。案外気づかれないもんだな」 ゆみ「同感だ。私など、髪の毛を結んだだけなのに」 セーラ「俺なんか、髪型すら変えてないわ!」 ハギヨシ「しかし、短いもんですね。もうこのユニット結成から、一年も経ちます」 京太郎「えぇ、初のドームでしたけど。何とかなりましたね」 セーラ「そーいや、俺の友達が大阪からわざわざ来てくれたわ。ありがたい事やで、ホンマに」 ハギヨシ「ところで、京太郎君は学校の成績など大丈夫ですか?」 京太郎「いやー、実はかなりヤバいですよ!出席日数もギリギリです」 ゆみ「京太郎、学校はちゃんと卒業しといた方がいいぞ。私も大学にあまり顔を出せてないが、成績は上位をキープしてる」 セーラ「俺なんか麻雀特待生枠やから、成績気にせんでええもんねー。京太郎も、麻雀強くなりやー」 純「おぅ。俺も、麻雀特待生枠狙ってるから、あんまり勉強してないぜ。あっ、今年は清澄に負けないからな!」 京太郎「俺じゃ、麻雀特待生は無理ですよー。あっ、もうこんな時間!帰りの新幹線に間に合わない」 ゆみ「そうか。ハギヨシさんと純と京太郎は長野だったな」 京太郎「えぇ、明日はテストある日ですからね。では、お疲れ様でした」 純「お疲れー。また長野でな」 京太郎「よしメイクも落としたし、学生服に着替えた・・・。これで裏口から」コソコソ 咲「きゃあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!狂ちゃん!狂ちゃん!お姉ちゃん、こっちだよ!!」 照「キュピーン!狂ちゃんセンサーが反応してる!ちっ、雑魚共、そこをどけ!!超電磁タ・ツ・マ・キ」ギュオオオオォォォンンンン 咲「お姉ちゃん、こっちこっち!!着てる物、全部剥がそう!!永久保存だよ!!」 京太郎「わわわわ、や辞めて!人違い!人違いです!!!!!」 咲「あれ?京ちゃん?なんで、こんな所に」 照「お待たせ、咲!って、狂ちゃん居ないじゃん!!」 京太郎「あっ、咲のお姉さん、こんちわっす」ペコリ 照「確か、君は清澄高校の・・・」 京太郎「あっはい。男子部員の須賀です」 咲「なんでこんな所に京ちゃんが居るの!?って言うか、ここから誰か出て来なかった?」 京太郎「俺はバイトしに来たみたいな・・・。ここから誰も、出て来てないと思うぜ」 咲「バイト?わざわざこんな所まで?にしても、私が狂ちゃんの反応を誤るなんて・・・」 咲「うーん、そんなオカルトありえないと思うんだけどなぁ・・・」 京太郎「にしても、咲。お前、明日のテストいいのか?」 咲「え?私?京ちゃんと違って、普段から勉強してるから余裕だよ」ニコッ 京太郎「ぐっ・・・。あーはいはい、そうですねー。そうですよねー」 照「・・・随分、仲良さげだな。おい、君。私の可愛い可愛い妹をたぶらかしてないだろうな?咲は、やらんぞ」 咲「ちちちち、違うよ!お姉ちゃん!!私達、ただの幼馴染だから!!私達、そうゆう関係じゃないから!!」 照「・・・詳しい話は車で聞こう。ちょうど、咲を長野まで送る所だった。須賀君、君も乗りなさい」 京太郎「えっ、いいんですか?では、お言葉に甘えて・・・」 京太郎(咲の家は近所だから、新幹線よりずっと寝てられると思ったが・・・) 京太郎(車の中でずっと咲との関係だのうたプリの狂ちゃんがいかに最高な男性なのかとか) 京太郎(照さんから永遠と根掘り葉掘り探られつつ、語られつつ) 京太郎「正直・・・、ドット疲れた。あっ、もう朝だ」チュンチュン 咲「きょーーーーちゃん!学校行くよーーーー!!!!」 京太郎(そーいや、朝起こしに来る約束してたっけ・・・。咲が、朝から元気とか珍しいな) 京太郎「おい、咲。珍しく朝から元気じゃねーか。いつもは朝、機嫌悪そうな顔で歩いてるのに」 咲「だって、昨日はあの狂ちゃんの歌を生で聞けたんだよ!!そりゃ、元気になるよ!!」 咲「今の私なら、プロ相手でも全員飛ばせる自信あるよ!」ゴッ 京太郎「はぁ、これ以上麻雀強くなってどうするんだよ・・・」 和「咲さん!須賀君!おはようございます!」 咲「和ちゃん!聞いてー聞いてー!」ギュ 和「わわわわ、咲さん//ハイテンションな咲さんもステキです//」テレテレ 咲「でねでね。その時の狂ちゃんが・・・」 和「は、はぁ・・・」 京太郎(流石の和もタジタジだよな。しかし、本人が目の前に居ますよーって言ったら咲はどうなるんだろうな) 京太郎(・・・いかん、俺の貞操が危うい) 京太郎「はぁ・・・、やっとテスト終わったぜー」 咲「お疲れ、京ちゃん。ところで、今日は部活来るよね?」 京太郎「あー今日はドラマの撮・・・じゃなくて、バイトだ。悪い。新部長に行けないって伝えといてくれ」 咲「また?最近、バイトばっかりだね。そんなんじゃ麻雀上手くならないよ?」 京太郎「うーん、それはわかってるんだけどなぁ・・・」 宮永家 照(うひひ、大学サボってまで長野にやって来たのは、実は狂ちゃんのドラマ撮影があるからなのだ) 照(もちろん咲を送ると言う目的も兼ねているが・・・。さて、一日ぶりに携帯を開けてみよう) 照「うわぁ・・・、菫からの着信履歴ばっかり・・・。あとは、ゆみとか・・・」 照「流石に、今週はプロとの親善試合があるから相当怒ってるみたい・・・」 照「・・・」 照「・・・」 照「・・・よし、狂ちゃん一目見たら、ダッシュで帰ろう!」 照「そして、昨日買った狂ちゃんグッズのこのサイン入り生写真を菫に渡せば、流石に許してくれるような、気がせんこともない・・・」ショボン 京太郎「すいません、遅れましたー」 純「お、遅せーぞ。もう撮影始まってるから。とりあえず、衣装に着替えて来い。ちなみに俺はこのドラマで悪役だ」ハァ 京太郎「いやー、純さんなら悪役もきっとカッコよく演じれますって!じゃあ、ちょっくら着替えて来ます」タッタッタ 純「そーいや、アイツ、台本読んだのかな。キスシーンあるんだけど」 いちご「えっ!?本当にするの!?そんなん考慮しとらんよ!!」 純「ちゃちゃのん、お前も台本、読んでなかったのかよー」 照「ティヒヒ、侵入成功と・・・。おっ、メンバーのジュンが居るぞ」 照「あんまり興味ないけど、一応写メ撮っておくか。淡にでも見せてやろう」カシャ 照「そしてジュンと楽しそうに話してるヤツは・・・、あれ?アイツどこかで見た事ないか?」 いちご「そんなん、私にも心の準備が!!」 純「いいじゃん。キスの一つや二つ。麻雀の点棒みたいに減りはしねーから」 いちご「役満振り込んだ時より、びっくりしてるちゅうんじゃ!」 マネージャー「あーだー、こーだー」 いちご「そうですね・・・。台本ちゃんと読まなかった私にも責任が・・・。はい・・・、プロとしての自覚が・・・」 純「心の準備は出来た?」 いちご「うん。私はもうアイドル一年生とかちゃうし・・・。やってみる!」 純「おぅ、ニヤニヤしながら見てるぞー」 いちご「私は、今日、狂君とキスします」ドン!! 照(なななななな、なんだってーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!)グニャア 照(悪夢だし!ひどい悪夢だし!!) 照(どどどどどど、どうするの私、私に何が出来る・・・) 照(長考しよう・・・。とにかく考えろ・・・考えろ、私) 京太郎「すいません。着替えて来ました」 いちご「あっ、うん//ところで、狂君って高校生?」 京太郎「あっはい。いちごさんは去年の夏の大会で見ましたよ。麻雀強いアイドルって珍しいですよね」 いちご「ははは、去年はええ所無かったじゃろ。今年は社会人大会で頑張るよ」 照(くーーーーー、あの女!!私と咲の狂ちゃんと仲良く喋りくさりやがって!!!!!あのド淫乱雌豚が!!!!!) 照「そうか・・・どこかで見た事あると思ったら、あの雌豚、去年私と個人戦で対局した・・・」 照「あいつかーーーーー!!!!!!」 照(なんだあれ!顔もカワイイし、オッパイも大きいし、それにアイドルだって!?そして、狂ちゃんの唇を奪うだなんて) 照「天が許しても私が許せるわけがない」ギリギリ トントン 照「ええーい。私は今、忙しい・・・って咲?」 咲「京ちゃん尾行してたら、たまたまね。そっかー、ここで狂ちゃんのドラマ撮影してたんだね」 照「あぁ・・・、実は」 咲「大丈夫。言わなくても、お姉ちゃんの言いたい事もわかるし、状況も察したよ」 照「うん・・・、で、どうやって妨害しようか悩んでたんだ。私も咲も大会が近くて、不祥事がバレたら大変な事に・・・」 咲「なるほどなるほど。大丈夫、私に任せて」ゴッ 咲「妨害とかそんな甘い事・・・。私達で全てをぶっ壊せばいいんだよ・・・」ニヤッ 照「ぶっ壊すって・・・。私達の顔は、結構有名だよ。すぐバレるよ」 咲「うん、だから変装するの。はい、これお姉ちゃんの変装道具と武器」スッ 照「鉈と・・・、中学生の制服かな」 咲「あっ、ウィッグもね。声はそのまま変えてね」 咲「さて・・・、私はこのツインテールのウィッグ被って、この赤い服を着て・・・」 照「咲のその武器は?」 咲「宝石剣って言うんだよ。殺傷力はあんまり無いけど。こっちにはカン(物理)もあるから大丈夫」 咲「じゃあ、お姉ちゃん、先陣は頼んだよ」 照「わ、わかった」スチャ 監督「はい、キスシーン行ってみよう!」 いちご「・・・//」 京太郎(いやー、役得だなぁー。ファーストキスがまさかアイドルと出来るなんて・・・) 京太郎(って俺もアイドルだった!?ききききき、緊張するなー)カタカタ いちご「・・・はよ//」ボソ 京太郎「えぇーい!南無三!」 照「そこまでだよ!!」 照「狂ちゃんが・・・、キスをするなんて・・・、ウソだっっっっっ!!!!!!!!!!」ドン!! 純「やべー、あの女、刃物持ってるぞ!!おい、みんな逃げろ!!」 咲「ジュン君、ごめんね!貴方は傷つけたくないから・・・ガント!(カン!)」 純「うぷっ・・・。なんだこの悪寒!満月の衣と対局した時のを数百倍濃くしたみたいな・・・。あっ・・・意識が遠のいてく・・・」パタン 咲「よし!無傷で気絶させれた!お姉ちゃん!そこの雌豚、連れて逃げるよ!」 かくして長野県内で話題となった、凶悪事件は未解決のまま幕を閉じだ。 アイドル佐々野いちごは、長野の山奥の古びた雀荘にて、発見された。 いちご「すいません・・・もう役満は勘弁して下さい・・・嶺上開花も勘弁して下さい・・・普通の麻雀打たせて下さい」ブツブツ 精神病院に入院後、このようなうわ言を繰り返し、事情聴取も出来ない状態である。 そして宮永姉妹は、今日も元気にうたプリの狂ちゃんを追っかける 咲「麻雀もうたプリも楽しいよね♪」 カン! 握手会にて セーラ「はぁ、やっぱり京太郎は欠席か」 純「しかたねーよ。あんな事件のあった後じゃ・・・。俺だって気絶して無かったら、女性恐怖症になってるかもしれなかったよ」 ゆみ「確かに無理強いは良くないが・・・」 ハギヨシ「彼はセンターですからね・・・。このまま握手会、ずっと不参加もかなり無理があります」 セーラ「そやなー。船Qが言ってたわ。最近の狂はファンサービス悪いって2ちゃんで評判やって」 京太郎「みなさん!ご心配かけて申し訳ない!」バタン セーラ「おっ、京太郎。握手会来てくれたんかー!」 ゆみ「しかし、大丈夫なのか?女性と握手するのは?」 京太郎「わかりません!」ドン 京太郎「でも・・・、やれる所までやってみようと思いますッッ!!」クワッ ハギヨシ「ふふふ、わかりました。では、いきなり何百人と握手と言うのもいきなりはキツイので、最初は数名の抽選形式にしましょう」 セーラ「いい案かもなー。抽選なら、数人と握手して終わりでも不自然じゃないしな」 ゆみ「同感だ。では、早速抽選サイトを作ろう。おーい、スタッフ手伝ってくれ」 咲「お姉ちゃん、今日は狂ちゃん来てくれるかな?」 照「わからん。あの雌豚にキスされそうになったのが、よっぽどショックだったんだろう」 照「ネットでは女性恐怖症だとか、狂はホモとかそんな事を囁かれているな」 咲「ホモかー。それならノーカンでもいいのにね。きゅふふふ」 照「うむ。男同士ならキスしても不自然じゃないからな」 照「ところで、咲。愛液は塗りたくって来たか?」 咲「もちろんだよー。三日前から、手を洗ってないよー。和ちゃんが発情して困った」ヤレヤレ 照「ほぅ、咲成分がいっぱい含まれてそうだな。体に良さそう。私も(^ω^)ペロペロしたいお」 咲「えー、今はやだよー。まぁ、握手出来なかったら、別にいいけど」 加持「それでは、ここでサプライズだが、狂の握手券の抽選を行う!公式サイトにて、君達の会員カードのナンバーを入れてみてくれ」 「わー、当たった!!」 「く、くやしー!!」 「うははははは、時は来た!!」 加持「よし、では当たった方。前に出てきてくれ」 ジュン「あっ、君は友達のカードだね。会員カードと顔が違うよ」 星羅「うーん、自分、一桁違ってるわー。残念やでー」 咲「う、うぅぅぅぅぅ、お姉ちゃん!」ウルウル 照「くっ!!麻雀牌で抽選なら、何でも引けるのに!!」 照「くーそ!どこの雌豚が、狂の皮膚に触れるんだ!!」ギュルルルルル 星羅(あれ・・・コイツ・・・) 加持「ふむ。どうやら君一人のようだね。おめでとう」 ハギー「せっかくですから、お名前を」 恭子「ああああああ、あのののの、わわわわわ私、末原恭子でしゅ!!コホン、です!」カチコチ 狂(あぁ、去年咲にボロ雑巾みたいにされてた人) 狂「はい、おめでとうございます」ニコニコッ 狂「今、僕は皮膚の炎症を起こしてまして、手袋をつける事をお許し下さい」ニコニコッ 恭子「いいい、イエス!あっ、ちゃう。はい!はい!!」 咲「ねぇ・・・、お姉ちゃん・・・、アイツ・・・」 照「あぁ、あの雌豚にも身に覚えがあるな・・・」 咲「ちっ・・・、まだ壊したりなかったか。テレビ中継あるから、手加減したのが間違いだった」 照「全力で行くか?」 咲「うん。全力で」ゴッ この後、末原恭子の人生において、麻雀の牌に触れる事はただの一度も無かったと言う。 さらにカン! 三尋木「すこやんがさー、オリンピック出るってどうゆう風の吹き回しよ?知らんけど」 すこやん「うーん、ちょっと金メダル取らないとダメな事情が出来てね。この前は銀で終わっちゃったけどね」 三尋木「世界ランク1位は、デイヴィット・ディヴィスの家の者っしょー。勝てるの?知らんけど」 すこやん「絶対に勝つよ。愛は勝つよ。以前の私に足りなかったのは愛だと思うのね」ゴゴゴ テレビ『小鍛治健夜プロは狂太郎君の大ファンだそうです。もし小鍛治健夜プロが金メダルを取って来たら、どうしましょう?』 狂『えー、困ったな(笑)なんでもしますよー(笑)』 テレビ「小鍛治健夜プロ、圧倒的強さで金メダル獲得だーーーーーー!!!!!!!」 すこやん「わーい」キンメダルカジル 2ch「小鍛治の姉貴、強すぎてワロチwwwwwwwwwww」 2ch「あの人、目からビーム出るってホント?」 2ch「もう29かー。最強の麻雀遺伝子の保存はよ」 インタビュー すこやん父「婿探し?えぇ、そろそろ本格的にしないとね」 すこやん父「でも、うちの健夜は日本のひょろいもやしと結婚なんてさせませんよ」 すこやん父「外国人選手がいいですねー。麻雀は心・技・体、全て揃ってる方がいいですからね」 空港 記者「小鍛治健夜プロ、金メダルおめでとうございます!!ずばり、勝因は何でしょうか!」 すこやん「えぇ~と//うたプリの狂太郎君に抱きしめて貰えると思うと、自然に牌が集まって・・・//」テレテレ 記者「お父様は外国人選手と結婚させたいようですが?」 すこやん「嫌です!私は、狂ちゃんみたいなカッコ可愛い男の子が大好きなんです!」プンプン 宮永家、居間 咲「お姉ちゃん・・・、これは全力でギルティだね?」 照「あぁ、金メダリストと言えどもギルティだ」 照「しかし・・・、流石に私達二人がかりでも、ギルティ出来るかな・・・」 咲「未知数だよね。うーん、一応、玄ちゃんでも呼んでドラ置場にしとこうよ」 照「私にもちょっと不利な条件になるんだけどな。まぁ、咲のアシストに徹してもいいけど」 後日 すこやん「あの・・・私・・・、今日、狂ちゃんとの収録の日だから・・・、すぐ飛ばすね。はい天和。」ゴッ 咲「・・・」 照「・・・」 玄「・・・」ブクブク この日、宮永姉妹は人生で初めてギルティ失敗に終わったのだった・・・。 衝撃のラストブリット・カン!